魔女は甦る

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 684
レビュー : 158
  • Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344019829

感想・レビュー・書評

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  • な、何があったんだ!!! という始まり。
    有効なものであったとしても使い方を間違えれば大変なことに。人に対する効果をチェックしてみようと無断で実行してしまうのはどうなのよね〜。
    なんとかしようとしていたのだろうけども……。

  • 真相がわかってから表紙の絵を見直すとぞぞぞぞーっとする。途中で真相がわかって怖くなって、ラストまで読んでも救いがなくて絶望。面白いんだけどね、救いがないから辛い。でも現実にこういうことってありえなくもないのかもって思うとなおさら怖い。ヒッチコック映画の『鳥』みたい。2012/056

  • 「ヒート」と呼ばれる新型麻薬と巨大製薬企業の深い闇に、埼玉県警の渡瀬、槇畑、警察庁の宮條が挑むサスペンスホラー。全体的に残酷描写が多く、陰鬱な印象でした。事件の解決と言うよりは、解明が目的です。家族を殺され麻薬犯罪とその犯罪者を憎悪する宮條は凄味がありました。しかしナチスと組んで人体実験を繰り返してきた製薬企業はまさしく魔女。ヒートが与える影響力にぞっとしました。槇畑と美里が無事助かって欲しい、と最後は祈るような気持ちでした。「カエル男」の古手川刑事も出てきましたが、青二才で、道化でしたね。

  • 期待したほどではなかった…。
    出てきたものが、悪の経典をなんとなく思い出させた。全然似てないんだけど。

  • +++
    埼玉県の長閑な田園地帯で、肉片と骨の屑のようなバラバラ死体が発見された。被害者は現場近くにある製薬会社・スタンバーグ製薬に勤めていた桐生隆。仕事ぶりも勤勉で質素な暮らしを送っていた青年は、なぜ殺されなければならなかったのか?埼玉県警捜査一課・槙畑啓介は捜査を続ける過程で、桐生が開発研究に携わっていた“ヒート”と呼ばれる薬物の存在を知る。それは数ヶ月前、少年達が次々に凶悪事件を起こす原因となった麻薬だった。事件の真相に迫るほど、押し隠してきた槙畑の心の傷がえぐり出されていく。過去の忌まわしい記憶を克服し、槙畑は桐生を葬った犯人に辿り着けるのか。
    +++

    『ヒートアップ』を先に読んでしまったが、それでも充分に恐ろしさに戦慄させられた。国は、都合の悪いことはすべて隠そうとするが、現実にも知らされていないだけで、本当は恐ろしいことがすぐそこに迫っているように思えてきて、心底震える。極近い関係者しか知らない恐怖が、ほかにも多数ありそうで疑心暗鬼に駆られる。本作の事案の場合は、良心とかつての悔恨を原動力に、戦ってくれる警察官の存在で、爆発的に恐怖が広がる危険はいったんは回避されたが続く物語のことを思えば、決して穏やかではいられない。現実社会では、科学者の良心を切に願うのみである。息ができなくなる心地の一冊だった。

  • 渡瀬警部が出てくる〜とワクワクして読んだが、不完全燃焼。スプラッタ感もホラー感も大どんでん返し感も作者の多作品よりも薄く、かなり早い段階でとある犯人が浮き彫りになり、その後のまさかのどんでん返しを期待するも、そのままおしまい。もっとスパイス欲しかった。

  • 怖っ!気持ち悪っ!!
    読み終わったあと、つい叫んでしまった。
    登場人物は、妙に惹かれる人物ばかりだったが、哀しい結末に...

  • ヒートアップを先に読んでしまった失敗は言うまでもない( ̄▽ ̄;)

  • 古手川刑事が捜査一課新人として端役で登場する。
    個人的にはこれが一番で、本筋はあまり好きになれない設定ですね。とはいえ「それでそれで」と一気読みしたんだけどさ。

  • この本の舞台になってる県民としては、
    現実になったら、普通にコワいんですけど……っていう
    読後に残る薄気味悪さが、この小説のツボです。

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著者プロフィール

中山 七里 (なかやま しちり)
1961年生まれ、岐阜県出身。男性。幼少の頃から読書が趣味で、高校時代から執筆を開始。花園大学文学部国文学科在学中に江戸川乱歩賞に応募したこともあった。
就職後は執筆から離れていたが、島田荘司を生で見た体験から執筆活動を再開。2009年、第8回『このミステリーがすごい!』大賞で『さよならドビュッシー』と『災厄の季節』の2作が最終選考にダブルエントリーされ、前者で大賞を獲得して48歳で小説家デビュー。後者も、「読みたい!」との声が続出したため、『連続殺人鬼カエル男』と改題し、2011年に文庫本として出版される事となった。
代表作に『さよならドビュッシー』などの「岬洋介シリーズ」、『贖罪の奏鳴曲』にはじまる「御子柴礼司シリーズ」。多くの作品が映画・テレビドラマ化されている。

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