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本 ・本 (280ページ) / ISBN・EAN: 9784344019867
感想・レビュー・書評
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物凄い暗い。気分が暗黒。
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吉原花魁ものは水戸黄門同様ベタ展開の安心感が求められてるのかなーと思いつつ、時代物ひさしぶりに読んだです
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吉原物でよく書かれる、足抜け・心中物。
だけど、視点は心中の当人たち、お七と平太ではなくて、当人たちを吉原に売った人買いの男・弥平。
彼自身も幼い頃に江戸に売られてき、自身も人買いとなり莫大な富と裏社会の地位を得た。
そんな男の葛藤や、心中後の男女の行く末などを描いていて、これまで読んだことのないような吉原物です。
何か事件が起こるわけじゃない。
足抜け心中が日常にある、闇を内包したじっとりとした江戸の世界を堪能しました。
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