- 本 ・本 (344ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344019959
感想・レビュー・書評
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ミステリ解決の話だと思っていたら、もっと壮大なテーマが控えていて驚愕した。
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東北のY県天堂市に帰省した有馬、幼馴染の高村、成瀬と共に帰郷した場面から始まるストーリー、有馬(千夏)に度々、現れる幼い頃の自分に似た残像、死に顔が意味する事、ひぐらしふる、この作品は小説家を夢見る有馬が描いた作品。
第一章から最終章へと進ん行くと描きかった事とは何かが見えてくる。
ミステリアスな展開に幼馴染の役割は?
面白い作品だが、最終章が何かボヤケてしまっているように思えた。 -
それぞれが独立している話みたいでそうでもなく。おもしろかったです。
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何気ない日常に見せかけて小さなミステリを仕込んでいく。
以前にも読んだはずだが改めて読んでみると、やはりまだつたない感じがして、またそれが良い気もする。
これからブレイクしていくのかわからないが、ファンでいたいと思う。 -
綺麗な文章で読みやすい。
1話1話少し郷愁を誘う謎があり
少し切ない終わり
連作短編らしく最後には大きな謎が残されていて。
全体的に叙情的な文体で詩的な表現が多くて、それがいいのでしょうけど、少しくどく感じる所もありました。
この本のノスタルジックな雰囲気には合ってるけど。 -
最後の展開に鳥肌がたちました。でも、納得。可愛らしい表紙だったので、ほのぼの日常ミステリーかな、と思っていたら全然違いました。疑問になる部分はあったけれど、面白かったです。
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祖母の葬儀のため久しぶりに地元に帰った有馬千夏は幼なじみの相葉成瀬、芥川利緒と再会。高校時代にあった不思議な事件の話を思い出す【ミツメル】他4篇
◆ん-、柘榴パズルが割りと好きな感じで辿ってみたけど、デビュー2作めだからかもしれないけどちょっと謎とき強引で、叙述トリックにすらなってない今まで晒してないことで読者引っ掛けるのは狡いな-。そしてちょっと人間関係ドロドロしそ-だね…いいのかな、これ。という読後感(笑) -
【収録作品】プロローグ/第一章 ミツメル/第二章 素敵な休日/第三章 さかさま世界/第四章 ボーイズ・ライフ/最終章 八月に赤/エピローグ
*最終章の展開がかなり強引な感じがする。 -
読み進めているうちに「あれ?もしかして?」みたいな疑問が生まれて、最後に種明かしがあるという話。
著者プロフィール
彩坂美月の作品





