いつも心にクールギャグを

  • 幻冬舎
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本棚登録 : 46
レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344020047

感想・レビュー・書評

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    https://libipu.iwate-pu.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=330157

  • 震災後の日本をギャグで元気にしようという、デーブの日本愛を感じますね。トイレで少しずつ読みましたが、笑ってしまいました。プッ。失礼しました。/m(_ _)m

  • おかしな自伝かと思って読んだら全然違ってた。デーブさんいい人や。

  •  短文投稿サイト「Twitter」において、東日本大震災の直後、3月13日にある芸人がツイートしたひと言が今でも鮮明に記憶に残っている。エレキコミック・やついいちろうの書き込み。『とんでもなく面白いコントを作ってるよ。とんでもなく面白いからきっとみんな笑顔になるよ!とんでもなく面白いからね!』
     僕が見つけたのがたまたまこのツイートだっただけで、同じような投稿をした芸人はもっとたくさんいたのかも知れない。ただ、余震が頻発し原発が爆発、計画停電の話が出て、多くの被災者が避難先を探していた、被害の全容すら誰も把握しきれていない時期である。そんな混乱の中で書き込まれた56文字の言葉。お笑い芸人なりの精いっぱいの励ましの言葉なのだろうと思った。

     そんな言葉と共に思い出すのはやはり、3月19日付の東京スポーツにおいてビートたけしが語った「こういう時にさ『芸人は被災地に笑いを届けることしかできない』なんて意見もあるけどさ、そういうのは戯言でしかないんだよね。メシがちゃんと食えてさ、ゆっくり眠れる場所があって、初めて人間は心から笑えるんじゃないかな」という言葉。
     確かに寝食もままならない時にお笑いどころじゃない人はたくさんいるだろう。エレキコミックのコント見てる場合じゃねえんだ!って人も多いだろう。
     あまりにも正論だが、しかし僕はたけしがこういう発言をすることに何だか違和感を持ったのだ。お笑い芸人がそれ言っちゃお終いじゃないか。

     震災後、ある芸能人のツイートが注目を集めている。それは“埼玉県出身”“英検3級”“CIAのスパイ”など謎の都市伝説を数多く身にまとう不思議なガイジン、デーブ・スペクター。
     一貫して寒いギャグ(クールギャグ)をつぶやき続けてきた彼だが、震災後もそのスタンスは変わらなかった。しかしそれは政府や東電への辛辣な皮肉に満ち、被災者への気遣いに溢れ、現状を笑い飛ばすものだった。この本はそんな彼のツイートを集めたものだ。

    『地震の被害に遭われた方に、心からお悔やみ申し上げます。いま、被災者を励まし、和ますツイートを一所懸命考えているところです。』(3/12)
     という前置きに始まり、
    『大好きな日本がまた笑顔で溢れる国になるよう、ボクは出来ることは何でもするつもり。ユーモアがあれば、辛い時でも電気を使わずに世の中を明るくすることができるから。』
    『こういう大変な時こそ、みんなで夢を語り合いましょう。夢を持つことにはコストも燃料も一切いらないから。〈以下略〉』(以上3/12)
     と語る。既にさり気なく風刺ジョークが含まれている。その後も、
    『低気圧にお願いです。被災者ではなく、原発を冷やして下さい。ボクも一所懸命、寒さを原子炉に送りますんで』(3/16)
    『揺れました。大丈夫ですかみなさん? もういい加減よしんさい!』(4/7)
    『大阪の人に「夏場の電気は大丈夫?」と聞いたら「送電なあ」と答えられた』(4/24)
     と飛ばしている。3月26日には、
    『この時期の僕のTwitterでプッと噴き出してくれると嬉しいし、イライラしたらアンフォローしても構いません。近々昔見たいに100%クールギャグに戻すつもり。不謹慎なつもりは一切ありません〈以下略〉』
     とつぶやいている。

     いや、冗談でもなんでもなく、この人は凄いことをやってのけていると思う。お笑い芸人でもないこの謎のガイジンが、驚くべき観察眼と分析力で未曾有の災害を笑いに転換していった。なんか世間では「この人を誉めるのはマズイ」という風潮があるけど、実際スゴイ人だと思う。7月24日にTBS系で放送されたTV番組「ホンネ日和」ではやくみつると対談し、日本に対する率直な愛を語っていたっけ。

     震災とは関係ない単なるダジャレも多いし、オチが無いときもある。ともあれ、これら数々の言葉(クールギャグ)に、元気をもらった人も多いという。結局たけしが放棄してしまった「笑いで人々を元気にする」を実践したのはこの不思議な男だった。その意味って何だろう。

    『ウサマ・ビン・ラディンが亡くなりました。アルカイダ(Al-Qaeda)と最初耳にした時、理想郷(Arcadia)とちょっとだけ音が似ているように感じました。でも理想郷はテロでは作れません。暴力の連鎖がなくなることを祈ります。』(5/2)

     この人が鋭いアンテナと冷静な批評眼を持っていることは疑いない。そこにギャグの寒いセンスが絶妙にブレンドされている。
     現在でも、
    『野田政権のホントのネーミング→ド税内閣』(9/6)
    『北海道出身の某経産大臣が出没→釧路失言』(9/10)
     と活発につぶやき続けている。世の中を明るくするために必要なのは140文字足らずの言葉。

    『今日も余震が各所で起こりましたが皆さんは大丈夫でしたか。明日こそ何も起こりませんように、そして誰も怒りませんように。おやすみなさいm(_ _)m』(4/16)

  • 毎日のようにWEBで彼の駄洒落ツィートを読んで楽しんでいるがそれを纏めたもの。既に読んだもの、読み落としていたものも含めて単純に楽しめる。埼玉生まれにしても日本語・地名にやたら詳しいと思っていたがデーブ本人作成の駄洒落だけでなくブレイン作成のものもあるようだ。最近は高田純次のブログ・ツィッタがパワーを失っているようだが負けるなニッポン、で奮起して欲しい。

  • 2011/8/5読了。
    震災後につぶやかれた駄洒落ツイートのコレクション。被災者への暖かい励ましと、体制への痛烈な皮肉と、それからまったくナンセンスなバカバカしさに満ちたギャグの数々。
    駄洒落というのは実はかなり高度な言語遊戯で、それをこれだけ連発できるということは、デーブの日本語力はほとんどネイティブ並みと言っていい。本当に埼玉県上尾市出身なのではないか。

  • 東日本大震災の後、日本を元気づけるためにデーブがつぶやいたギャグの山。
    題名のとおり「寒い」んですけど、被災された方や、しなかった方も癒されたとのこと。

    デーブはアメリカの生番組にノーギャラ!で出演し、
    日本から震災の情報を発信していたそうです。
    昼は日本の番組に出演して、夜はアメリカのメディアに出演の
    一人コンビニ状態だったそうです。

    デーブのこと見直しました。

  •  
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/4344020049
    ── デーブ・スペクター《いつも心にクールギャグを 20110624 幻冬舎》
    http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/search?idst=87518&key=%A5%B9%A5%DA%A5%AF%A5%BF%A1%BC
     
     デーブ vs やく みつる
     タレントたちの「本音」を巡る小さな旅バラエティー。
    ── 《ホンネ日和 20110724 23:30~24:00 TBS》
     
    ── 「ナカハラ名人は、教育テレビで会見すべきだよね」
    http://d.hatena.ne.jp/adlib/19980424
     テープ&デーブ ~ 史上最低のワイドショー ~
     
    (20110724)
     

  • フォロワーじゃないので、
    楽しく読めましたが、

    フォロワーにとってみたら、
    これまで目にしたことのまとめではあるし、

    言ってしまえばTwitterに行けば、
    無料で読めるんじゃね?って思ったりもしますが、

    ま、楽しかったので、オールOK。

    ネタオンリーで行くという姿勢と、
    311後もそれを基本的には貫いたポリシー。

    デーブ、かっこいいぞ。

  • 購入者松木:デーブスペクターさんのtwitterのクールギャクの傑作集
    内容は全く薄い内容ですが、少し寒くなったので温暖化には一役買ったかな?

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