食べない人は病気にならない

著者 :
  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344020153

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  • ・牛乳100gに100mgのカルシウムが入っているのに対してマグネシウムは10mg。
    こう見て取れる様に、牛乳を飲むとカルシウムとマグネシウムのバランスが崩れるということ。

    ・油から出来ている局所ホルモンのプロスタグランジンは炎症の促進と抑制、血液の凝固と溶解、筋肉や血管の収縮と弛緩など体内の環境を一定に保つ作用がある。

    ・白血球は半分以上が腸に集中していて、異物が腸壁から入り込んで全身に到達するのを防ぐ。

    ・脂肪組織には有害物質や老廃物が蓄積しやすく、脂肪が増えるということは病気になりやすくなる。


    ・運動は一酸化窒素を血管の内皮細胞から発生させ、血管を拡張して血行を促進する。
    因みに排気ガスなどに含まれている一酸化窒素は吸い込むと人体に有害な作用を及ぼす。

  • 星四つ。

    以下付箋を貼った場所の抜き書き:

    水野南北は昇る太陽を見ることを勧めていた。

    太陽を見ると松下垂体が刺激を受けメラトニンを分泌する。分泌から14時間後に眠くなる。

    朝こそ黄金の時間帯。眠った間に蓄積されたドーパミンが朝に放出される。

    NHKの調査によると1960年には60%の人が夜10時には寝ていた。2005年にはその数字は24%にまで下がった。

    宮本武蔵の逸話。柳生兵庫介とあったときお互い初対面でも相手を一目置いた。わかる人には相手はわかる。

    断食は哲学の門。

    シャペロンタンパク質の発見。熱ショックによりタンパク質を活性化。熱だけ出なく飢餓的ストレスや、低グルコース、低酸素などによっても活性化し、脳にも影響を与える。

    タンパク質には音楽性がある。

    マッサージでセロトニンが分泌される。

    心を壊す食べ物:乳製品、白砂糖、精製油、食品添加物。

  • ライフスタイルを提唱している本。
    興味深い内容が随所に見受けられた。
    鵜呑みにするのは良くないと思うが日々の生活で参考になる部分は大いにあると思う。

  • 今の時代に必要な内容。
    読むだけでなく、実践したい。

  • 単なる健康本ではなく、人間の一生をいかにしてより良く終えるか、というような壮大なテーマで書かれている。うつぶせ寝や、断食、モーツアルト等々、具体的なアドバイスが多く、いろいろ試してみたくなる。

著者プロフィール

山田豊文(やまだ・とよふみ)
杏林予防医学研究所所長。日本幼児いきいき育成協会(JALNI)会長。
あらゆる方面から細胞の環境を整えれば、誰でも健康に生きていけるという「細胞環境デザイン学」を提唱し、本来あるべき予防医学と治療医学の啓蒙や指導を行う。2013年に「杏林アカデミー」を開校。講座を通じて、細胞環境デザイン学を日本に広めていくための人材育成に力を注いでいる。2018年にはJALNIを始動、2022年に現法人名に変更。子どもの健全な育成を目的としたさまざまな活動を全国各地で展開している。
主な著書に『細胞から元気になる食事』(新潮社)、『病気がイヤなら「油」を変えなさい!』(河出書房新社)、『脳と体が若くなる断食力』(青春出版社)など。

「2022年 『脳に効く!「聞こえない音」と「見えない光」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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