- Amazon.co.jp ・本 (509ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344020245
感想・レビュー・書評
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私たちは誰もが『小さな父…リトル・ピープル』である。
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内容が極めて男性的です。
父を大きなテーマにして書かれているので、それは必然的なのかなと感じました。
男性的すぎて、女性である私は入り込む余地がないような感覚に陥りました。いい本ではない、という意味ではなく、私には合わない、という意味で★2つです。
村上春樹氏にもヒーローにも興味がないため、言ってることはわかっても、響きませんでした。ただ、村上春樹氏がなぜか合わない私は、その答えがわかりませんでしたが、本書を通してその意味がわかりました。(ノルウェーの森など、何度かチャレンジして全て吐き気がしたのですが、その理由がわかりました。)それは大きな収穫だったと思います。 -
村上春樹の小説と現代の潮流を比較検討していく構成。
1章はまだ面白かったけど、だんだん設定に無理があるんじゃないかと思い、最後の方は拾い読みして終了。 -
図書館361.5. ウリ
ジャパニーズポップカルチャー
村上春樹とアニメ、特撮テレビ
を世相を元に分析している。 -
一気読みできなかったせいもあるかもしれないけど,それは延々と続く仮面ライダー話についていけなくなったからであって,とか。要は,リトルピープル=拡張現実の時代なんだよね?この1点を主張するための論証長すぎじゃないかね。『ゼロ年代』にない新しいこと何か言ってるのかなぁ。
拡張現実に外部はなくて,内部に潜ることで,ハッキング的に世界を変える。う~ん,正直,概念を把握できません。消化不良なだけ?でも再度精読するだけのものはないような気がするなぁ。
ちょっと前評判が高すぎてハードル上がってるのかもしれない。でも,最近もたまたま新聞で見かけた書評がベタ褒めだったりして,評者のおじさん(誰だか忘れたけど)ホントに読んで理解してるのかね。