- Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344020269
感想・レビュー・書評
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「罪を憎んで人を憎まず」なのかな?待っていてくれる人がいる人は強くなれるんだ・・って感じですかね。
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( ᵒ̴̶̷̥́ ·̫ ᵒ̴̶̷̣̥̀ )
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季節感、背景描写が素敵ですごく綺麗な絵が浮かぶ
美術品をたくさん観てきた人やからなんかな
やっぱこの人の作品好き
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マグダラのマリアって、キリスト教に明るくない私でも、教会に飾られたステンドグラスのキリスト殉教のストーリーなどで名前を知っている。読んでいるうちに、マグロと鱈の掛け合わせのような海魚マグダラとか、シモンにマルコ、ヨハネと、語呂合わせの名前が目白押しでクスッと笑ってしまう。が、そんな設定の無理矢理さを差し引いても、生きることと向き合う者たちの優しさが心に沁みる話だった。原田さんの話には、辛く悲しい過去に満ちているけれど悪い人が出てこないなあと気づく。そして和食を作って大切に食べてみたくなる。
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傷を負った人々が寄り添って心を癒す場所。現実にもそんな所があればいいな。読後は美味しい魚定食が食べたくなる。
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2020年6月23日
苦しみを抱えて生きる人がこんなにいるとは。食べてみたい料理がたくさん。
弱った心に寄り添う人たち、詮索しない優しさが私にも心地よい。
題名はともかく、与羽とか、丸孤とかつくり過ぎが興醒め。聖書に因むにしても、やり過ぎだよ。
奇跡の人のケラー家もあんも、そうだった。
マハさんの遊びとは思うけど、あんまり好きではない。
名前はともかく、内容も展開もさすがのマハさん。ぐいぐい読めるのが嬉しい。涙するところもあり、楽しい読書でした。 -
キリスト教的世界観と対比させながら読むとおもしろいなと思いました。料理の描写がとても美味しそうです。ラストは皆、救われて良かったです。爽やかな小説で好きです。
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まあまあかな。どん詰まりの人間交差点。愛と赦し、最終的に在るべき所に帰ってく。あと、名前に複雑な仕掛けがあるわけでは無かった。
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誰も悪くない。
けど、自分のせい。後悔してもどうにもならないことってあるんだろうね。