知りたくないけれど、知っておかねばならない原発の真実

  • 幻冬舎 (2011年9月7日発売)
3.15
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Amazon.co.jp ・本 (204ページ) / ISBN・EAN: 9784344020542

感想・レビュー・書評

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  • 2011.3.11に「世界は変わった」という言葉の意味が改めて実感をもって伝わってきた。
    すでに何冊も矢継ぎ早に本で原発問題を訴え続けている小出氏だが、情報をもとにしてどんどん分かってくる、「フクシマ」の真実。
    津波によってではなく、すでに震災直後にメルトダウンしていたという衝撃の真実。
    原発が、「クリーンで低コストのエネルギー」どころか、完全に高いリスクを負った人間の手に負えない代物。その「リスク」は、今完全に「デンジャー」となって私たちの前に襲いかかっている。
    原子力を取り巻く利権の問題。
    「異端」の助教、小出氏はその危険性を40年前から指摘し続けてきた、そして、今回の震災時でも、原発についての正しい認識を唯一と言ってもいいほどしていたのである。
    他の本と比較して読むと、若干ペシミスティックな論調ではあるが。
    Q&A形式の本となって完成しているが、まさに地震直後の3.14の時の収録が収められており、小出氏の原発のリスクの先見性を見た想いであった。
    しかし、それは小出氏、原子力研究者に関わる者にとっては完全な「敗北」だったという。

  • 資料番号:011512985
    請求記号:543.5/コ

  • 失敗はする 成功につなげろ 嘘隠さずぶつかれ国民を試せ 日本人ならできるのではないか

  • 現実の受け入れ!!!!!

  • 科学者は事実に基づいた話を一般の方々に訴えるのが使命なのではないか.
    感情論で書いた文章を助教の肩書きで出すこの人は科学者ではない.

  • もう地球は汚染されていたし 追い討ちをかけるようにさらに汚染されたんだなと実感させてくれる
    内部被爆は評価しにくいこともわかった
    たいぶすっきりしたがまだ 疑問もたくさんある
    今後もう元には戻らないという現実を受け止めるのが
    つらい
    今まで放置していた行政の人や推進した人に罪はないのか?
    そういった人間を処罰し保障させ なければ
    ここは本当に法治国家なのだろうか

  • 小出さんがラジオ番組で行った質疑応答集。YouTubeや講演会で見ることのできた小出さんの意見がテーマごとにまとめられています。
    2012年の今読み返すと、メルトダウンも、放射性物質の悲惨も、食物汚染も、そのほぼすべてが現実になってしまいました。

    「我々はもう、セシウムから完全に解放されることはないのです。これから100年という単位ではありません。今後、セシウムに汚染されたものを私たちは摂取し続ける以外、もう選択肢はありません」

  • 京大助教の小出先生による3.11後でのラジオ番組の回答をベースにした本。
    この原発や放射能の問題についてはネットでも虚実ないまぜで情報が飛び交ってますが、小出先生は一貫して原発は危険、放射能は少しでも危険というスタンス。

    これに対抗するかのように少しなら大丈夫、微量でなら自然かいふするなどの説による人もいます。こういう人からみると小出先生はとんでも系に分類されるようだがその言をみて違うと思いました。

    小出先生は少しでもリスクを持つのだから子供を守れ、大人はしょうがないからリスクを飲み込め、感情も含めて人間ということを理解しており、絶対的な安全など組み込めないというスタンスから原発に反対しているしごくまっとうな主張であった。

    次は別のスタンスの本を読みたいですね。

  • 小出 裕章 (著)
    放射能被曝に「安全な基準値」などなく、原発から出るゴミは100万年消えない!
    良心の学者が訴え続けた恐るべき真実とは?
    ベストセラー『原発のウソ』で世論に衝撃を与えた著者の最新提言!!
    3・11から、世界は変わった。もう以前と変わらない日常を取り戻すことは、できなくなった。日本人のすべての大人には、原子力をここまで許したきた責任がある。政府や電力会社の安全説明に騙されたということでもあるが、騙された人には騙された責任がある。しかし、子どもには少なくとも、今の原子力発電を許したという責任はない。そして、放射線に対しても大人よりはるかに敏感だ。だから、子どもをいかに守るかというシステムを早急に作らなければならない。政府が発表するウソを信じて「安全な基準値」などと安心していると、子どもたちを、私たちの未来を守ることはできない。原子力を許してきた代償として、現在一体何が起きていて、これから何が起ころうとしているのか?100万年消えない原発の核廃棄物、食べ物からの被曝……。MBSラジオ「たね蒔きジャーナル」から生まれた、誰もが本当は目を背けたいが、受け入れるしかない原発の真実を説く、著者の最新提言!

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著者プロフィール

1949年、東京生まれ。工学者(原子核工学)。元京都大学原子炉実験所助教。
1968年、原子力の平和利用に夢を抱いて、東北大学工学部原子核工学科に入学。 1970年、女川原子力発電所(宮城県)建設反対の集会に参加したことをきっかけに、原発をやめ させるために原子力の研究を続けることを決意。原子炉実験所に勤務しながら、原発反 対の立場から、さまざまな提言、提案を行い続ける。専門は放射線計測、原子力安全。
2015年3月、京都大学原子炉実験所を定年退職し、長野県松本に移住。太陽エネルギーを 活用する暮らしを実践中。
今も原発や憲法についての講演に、全国に足を運ぶ。
主な著書に、『原発はいらない』『この国は原発事故から何を学んだのか』(いずれも幻冬舎 ルネッサンス新書)、『原発と戦争を推し進める愚かな国、日本』『原発事故は終わっていない』(いずれも毎日新聞出版)、『「最悪」の核施設 六ヶ所再処理工場』(共著 集英社新書)などがある。

「2024年 『地震列島の原発がこの国を滅ぼす』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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