- Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344020566
作品紹介・あらすじ
このあやふやな世界を生きてゆくのだ。大好きな人の声を、忘れたくない風景を、何度も脳に刻み、体にしみこませる。ふとんの中から紡ぐ36編。
感想・レビュー・書評
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最高の本。マイバイブル
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見てみたい映画や本がありました。メモメモ。
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映画のこと、本のこと、音楽のこと。
高山さんの「好き」をじっくり読むことができた。
ふとん、いいよねぇ。私も大好き。
ふとんに潜り込んで、好きなことを語りたい気分になる。 -
料理家で執筆家でもある高山なおみさんのシネマ(プラス音楽、プラス本、そして料理)エッセイ。
高山さんのことはなんとなく「おしゃれな感じの料理家」というぼんやりとしたイメージしかなかったのだけど、本屋さんで見つけて気になってぱらぱらと捲ってみたら、その透明感のある文章や瑞々しい感性に一気に惹かれてしまった。
夜な夜なふとんの中で観る映画や、日々読む本や聴く音楽は生活の一部で、それは自分から切り離すことは出来ない。
その一部になっているものを、生活風景とともに切り取り、少し長かったり短かったりする文章にしている。
切なかったり、少し痛かったりするところもある。
夫や娘とのエピソード、友だちとのこと、仕事のこと。日常的なそういうことの中に、時々ふわふわとしたフィクションのようなものが挟み込まれていたりして。
この映画観てみようかな、と、紹介されている映画のほとんどをそう思ってしまった。
あと本もいくつか読みたいのがあったし、もうすでに読んだことがあるものもあった。(吉本ばななさんの王国シリーズとか)
料理本もだけど、まだ他にもエッセイがあるみたいなので、読んでみようと思っている。 -
初めて読んだ高山なおみさんのエッセイ。料理家としてしか知らなかったけれど、詩的な文章を書かれる方という印象を受けた。この世はわからないということ、時々それを思い知ってここからなくなってしまいたくなること、なのにちょっとした平和なものに癒され途方もない安心感に包まれる瞬間があること。とてもシンプルだけど的確な表現で、上手く表せないだけで同じ様な事を感じていた自分の気持ちを再認識した。
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ゆったりと、時間が流れてゆく。
この素敵な文章を書く人が、私の好きな人やものについて“良い”という。
好きな人が自分の好きなものを好き、というのは、とても嬉しいことだと思った。
こんな風に素朴に丁寧に、毎日を味わえたらいい。 -
昔「てれびくん」という漫画があった。男の子が、テレビを見すぎて、テレビに吸い込まれてしまうのだ(確か)。
そんな漫画を読んだせいかどうか、私はテレビが嫌いだ。自分1人だったらまず見ないし、一人暮らしだったらテレビを持たないんではないか、と思う(現に一人で暮らしていた頃、テレビのない時期が相当長いことあった)。
だから、「うちのテレビは押し入れに収まっていて、見たいときだけ襖を開けて見る方式」に拍手喝采だ。
私は、家の者たちがつけるのは仕方ないと諦めているけれど、出来ることなら、その押し入れ方式に賛成だ。
そうなんだ、「誰も知らない」を見ていると、放っておかれてもひもじい思いをしても、やっぱり子どもは家族が好きなんだなあ、と、じんじんしてくる。”ひどい話”なのに、忘れられない映画。
「マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ」も大好きだ。
レシピは少しだけ。
ごはんをおいしく食べられたら、それは安定した、穏やかな平和な生活。 -
レビューというのは、他人が読んで、見てみたいと思わないといけない。
今まで批判的なレビューばっかり書いてきたことを反省。
紹介されてる映画、本、音楽を手に取ってみたくなります。
今、覚えてるのは映画「誰も知らない」のどん兵衛のくだりだけですが…おなかすいたな。-
コメントありがとうごさいました!
高山さんのエッセイは
独特な感性があって、
あったかくて、
読んでて
落ち着きますよね(...
コメントありがとうごさいました!
高山さんのエッセイは
独特な感性があって、
あったかくて、
読んでて
落ち着きますよね(^O^)
俺もレビューは
なるべく良かった点を
くわしく書くように心がけてます。
けどなかなか難しいですよね(笑)
また面白い本あったら
教えてください(*^o^*)
よろしくです♪
2012/02/03
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