北海道室蘭市本町一丁目四十六番地

著者 :
  • 幻冬舎
3.76
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本棚登録 : 165
感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344020603

作品紹介・あらすじ

どんな貧乏も失敗も、親父が話すと幸せになる。俳優・安田顕(TEAM NACS)の故郷、室蘭。心揺さぶる家族愛エッセイ。

感想・レビュー・書評

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  • 心に残ったこと3つ。
    ・酒はほどほどに、浴びるほど飲め
    ・自殺する前にアマゾンに行こう
    ・いただきますとごちそうさまはちゃんと言う

  • 蟇。鮟吶&縺ィ豼?縺励&繧剃スオ縺帶戟縺、螳臥伐縺輔s縺ァ縺吶′縲√◎縺ョ蟇。鮟吶〒隱槭i縺ェ縺?Κ蛻?r縺ゅ∴縺ヲ隱槭▲縺ヲ縺上l縺ヲ縺?k繧医≧縺ェ譛ャ縲ゅ≠縺溘◆縺九>譁?ォ?縲ゅ@縺九@縺薙?隕ェ縺ォ縺励※縺薙?蟄舌≠繧学w

  • 安田さんの主にお父さんに関するエッセイ。
    なんだけど、娘さんとの手紙のとこで泣いてしまった。
    パピルスは読んでなかったので本になってくれてうれしい。

  • 2015 6/17

  • 借本。
    ネタバレになるのでいいませんが、懐かしい表現に笑ってしまいました。
    その表現を、ん十年ぶりにみたので、腹かかえて笑いました。
     文章も著者ならではで、これまた面白く暖かい。
    あの著者の雰囲気が大好きで堪らないファンにはオススメ。

  • 安田さんのお父さんのことを綴ったエッセイ集。
    これをもとにした安田さん主演の一人舞台「港町13番勝負 安田顕ひとり語り~おもだって、僕の父親の話です。」も観に行きました。
    ほんとなかなか変わったおもしろいお父さんで。
    舞台で安田さんは「今ゲラゲラ笑ってっけど、ひとの父親ですからね!自分の父親だと思ったらほんと笑ってられませんよ!」って言ってました。
    炭鉱の町「室蘭」で働き、苦労も多かったろうに、全然辛かったとか嫌だったとかいうエピソードがないんですよね。
    どんなに大変な時期もなんとかなるさって笑って過ごされてきたんだろうなって思うと尊敬します。
    あと安田さんのお父さんへの愛情も感じました。

  • 俳優の安田顕は父の病をきっかけに、子供の頃から断片的に聴いてきた父の昔話をもっと掘り下げて聴きたいと、2ヶ月に一度電話をかけるようになる。
    本書はその電話で聴いた父の昔話と、息子視点からの当時の記憶、そして自身の妻や娘への思いを綴ったエッセイである。
    生活の厳しいなかでも、クラシックを愛し、お酒を(いささか度を超えるほど)好み、家族を守り、「お前達(妻と息子二人)を幸せにしなきゃいけない」という思いを貫いて生きてきた父。息子は自分の娘への思いと重ね合わせ、父の生きざまをより一層深く理解していく。
    単にあの頃はよかった、と過去にひたる懐古的な作品ではない。父も息子もこれからをどう生きていくのか、真剣に考えていることが言葉の端々から伝わる。
    父は息子にすべてを語ったわけではない。母と出会うきっかけとなったある活動からなぜ突然身を引いてしまったのか。口を濁す父の真意は息子にも分からないが、「父と母がそこで青春を過ごし、友と出会い、兄と私が生まれたということだけが、私にとっては大切な事実」と言い切る。(息子がそう捉えてくれたことが嬉しかったと父は巻末対談で語っている)なにがあったにせよ、今こうして自分があるということへの真摯な感謝が綴られている。
    家族が幸せに生きるということをぶれずに実践していく姿は父から息子へと確実に受け継がれているのだ。
    「水曜どうでしょう」ファンの私は、役者としての安田さんの作品をほとんど見たことがない。こんなふうに愛や幸せを細やかに受け止められる人は、どんなふうに役を受け止め、演じているのだろうか。舞台作品をぜひ見てみたい。

  • 面白かったです。
    ただ…私、彼と同じ室蘭出身で…中学・高校が同窓生…。
    私の方が、4歳ほど年上みたいですが…。

  • 大好きな安田さんのエッセイ。
    安田さんの事より主に安田さんの
    お父さんの話。
    ただ、そのお父さんの話を通して
    安田さんの思い出とか家族への想いとか
    にじみ出ていて良かった。

  • 書名に惹かれて購入したものの、予想以上に「個人的な思い出話」一辺倒で、著者を嫌いじゃないけど大ファンって程でもないという中途半端な私なんかが読んでいい本じゃなかった、と後悔。

    普段は実家に連絡なんかしないんだけど、雑誌にエッセイ連載するからネタ探しに父親に電話するようになった。とか言わなくてもいいのに。それともその正直さが魅力なんでしょうか。
    「親父、ちょっと俺に手紙書いてみてくんない?」と電話でお願いした上で送られてきたメールに返事出して……って、なーんかあざとくないですか。あ、演出ですか。すみません。

    ブックオフ行く前に一応登録。

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