- Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344020887
作品紹介・あらすじ
モテブーム、純愛ブーム、スローライフ、ハンカチ王子、KY、モンスターペアレント、萌えブームなど、世の中を盛り上げた社会現象。それらをテーマとして、実地に歩き、体験し、話を聞いて、写真を撮り、文章にまとめ、エッセンスとして漫画に昇華した一冊。
感想・レビュー・書評
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今となっては、なんで私は辛酸なめ子さんの本を読んでみようと
思ったか忘れてしまったのですが、とにかくかなり前に図書館で
予約していたものです。
この方の絵は、あまり私の好みではないのですが、
それでもそんな絵のことなど関係なく、「ああ、そうそう」
「わかるわかる~」「いるよね、こういう人」と共感しながら
読みました。
中でも特におもしろかったのは、スローライフ、○○王子、
モンスター問題、グリム童話のこと(ミソサザイとかつぼでした)
などなどでしょうか。
この本、2011年に出版されたもの。
今はまだ2012年だから話題についていけるけど、
あと数年後に読んだら、「古~」と思ったかもな。
今読めてよかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
これまで読んだ辛酸なめ子先生の著書の中で最も秀逸。
エッセイのまとめ本等は、ジャンクフードで満腹感みたいなのを感じないでもなかったが、これは、1冊まるまるはずれなし!といって、万人に受ける本かどうかは不明だが、「辛酸なめ子、って気になるわね」という方には、一押しの1冊!!
で、初出は「わしズム」だったのだが、一度も手にしたことすらないし、その上、出版社の変更が続いているけれど、機会があれば、ぜひ入手してみたいと思う。 -
取り上げるテーマは、萌えブーム、純愛ブーム、スローライフ、○○王子、KY、モンスターペアレントなど…。著者は実地を歩き、体験し、話を聞いていきます。それを4ページのエッセイとヘタウマなマンガで「分析」します。「妄想」を最大限に発揮して話題の社会現象やブームを読み解きます。独自の視点で描いたマンガは辛辣でおもしろさバツグン!とくに「スローライフ」の行きつく先には大笑いします。だいたいペンネームからして変!
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爆笑でした、すごく面白いです!
モテブーム、純愛ブーム、スローライフ、ハンカチ王子、KYモンスターペアレント、萌えブーム…などの近年の社会現象がエッセイと漫画で描かれています。なめ子さん独特のユーモラスな見解と漫画が始終笑いのツボを刺激しまくります。
読後は面白いだけで終わらずに、世の中の滑稽さ、はかなさ、つまりは諸行無常を感じることが出来て深いです。笑いながら社会現象について考察できるなんて一石二鳥ですよね?
あらためて思ったことは、日本人ってほんと、なんでもブームに乗せられやすいよなぁー、ってことです。
特に最後の「萌えトレ」は傑作ぞろい。
「神に萌えられる人間になると成功するけれど恋愛はムリ」っていうのがやけに印象に残りました。
私にはボーイズラブは理解できないです。BL好きな方を否定するのではないです。ただ私には萌えづらい、いや萌えられない要素なのです…。 -
面白かった。
名前は知っていたが かわいらしい女の人だとは、名前からも文からも想像できなかった。
なんだろう。こういう物の考え方もあるんだと知った。 -
真面目なのか不真面目なのか、わからないけど
頭の回転の速さ、情報収集能力の高さに脱帽だ。
このマンガを読んでいるというのは好きな人には
言いたくないが。
いや、このユーモアがわかる人を好きになればいい。
そう思わせてくれる説得力が彼女にはある。
マンネリ化しないよう、常にフレッシュな話題を
仕入れてほしい。 -
【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/57034 -
流行言葉から世相を読み取る。思わずそうだよなっと気づかせるものが多い。セクハラ脳とか萌えなどは、思わず笑える。
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うすっぺらい。