煩悩短編小説

  • 幻冬舎
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本棚登録 : 79
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344020948

作品紹介・あらすじ

108字×108篇の大宇宙。究極のショートショート。

感想・レビュー・書評

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  • あんまりノリきれなかった~。
    残念です。

  • 短い文だがオチがしっかりついていて楽しい。せきしろ氏とバッファロー吾郎A氏のクオリティは高いが、僅かに差があると思う。せきしろ氏の文にはどこか品がある。

  • 1ページ完結の物なので、机の横に置いて気が向いたら適当なページを開いて読む。と言う使い方をしている。

  • お気に入り↓
    白球、ギターソロ、アンコール、仁王立ち、○×、パン、冬に咲く花、切ない片想い、正解、長靴、アート(落書き)、道順、ナンチャンを探せ、黒板消し、ミス、龍の姿、影、いなくなる

  • せきしろの方だけ読んだ

  • せきしろ×バッファロー吾郎Aの短編小説集
    それぞれが108字だから、掌編という方がハマるか。
    いくつか”イイの”があった。
    全体的には少し薄味か。

  • 108文字で完結される小説が108編。

    少なからずダイナマイト関西(お笑いイベント)のノリでもあるが、このように活字のみだと、大喜利とはまた違った密室的な趣き深さがある。

    どんなものかは、短いので、実際にいくつか紹介したほうが早いだろう。

    『仕返し』
    上司が毎日理不尽に怒る。耐えられなくなった私は仕返しを試みる。タイムマシンを発明し、大昔へと行って哺乳類の祖先である生物を捕まえてくる。過去に干渉したことで歴史が変わり、上司が生まれてこなくなる可能性に賭けるのだ!

    『野球の父』
    「野球をしたいがどうすれば良いのか」と悩む人に「こうすればいい」とアドバイスする男がいた。「これがセーフで、これはアウト」と懇切丁寧に教え、野球の普及に務めた。この男がモデルとなったのが、野球拳の歌である。

    こんなものばかり108編の作品が収録されている。

    とくに、せきしろ氏の才能は冴え渡っており、他に類を見ない。

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著者プロフィール

作家、俳人。1970年、北海道生まれ。A型。北海道北見北斗高校卒。主な著書に『去年ルノアールで』『海辺の週刊大衆』『1990年、何もないと思っていた私にハガキがあった』『たとえる技術』『その落とし物は誰かの形見かもしれない』など。また、又吉直樹との共著に『カキフライが無いなら来なかった』『まさかジープで来るとは』『蕎麦湯が来ない』などがある。

「2022年 『放哉の本を読まずに孤独』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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