もういちど生まれる

著者 :
  • 幻冬舎
3.60
  • (121)
  • (283)
  • (276)
  • (55)
  • (11)
本棚登録 : 2012
感想 : 329
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344021051

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 大学生5人が主人公の青春ショートストーリー。若さゆえの悩みが描かれてる。著者「朝井リョウ」らしい物語なのかもしれないけど、もうちょっと山場がほしいかなぁと思った。
    でも、青春っていいな。

  • 青春小説だ。驚きとかはない。この中で「もういちど生まれる」が一番、自分の昔に近いかなー。
    でもよむなら、自分とは違うもの、読んだほうが楽しめるかも。

  • 次々に人がつながっていくのがおもしろい

    誰もが悩み苦しんでいて、でもどこか納得いかない自分に腹が立っていて、大人から見たら「生ぬるい」「じれったい」かもしれないけど、これが今の学生のリアルだと思う。

  • フレッシュにゃ
    読んでて気持ちいいにゃ

    サラサラ
    風を感じるにゃ

  • 大学生

  • 本のタイトルに選んだ短編より、その前後の短編のほうにグッとくる部分が多かった。5つの短編なのに登場人物は重複していて面白い。

  • ずきずきわくわくって感じの心の中になる。

    楽しすぎる瞬間は、真っただ中にいると
    なぜだか泣きたい気持ちになる。
    両手では抱えきれないこの幸福は、
    早く過ぎてしまって思い出になって
    ほしいと思う。

    この文章やばい〜

  • もうすっかり忘れてしまったのが、なぜか再読。
    え?こんなんだっけ?
    一行目から、「どっちでもいいじゃん・・・」と思ってしまう。
    年取ると、どーでもよくなる話の数々。
    一度も生まれないで死んでいく人もたくさんいます。
    こんなにキレイでも、甘酸っぱくもありません。

  • この作者の世界ですね。

  • 言葉の使い方がすばらしい。キラキラ光る比喩や、鋭利な刃物のような感性が、決して押しつけでなく文章全体を彩る。
    描き出されるのは青春群像(←古い言葉だな)。
    若い時特有の痛みや喜びがすくいとられていて、そこから遠く隔たってしまっている身にも、いや、遠く隔たってしまったからこそ、その切なさがしみわたる。

    ひとつだけ残念だったのは、タイトルにもなった「もういちど生まれる」で、顔が似ていないからこそ苦しんでいたはずなのに、撮影現場に行ってスタッフの大半をごまかせたこと。……普通、「誰ですかあなた」ってなるでしょ。だからこそ苦しんでいたわけだし。そんな重大な瑕疵を見逃した編集者が悪い。まさか気がつかなかったはずはないし。いや、売れっ子作家だから言い出せなかったのか? それは先々のためによくないと思うよ。ま、いいけど、本タイトルに選んだのはミスったね。

全329件中 81 - 90件を表示

著者プロフィール

1989年岐阜県生まれ。2009年『桐島、部活やめるってよ』で、「小説すばる新人賞」を受賞し、デビュー。11年『チア男子!!』で、高校生が選ぶ「天竜文学賞」を受賞。13年『何者』で「直木賞」、14年『世界地図の下書き』で「坪田譲治文学賞」を受賞する。その他著書に、『どうしても生きてる』『死にがいを求めて生きているの』『スター』『正欲』等がある。

朝井リョウの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×