けむたい後輩

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 1037
レビュー : 184
  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344021396

感想・レビュー・書評

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  • 本屋で啖呵をきる美里がいいね
    メインのふたりは何じゃかんじゃやってたけど美里がいい

  • 近づきたい、という気持ちがこんなに人を成長させる❓
    真実子は本当に無自覚なんだろうか…と考え始めたら怖くなりました。

  • 29.04.15

  • 柚木麻子はほんと凄い。うまい。『終点のあの子』でも感じたけど、女子のエグイ部分を書き出すのがうますぎる。周囲が大人になっていく中、大人になれないまま取り残されていく栞子のどうしようもなさとか、何をやっても才能を現わしてしまう世間知らずの栞子の崇拝者真実子。美人で向上心が高く栞子を毛嫌いする真実子の親友美里。どの女も本当によく書けている。実は一番いらっとするのは真実子の気もする。最後の真実子の一言には彼女の精神面での大きな成長を感じる。2012/667

  • 最近はまっている作家の1人です。
    女同志の心理描写がリアルで面白い。
    真実子は稀有な存在ですが栞子のような女は結構周りにいそうな感じで苦手かな
    最後に真実子と栞子の立場が逆転するところが痛快でなんだかスッキリしました。

  • はー、若い女性ってこんな感じよね。
    あ、子育て真っ最中のオバさんになってもこんな感じか。
    「人とは違うのよわたしは」と見栄をはり、誰かがちやほやされるとそれを陥れる黒い心も持っていて、でも誰かに認めてもらいたくて・・・

    人のいやーな部分をたくさん突きつけられて、読んでいてちょっと疲れました。登場人物、すべてイタい人たちです。

  • 心情の描写がすごい。嫌な女だった栞子に次第に感情移入をしてしまった。

  • お嬢様女子大を舞台にした青春物語。

    主人公の真実子と先輩の栞子、真実子の親友美里が主な登場人物。

    真実子はあまりにも特異な存在の為、感情移入できないが栞子と美里は

    「そういえば学生時代こんな気持ちになったことあったな~」

    「いたいた、こんな子」

    と自分の少女時代を思い出した。

    女性はあるあるな情景がいっぱいだが、男性が読んだらどう思うのだろう。

  • 先日読んだ「雨の塔」は耽美なファンタジーだったけれど、これもまた裕福な家庭の女の子たちが通う女子大を舞台にしたあまりにも現実的な、ある意味ファンタジー。「雨の塔」とは方向性が180度違う。
    バブルの頃によくいたタイプの栞子にイライラするけれど(「アンニュイ」なんて久しぶりに聞いた)、じゃあ私が20歳前後の頃はどちらのタイプだったのかと考えると完全に栞子タイプだった。しがみつくような過去の栄光もなければアンニュイでもなかったけれど、知り合いの男どもは栞子の取り巻きのように酒を飲んでは芸術論を戦わせるようなタイプが多かったし、私自身もサークルでチャラチャラしてどっぷりバブルに浸かっているような女子大生をバカにしていた。
    そういうわけで、チャラチャラした女子大生もちゃんと努力しているから華やかな世界に留まっていられるのだと、この本で改めて思い知らされた。
    女同士の嫉妬や侮蔑が痛々しいやら面白いやらで一気に読めたけれど、真美子の設定があまりにも出来過ぎというかご都合主義な気がして(だからファンタジーなんだけど)、星4つのところからマイナス1。
    ま、非現実的な展開じゃなかったら、あまりにも生々しくて読めなかったかもしれないけど・・・。

  • 大学で元詩人の先輩・栞子に出会い、心酔していく真実子。親友を栞子に取られたようで美里は面白くない。一方、栞子の恋人・蓮見教授は美里の美貌に心を奪われて―。女子大で入り交じる、三者三様のプライドとコンプレックス。

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著者プロフィール

柚木麻子(ゆづき あさこ)
1981年、東京都生まれの小説家。立教大学文学部フランス文学科卒業。2008年に「フォーゲットミー、ノットブルー」で第88回オール讀物新人賞を受賞し、2010念二同作を含む初の単行本『終点のあの子』を刊行。2014年に『本屋さんのダイアナ』で第3回静岡書店大賞小説部門受賞。2015年『ナイルパーチの女子会』で第28回山本周五郎賞受賞、直木賞候補に。2017年『BUTTER』で直木賞候補。2019年、『マジカルグランマ』が第161回直木賞候補となる。

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