けむたい後輩

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 1037
レビュー : 184
  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344021396

感想・レビュー・書評

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  • ダラダラしていてよく分からない。
    途中で読むのをやめました。
    現実味が無くて理解できない。

  • 14才で詩集けむりを出版した栞子と栞子を崇拝する真実子、真実子の親友里美の大学せいかつとその後。

  • んーこれけっこう書評よかった記憶なんだが、なんというか、よくない意味で時代錯誤な通俗小説。
    徹底して現実逃避を続ける栞子と、徹底して現実的な美里の二人、見た目と内部のギャップとかそれぞれの抱える葛藤のコントラストは緊迫感あってよかったんだけど、その二人をつなげる真美子の性格設定が破綻しすぎていて、説得力がない。大学生活謳歌してそうな美里がなんであそこまで真実子に固執するのか。

    一途といえばきこえがいいが実は究極の自己中だし、思い込みが激しすぎて、悪気はないのに相手を傷つけたり重荷になっている一方で、真実子は「まわりに敵をつくらない」とか、文章も写真も料理もやることなすこと才能をみいだされてその道の実力者の目にとまるってのも、、、ありえなさすぎ。

    「女子校育ちだから男に免疫がない」とか「母性」がどーのこーの、あんまり意味も必然性もなく紋切り型がふりまわされてるし、同性愛的なものへのカジュアルな蔑視があからさまで、読んでいて不快だった。

  • 2014.12.13読了
    つまんない。内容も登場人物もどれも薄っぺらくて。(図書館)

  • 途中までつまんなかったけど、最後はなかなかよかった!スカッとした。話自体はつまんない。

  • こういうのは正直困る、というのが率直な感想。
    これを「女の本当」と思われてしまってはたまったモンじゃない。
    記号でしかない。
    なんだ、簡単に言えば幼稚な小説だ。

    ページをめくる度イライラとして読み進めるのが苦痛な程だったが、
    これをきっと最後には解消してくれるに構造に違いない!
    と信じて諦めなかった。
    解消はしてくれなかった。

    結局ラスト、栞子が真実子に対して「大人の女だ」と感じるんだけど、ハッキリいって真実子の態度も発言もどう考えても大人に思えない。ガキ臭い女のやり取りでしかない。

    これは、どうなの?

    それに真実子にセンスがあり生まれ持った才能もあり、
    本当に物事に対して見る目があるなら栞子に憧れる時点でおかしいよね?
    結局文章に「行間」がないから真実子がただバカに見える。
    (真実子に限らず)

    いや〜、さすがに無理だわ、こういうの。

    美里のやってる事も努力と表現されてるけど、え?って感じだし、
    栞子が本音っぽい事を初めて相手に声に出して吐露しても結局人のせいにしてるし、成長する云々ですらなく、こいつらほんと、どうでもいいわ。としか思えなくて疲れる。

    とにかく出てくる人物全員幼稚。大人皆無。
    切実さもなければ必死さもないから「イタさ」ではなく「バカさ」に見えるんだと気がついた。
    登場人物が世界と対峙してないですわ。

    ぺらぺらの女の子たちを意図して書いているとしても、
    あまりにも魅力がないし文章そのものも好きではない。
    リズムもないし台詞が説明臭いわマンガ臭いわで。

    「露悪的」=「リアル」みたいな単純な図式、いい加減やめて欲しい。
    久しぶりに「アタシ」たち「オンナノコ」の話を読んだ。
    苦手だ。

  • 栞子、真実子、里美、一体誰の視線を主人公に据えたらいいのやら、最後まで迷った末に、落ち着かない気分のまま、読み終えた。どの登場人物にも、いらいらさせられすぎて、感情移入できなかったということか。
    最後の真実子の啖呵も、間の変化の描写がなさすぎてあまりに唐突で、いかにもどんでん返しを取ってつけました、て感じの悪印象。

  • タイトルと表紙絵に惹かれて手にとった本。
    そういう時は当たり外れが激しいが、この本はハズレ。

    主要な登場人物の描写がステレオタイプすぎて薄っぺらい感じがする。今の時代、漫画でももう少し厚みのある人間が描けている気がするので、「小説」としては読むに値しない気さえしてしまう・・・文章力も並で味わって読む程のこともない。

    「次第に今までの冗長な感じを覆すような大どんでん返しがあるのかもしれない」という淡い期待を抱き、ストーリだけ追おうとがんばってナナメ読みで読み進めるが、最後までこれといった驚きもなかった。後半に進むにつれて明らかに行き詰まり、投げやりになった感じがする。最後の真実子のセリフも意外性もなく衝撃的でもない。

    女子大特有の(?)ベタベタした人間関係、栞子の救いようのなさ、など読後も引きずるようなねちっこさも嫌いだ。同性同士の嫉妬を描くなら辻仁成の「海峡の光」の方が淡々としていて背筋にゾクッとくるものがあり、圧倒的に秀逸だと思う。

    これが話題の本として平積みになるなんて・・・この頃はいい作家はいないのか?と寂しくなってしまった。この著者の本はもう読まないと思う。

著者プロフィール

柚木麻子(ゆづき あさこ)
1981年、東京都生まれの小説家。立教大学文学部フランス文学科卒業。2008年に「フォーゲットミー、ノットブルー」で第88回オール讀物新人賞を受賞し、2010念二同作を含む初の単行本『終点のあの子』を刊行。2014年に『本屋さんのダイアナ』で第3回静岡書店大賞小説部門受賞。2015年『ナイルパーチの女子会』で第28回山本周五郎賞受賞、直木賞候補に。2017年『BUTTER』で直木賞候補。2019年、『マジカルグランマ』が第161回直木賞候補となる。

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