ドS刑事 朱に交われば赤くなる殺人事件

著者 :
  • 幻冬舎
3.26
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本棚登録 : 619
感想 : 85
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344021693

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ2作目。
    クイズ番組から縁が深まった人間関係のこじれ。
    そしてその背景の不幸な境遇が相まって起こった猟奇的事件ってところ。
    狂気の伝染とは恐ろしいが。
    精神的に相手を崩壊させるマヤと。
    不死身の体とメンタルを持つキャリア警部補の浜田が更に恐ろしい(笑)

  • フォリ·ア·ドゥを主軸にしたシリーズ2作目。狂気が染っていって、複数の人間が同じような殺人を犯していく展開で、前作よりホラーの要素が強くなったと同時にギャグ要素も若干強化されている。七尾さん、なかなかストーリー展開がうまくて、いつの間にやら引き込まれてしまって、気が付けば残り数ページのところまで来ていると。
    ただし、細かな言葉選びに何ヵ所か残念なところが残っていて、ちょっとした?が出ることが。これは幻冬舎の編集さんが指摘しなかったのかな?と思いながら読みました。

  • 著者は異なりますが、少々まろやかな『リカ』シリーズかと思いました(笑)
    浜田くんのドMっぷりが凄い。
    ある意味、マヤお嬢様との最強コンビ!笑
    その浜田くんのドジっぷりやマヤお嬢様のドSっぷりのお陰でコメディ要素も健在。
    そのお陰であまりシリアスになりすぎず、緊張感は多少あるものの、程よい気持ちで集中して読めました。
    それにしても……生きてる人間がやはり1番怖いと改めて感じさせてくれる2作目でした。
    続きも楽しみ♡

  • 代官様の言動が面白い。
    黒井マヤの狂気に満ちた描写や、グロい殺人現場等の描写は、「読むのやめようかな」と思うくらい好きになれないが、ストーリーは、面白い。

  • 喉を掻き切る、という殺され方が殺され方なので前回以上に死体の状態は凄惨。
    前作は繋がりの読めないまま唐突に人が殺されていったけれど、今回は逆に被害者になりそうな人物が尽く死体になっていく。

    相変わらず描写はグロいしマヤの猟奇趣味には全く共感出来ないし浜田君への仕打ちはもはや殺人未遂だけれど、常識人代官山のツッコミ視点のお陰で読めている、様な気がする。
    あと個人的に毎回サブタイトルの付け方が上手いなあと思う。
    読む前に見てもどんな事件か全く分からないのに、読後にサブタイトル見ると成る程と納得。

  • 「風が吹けば…」を読んでからドラマが始まり、本が図書館に返って来ず、シリーズ断念の危機に!(--;)しかし今回めでたく再開(^^)ドラマでS度が軽い印象になったマヤさんですが、原作読むとやっぱりハードだ(ToT)宗教が絡む殺人の数々にガクガク、ブルブル((((;゜Д゜)))新登場の浜田(マヤと代官様の上司)はドM刑事(^o^;)

  • (内容)
    「この役立たず! 私のために、殉職しなさい!」
    ドSな美人刑事・黒井マヤがパワーアップして帰ってきた!
    シリーズ10万部突破のベストセラー最新作!

    人気番組「クイズマスター」で活躍するクイズ王・瓜生正夫が、喉を一直線にかき切られる残虐な手口で殺害された。ライバルのクイズ王・阿南達郎にも「敗者に死を」と書かれた手紙が届く。ドSで猟奇趣味の美人刑事・黒井マヤは、浜松から呼びつけた相棒の代官山脩介刑事、マヤに虐げられながらも「姫様」と呼んでまとわりつく浜田学刑事とともに捜査を開始する。やがて、阿南に恨みをもつ元部下の伊勢谷良美が容疑者として浮上するが、彼女は同様の手口で殺害された認知症の母親を残し、失踪。その自宅には「悪魔払い」を信仰するカルト教団の祭壇があった──。ドS度200%アップで帰ってきた黒井マヤが、常に血だらけのドMな相棒を引きつれ、大好物の「殺人現場」で大暴れする!


    (感想)
    "風が吹けば桶屋が儲かる殺人事件"が書店になく、先にこっちを読んでいました。
    グロい表現が度々出てきますが、話の進め方的には私は好きです。マヤが解いてる謎を、代官山が頑張ってその推理に追いつこうと走り回る様が気に入っています。

  •  えげつない場面もあるけれど、軽いコメディです。ドsな人とドMな人のキャラクターがはっきりしているので安心して読める。いろいろ真剣に考えると読めない話。

  • ドS刑事第二弾。今回はM男(本当は上司)くんが新キャラクターとして登場しマヤ嬢のドSっぷりがヒートアップ。軽い文体とイラストに騙されがちだけど、これ前作と同様にグロイです。バッタバタ死にます。しかも結構きつい死に方も。2013/050

  • 浜田くん不死身。

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著者プロフィール

1969年、静岡県生まれ。第8回『このミステリーがすごい! 』大賞・隠し玉として『死亡フラグが立ちました! 』(宝島社)で2010年デビュー。
他の著書に「ドS刑事」シリーズ(幻冬舎)、「山手線探偵」シリーズ(ポプラ社)、「バリ3探偵 圏内ちゃん」シリーズ(新潮社)など多数。

「2023年 『全裸刑事チャーリー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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