空飛ぶ広報室

著者 :
  • 幻冬舎
4.14
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本棚登録 : 10039
レビュー : 1231
  • Amazon.co.jp ・本 (462ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344022171

感想・レビュー・書評

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  • なかなか、テーマも良く、面白く読めた。確かに一般人は、自衛隊に批判的な人もいるが、このような本でぜひ、見直して欲しいものだ。
    個人的に、自衛隊出身の人を知っているが、行く前と後では、別人のように人が変わって、真面目になった。このような本で、もっと自衛隊を認知してもらいたい。
     この人の本は良いのだが、どうも。キャラの性格と、その人間関係が
    いずれも似通っている点だけが、気になるが・・・

  • 1日で読み終えた。面白いが、何となくモヤモヤするものが…。「正論の押し付けがましさ」と「作者の自己顕示欲」を感じたからか。なんだか上から物を言われている気分になる。恋愛や職業選択に悩む中高生には受け入れられるだろう。私もその頃だったらはまったかもしれない。登場人物の浅さが気になるんだよなあ。
    とはいえ、自衛隊についてはとても勉強になりました。

  • 設定上やむを得ないのかもしれないけれど、この作品自体が揶揄していうならば「自衛隊のプロパガンダ」という印象を受けてしまう。昔はもっとうまく一般人にもなじみやすい感覚で自衛隊を取り扱ってくれていたように思う。作品上の「世間一般の感覚」というのも世間一般側からすると「おいおいおいそりゃねーよ」っていう内容だし、アンチ自衛隊側の価値観は偏りすぎていて辟易するし、正直読んでいてしらけてしまう。有川さんの自衛隊への思いや大衆へ伝えたいことが全面に出すぎていて小説として消化しきれていないように感じた。読み終わったが消化不良。番外(最終章?)の松島は現実と混同してしまい小説として感想をいう事は困難。

  • 自衛隊ってこういうこともしてるんだ、とわかる。サクサク読めます。欲を言えば、ちょっとお行儀よすぎな感じがします。

    • かりんさん
      サクサク読めるけど行儀よすぎる…あまりにも同感でした(^^;
      サクサク読めるけど行儀よすぎる…あまりにも同感でした(^^;
      2013/02/01
  • ごく限られた優秀な人物しかなれないブルーインパルスのパイロット。

    ブルーのパイロットになることを夢みて大人になった空井大裕は、
    自身になんら落ち度のない事故で、その夢への道を断たれることになる。
    そんな空井の新しい勤務地は自衛隊の広報室。
    今までとはまったく違う環境で、失意の底にありながらも新しい仲間とともに日々奮闘する。




    自衛隊のお仕事にもいろいろあるのですね。
    日本国憲法9条の問題もあって、
    自衛隊の存在は合憲か否かと議論されることはよくあるけれども、
    自衛隊の人たちの生の声が伝わることがあまりない、ということを
    この本を読んで気づかされました。

    現場で働いている人たちの声は貴重です。

    そういう意味で、
    本編よりも、「あの日の松島」のほうがいい。
    東日本大震災で、被害をうけている様子が放送されていた、あの自衛隊基地です。
    自分たちだって被災者なのに、
    他の被災者の救助に向かっていた
    隊員たちの様子や想いが伝わってきます。

  • ドラマは全く見てなかったのですが、ブルーインパルスを題材とした空自モノが読みたくなり手に取ったものの、これはちょっと違ったかな。

  • 有川作品にしてはちょっと幼稚な感じだった。小説というよりは脚本に近い…?一人ひとりのキャラが、「現実にそんなヤツいるかよー」と思うような感じで、これはドラマにした方がヒットしそう、と思った。

  • 色んな意味で「軽さ」があって、マンガっぽいというか(マンガも大好きなので、悪い意味ではなく)、ドラマにするには最適というか。逆に、絵や映像で見せるマンガやドラマには、こういう分かりやすく無駄のないキャラ設定とか、ストーリー運びが必要なんだな、と改めて気付きました。でもこの読みやすさが、自衛隊という取っ付きにくいテーマを理解させるのに功を奏しているのでしょう。ただ、著者にとって自衛隊の意義は自明のものすぎて説明が要らず、むしろ不当な評価に対する不満が先走ってしまうという感じで、良いも悪いも大して考えたこともない読者としては、その点は何となく腑に落ちないままでした。

  • 2016年4月

  • 2014

著者プロフィール

有川 浩(ありかわ ひろ)
1972年高知県生まれ。PN由来として、「有川」は書店に本が並んだ時に「あ」から始まる名前として、著者五十音順で棚の最初のほうにくるから。「浩」は本名から。
2003年『塩の街 wish on my precious』で第10回電撃ゲーム小説大賞を受賞。2006年『図書館戦争』で「本の雑誌」が選ぶ2006年上半期エンターテインメントで第1位を獲得し、さらに2008年には同シリーズで第39回星雲賞日本長編作品部門を受賞。映画化もされた代表作となる。
『植物図鑑』で第1回ブクログ大賞小説部門大賞、『キケン』で第2回ブクログ大賞小説部門大賞を2年連続で受賞。2011年には『県庁おもてなし課』で「ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2011」で総合1位と恋愛小説1位、第3回ブクログ大賞小説部門大賞を3年連続で受賞。2012年『空飛ぶ広報室』が「ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2012」で小説部門第1位。
その他、ドラマ化作『フリーター、家を買う。』、映画化された『阪急電車』『県庁おもてなし課』『植物図鑑』などが代表作。

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