「おしゃれな人」はおしゃれになろうとする人

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 230
感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (164ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344022218

作品紹介・あらすじ

おしゃれも人生も、ほんの小さな訓練で、上達できる。「幸せ」のヒント満載!人気スタイリストのライフスタイルエッセイ。

感想・レビュー・書評

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  • 自分のスタイルをもつ人は幸せと感じる一冊。著者は編集者からスタイリストになった方。内容は正直共感できたりできなかったりですが、なぜか文章から著者の自信が伝わってきてこういう芯のある方になりたいなと読者に思わせられるからファンがつくんだなと感じました。ファッションの話というより考え方のエッセイといった感じです。なので、コーディネイトの写真はでてきません。
    ●自分を愛す
    自己啓発本でも同じことが書かれていることがあるので驚きました。自分で自分を愛することは「訓練」。今できていないのは訓練が足りないから。おしゃれと言われて充実した生活をされている著者も完璧な人間ではないのは自覚した上で寝る前に「自分は自分のままでいい」と感じてから寝ているそうです。

    ●エレガンスとは「どう生きるか」
    ファッション業界にいるのにどう装うかという結論ではないのがポイントです。60歳に美しさのピークをもっていく、今の状況で幸せを感じるなど美しさが外ではなく内面や日々の心がけから作られていくという視点がとても響きました。わたしの周りにはこんな人になりたいという方はあまりいないので本で素敵な女性のマインドを知れるのは本の魅力ですよね

    ●子供は子供らしく
    子供が子供時代を楽しめるような服装。汚れても洗える服装。それが子供時代のおしゃれ。ブランドや、キラキラしている服も多く売っている中で共感できました。

  •  図書館で手にとった本だったが、著者のナチュラルなスタイルを好むところだったり、ポジティブで周りに振り回されないような強い部分を感じられて、読んで良かったと思った。
     個人的に、印象的だった考え方は2つあって、1つは「人はどんな時でも小さなチョイスを重ねて生きている」という一言。自分で決めたという自覚が、責任感の源になるしやり切る力になると続けていて、これが著者の“強さ”なんだなと思った。
     2つ目は、マイスタイルや好み、見せ方の上で大切なのはトータルでのバランスという考え方。今まで私は、アクセサリーをつけすぎたり、メイクも髪もバッチリ決めることに対して抵抗感があるのは自分が無頓着だからなのかなと思っていた。けど、全身の肌質も髪質も、服の素材も色も形もアクセサリーも全て含めてコーディネートという風な考えに触れて、「あ!それだ〜私が感じていた違和感を説明する言葉は。」となった(笑)絶対に肌を焼きたくないっていう子に対して、色黒の方が似合うのにな・・・と思うのは、服の素材や肌の質感に肌の色が合ってなかったからなのかも。そのトータルコーディネイトができていて、自分の好きなスタイルを持っている人たちはやっぱり洗練されている印象がある。
     ふらっと無料で読んだからか、満足感は高かった!

  • 大草さんについて、ある程度知識があれば楽しめる本。冒頭に家族の写真が二枚あるきりで、あとはいつもの文章のみで勝負されている上、本書はファッションだけでなく、大草さんの日々のあれこれにまで踏み込んでいるので、基礎知識がないとちょっとわからない所もあるかと。個人的にはやっぱり「おしゃれの手抜き」がNO.1かな。子供や旦那自慢より、より多くのファッションについて語って欲しい。

  • 【新刊情報】「おしゃれな人」はおしゃれになろうとする人 159.6/オ http://tinyurl.com/9ubeh35 おしゃれも人生も、ほんの小さな訓練で上達できる。「おしゃれな人」「幸せな人」「美しい人」「元気な人」になるための暮らしのコーディネート術57を紹介 #安城

  • この本自体は10年以上前の本だけれど、自分が40代になってから読めて本当に良かったなぁ。
    大草さんの見たままの、飾らないのに美しい理由がとても理解できた。まだまだ着飾ることに特化しがち、肌は白ければ白いほどいいと思っていたけれど、良い意味でそれだけが美しさではないし、それだけでは奥行き感のある美しさではないことを改めて理解した。
    てか夫、この夫、最高だなぁ。(笑)(笑)

  • おしゃれを楽しみたくなる元気の出る本

  • 2012.7.29 メディアマーカーの今日のリコメンド。

  • 2014年2月26日読了。

  • 2015.05 市立図書館

  • 足るを知る。

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著者プロフィール

1972年東京生まれ。スタイリングディレクター。
大学卒業後、婦人画報社(現ハースト婦人画報社)に入社。憧れの雑誌「ヴァンテーヌ」の編集に携わったが、サルサと衝撃的な出会いを果たし南米に遊学。帰国後はフリーの編集者・ライター・スタイリストとして活躍し、結婚、第一子を出産。雑誌、カタログを中心にスタイリングをこなす傍ら、広告のディレクションやトークイベント出演、執筆業にも精力的に取り組む。その間、離婚、再婚し、現在はベネズエラ出身の夫、3人の子供とともに暮らす。
2015年1月よりウェブマガジン「ミモレ」を創刊編集長としてスタート。2018年7月には「ミモレ」のコンセプトディレクターに就任、2019年よりセルフメディア「アマーク」をスタート。最近では商品開発やブランドコンサルタント業などでも活躍中。
『大草直子のSTYLING&IDEA 10年後も使える「おしゃれの結論」』(講談社)、『大草直子のNEW BASIC STYLE』(三笠書房)など著書多数。インスタグラム@naokookusaも人気で、2020年10月現在フォロワーは28.6万人。

「2020年 『飽きる勇気 好きな2割にフォーカスする生き方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

大草直子の作品

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