傍らの人

著者 : 三羽省吾
  • 幻冬舎 (2012年9月27日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344022423

作品紹介

青春の傍観者だった。何時でもどこでも脇役だった。それでも、傍には「誰か」がいてくれた。どこにでもいる「わたしたち」の物語。

傍らの人の感想・レビュー・書評

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  • 短編集。

  • 新しいの出てたの気づいてなかった。不覚。
    俺、もうオナニーだけでいいや。タイトルだけでもう腹一杯。
    引用したい文だらけだったが、手を止められず一気に読んでしまった。

  • 会話の作り方が絶妙。その意味でクドカンとにてる。読みながらニヤニヤしてしまう。オススメ。

  • 男って(自分も含め)ホント馬鹿だ。この馬鹿さ加減は一生なおらないだろうな。まあ仕方がない。それを抱えて生きていくだけだから。そしてそんな馬鹿の傍らにも寄り添ってくれる人がいるんだから。
    本作は女性にはオススメしづらい内容も含まれてはいるが、女性が読んだらきっと「まったくもって、男ってやつは…」と少しの愛情を込めて思うんじゃないかな(と期待を込めて…)。
    三羽さんの小説は風景や心情に色がある。それが作品に深みを与えている。
    『傍らの人』は黄昏色の物語だ。

  • 僕には無縁なガテン系の世界なのだが、そうした目新しさと、知的な内省とのバランスがとても良く、実に読ませる。短編であるのがもったいないくらい、もっとこの登場人物たちと長く付き合いたいと思わせるものがある。三三羽さんにはそろそろ長編をぜひ書いてほしい。

  • 港湾で働く労働者、彼らが集う飲み屋、オバカな高校生など、薄く薄くつながった人間関係が連鎖する連作短編集だ。
    男性の物語だな、と思った。

  •  ちょっとした悩みを持った男の人達の短編集。どの話も、友人であったり、先生であったりがそばにいて、なんとなく答えを見つけていく。”褌・・・・”が好きかな。 どの話も軽く読める。

  • 6編の連作集です。

    最近の三羽省吾はイイですわ~、ちょっとしょうもないフレーズがツボです。

    例えば…「褌トランス」の中で、アメリカ大会の時バッジョでも「元気だせよ」と慰めそうな勢いで…って判ります?

    94年サッカーワールドカップアメリカ大会のブラジルVSイタリアの決勝戦のPK戦でイタリアのエースのロベルト・バッジョが外した時ですね~~もう18年前か…。

    また、「鉄の手」の中で、第一ラウンド二分、テルのバッティングによるドローという感じで終わった…はボクシングですね例えが。

    青い高校生ものは個人的にイマイチなのですが、主人公に若干のユーモアが入っている所が好きなのです。

    今後も期待です。

  • 期待が大きかっただけに少し満足度は低いが、所々胸に迫るものがあった。「帰る場所と待ってる人だけじゃ足りないんだよな。おまえ自身が必要とされるに足る人間にならなければならない」「贖罪しているつもりでいる。取り返しの付かないことをしておいて、なんとか取り返しを付けようとしている。様々な欲望を抑え込んで潔く生きているつもりだが、誰も喜ばないし何の解決にもなっていないではないか。」

  • 小説「宝石」などへ掲載された作品に、書き下ろしの1編を加えた短編集。

    冒頭の4編は、いずれもつながりのあるチェイン・ストーリー。あちらの作品の舞台となった居酒屋が次の作品でも登場したり、そこの常連客の故郷の物語が語られたり、、、

    汗臭くて青臭い、そんな男たちの行き場のない人生が次から次へと展開される。少年から大人へ、そして大人の世界から子供だった時代へと、6編の物語は行きつ戻りつしながら、男たちのしょうもない日々が綴られるのだ。

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