猫と人と古民家と

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  • 幻冬舎 (2012年9月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (168ページ) / ISBN・EAN: 9784344022485

感想・レビュー・書評

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  • だんだん読んでるとしんどくなってきたのは、風邪ひきだったからだろうか…それとも、著者の金銭感覚が自分と違いすぎるものだからだったのだろうか。
    猫の預かりを業務としている著者が、東京よりも広く環境のよいところで古民家ねこハウスを作りたいと思い立ってから古民家をほぼ衝動買いして、比較検討なく設計士を契約して、うまく行かなくなって悩み苦しんで、最後綺麗に出来上がったけれど、当初2000万の予算だったのにトイレにこだわりキッチンにこだわりお風呂にこだわりした結果、4000万超え(ここに、著者は設計士への数百万の支払いと、この古民家購入のために600万円安く売却した持ち家の損失、交通費250万を費用として換算してない)になったというお話。
    猫って、孫みたいな愛情の対象だと思うんです。孫への投資はおばあちゃんがた、惜しまない。趣味のようなものです。実用品には百円を惜しむ人が、趣味のためになら10万円でもポンと出す。
    反面教師として読むなら…、ビジネスならビジネスできちんとどのような立地で敷地で値段でどれくらいの数の顧客がどのくらいの頻度で来てくれるか調査してから古民家は買いましょう。趣味なら、収入を当てにできない以上、今の自分が借金しなくてできる範囲のものを選びましょう。
    確かに、いい環境に建ってる由緒ある古民家は、魅力的ですけれどね。

  • 古民家に住もうと思っていて参考にと手に取りましたが、作者さんが行き当たりばったりの計画性で古民家を再生していくのは勉強になりつつも、ちょっともやもや。
    最終的には素敵な古民家になってよかったです。

  • 猫専門のシッティングサービスをしていた著者が、猫の生涯保証部門をスタートした。

    都会のマンションでの猫との暮らしに限界を感じたころ、和歌山で築200年の古民家を購入した。

    夢はこの家を猫が安心して住めて、老若男女が集い、学びあえる空間にすること。

    しかし、古民家再生にはとてつもない予算がかかったのだ。
    あれよあれよと転がり落ちた予算破りの坂は、最初の予定予算の約2倍にふくれあがり・・・。

    オンナ52歳、古民家再生奮闘記。

    でも、最後には本当に素敵な空間が出来上がります!


    古民家暮らし…
    実家も古民家(?)ということもあって、
    いつか自分も素敵な古民家再生をやってみたいと高校生のころから思っていたけれど、
    これはなかなか大変そうだ。

  • “古民家”とは、なぜか懐かしさやあこがれを感じさせる不思議な存在。“古民家再生”に関する本も多い。けれど今回紹介するこの本は、ある意味では失敗談であり、他の本とは少し趣が異なります。文章には、著者の強さや弱さ、怒りや迷いなどが隠すことなく書かれており、女性の生き方としても興味深い。

  • 猫専門のシッティンサービスを運営している著者が、自身と猫たちのために田舎の古民家を買取りリフォームをして猫の森を解説する顛末記。古民家リフォームものは、いくつか読んでいるけれど、これは猫ハウスなのでちょっと驚きでした。

  • 間取り図にうっとり。庭の樹で取れた果物でジャムや果実酒造り。家の前は海で、魚釣りも!

    …めっちゃ憧れる。。。

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