快楽上等! 3.11以降を生きる

  • 幻冬舎
3.27
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本棚登録 : 356
レビュー : 42
  • Amazon.co.jp ・本 (321ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344022713

作品紹介・あらすじ

人生のキモチよさをあなたはまだ知らない。遊びのユヤマと怒りのウエノが女と男をめぐる「不都合な真実」と「その先の幸福」をとことん語り合う。

感想・レビュー・書評

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  • 実は先週、同じような対談形式の「ダメをみがく: “女子”の呪いを解く方法/津村 記久子、 深澤 真紀」を斜め読みしたんだけど、いまいち頭にはいってこなくて、この本もどうかなーと思いながらさらっと斜め読みして読んでみたら、思ったよりおもしろかったので、もう1回さらっと読み返した。
    対談形式って、いろんな用語がポンポン出てくるので、事前に話し手の人物像とか著書を知っていたり、ある程度の社会のトレンドを知っていないと、正直ついていけない。
    私は彼女たちの著書は読んでいないし、フェミニズムとかジェンダーもよくわからない。TVはほぼアニメと映画しかみないしw
    新聞とツイッターをやっているからかろうじて分かる部分もあるんだが、つくづく自分は社会を知らないで生きてると思った。

    でも社会を知ることは「常識」を知ることじゃない。
    様々な価値観を知ることだ。
    この本の彼女たちの発言に共感できるとかできないは問題ではなく、いろんな意見、価値観があることが知れてよかった。(だから他の人の感想を読むのも好きなのです)

  • 自由が大切

  • 思索

  • 何とも痛快な対談本でした。
    あまり3.11とは関係ない内容も多かったですが、単純に楽しめました。
    『地縁、血縁より選択縁』という上野先生の言葉。
    そして『近くの親戚より遠くの他人』を思わせるエピソードに、いざという時の人脈の大切さがわかりました。
    自分の考えに賛同してくれる『応援団(味方)』がいれば強くいられる。
    『よく友達に相談したら言下に否定されたというけど、そんな人は友達と呼ばない、相談する相手が間違ってる』
    と言い切れるのは流石です。

  • 上野さんの本は多々読んでいるが、湯山さんは初めて。この二人の対話が知的な漫才を聞いているようで、心地よいやり取りであるが(対話は化学反応)、男子としては耳が痛い話は多々ある。それを差し引いても男子が読んでも痛快な本であった。何度も出てくる予測誤差というキーワードが、快楽と自由を結びつける言葉であり、人のつながりも関連させる言葉であった。

  • どれだけの人が「快楽上等!」って声を大にして叫びたいのだろうか?その数は多いのだろうか?少ないのだろうか?きっと多いハズ。そして自分はといえば、もちろん「快楽上等!」と叫びたい。

  • さすがに
    レベル高い

  • 久しぶりに上野さんの本を。これも去年の6月末に購入して放置してたみたい。湯山さんという人は、この本を読むまで全然知らなかった。名前を耳にしたことがあるくらい。
    リズムがいい対談集だけど、結構読むのに時間はかかった。前半が面白い、後半はちょっとだれる。上野さんが自分の育った環境について語ってるのってそんなに読んだことがないき気がするので、その点は新鮮だった。

    P19 カズオ・イシグロの話が登場する。湯山さんは全作目を通してるっぽい。

    P90 上野:あの「お母さん」という呼びかけは、絶対やめた方がいいと思う。

    P94 湯山:百恵と聖子ちゃん比較。

    P106 カツマー型アプローチの限界。

    P123 上野:産むも地獄、産まぬも地獄なんだけど、その被害者が私の目の前に現れるから、身につまされる。性格が歪んでいたり、かわいげがなくて、愛せない子どもたちも多い。でも、私が最後のところで踏み留まって、彼らの味方をしようと思うのは、「あなたがこうなったのは、あなたのせいじゃない」という気持ちがどこかにあるから。好きでこうなったんじゃない。私は親にはならなかったけど、「何があっても、私はあなたの立場に立つよ」というのが、教師としての自分の足場になってるのよ。

    P316 湯山あとがきに登場する、上野還暦パーティー時の姜 尚中イケメンエピソード。笑

  • そういう考え方もあるのか、という部分と、自分の中ではまとまっていないこの気持ちはこういうことだったのか、と目からうろこの部分があります。
    世の中はきれいごとばかりじゃないのね、とドライな気持ちがいい感じに感じられる一冊。

  • 随所に鋭く、とてもタフ。
    エネルギッシュですごく素敵なお2人です。

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著者プロフィール

上野千鶴子(うえの ちづこ)
1948年富山県生まれの研究者。専攻は社会学で、女性学やジェンダー研究の第一人者として知られる。東京大学名誉教授。著書に『近代家族の成立と終焉』、『家父長制と資本』(岩波書店)、『おひとりさまの老後』(文春文庫)、『女ぎらい』(紀伊國屋書店)、『ケアの社会学』(太田出版)、『サヨナラ、学校化社会』など多数。

上野千鶴子の作品

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