- Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344022768
作品紹介・あらすじ
ニートの末、姉から仕送りを止められ、紹介された会社でインターンとして働くことになった小山大地(30歳)。そこは、農業界に名をとどろかせる若き天才・水倉陽太が経営する農業会社だった。実家の家業でもあった農業を、初めはかろんじていた大地。だが黙々と新種の改良に打ち込み、作業をこなす水倉の姿を目の当たりにし、次第に働くことの意味、農業の面白さを見出していく。そんなある日、水倉の死体が畑で発見された。大地は、水倉のひとり息子とともに、死の真相を探ろうとするが…。
感想・レビュー・書評
-
無農薬農業とTPP問題に視点を置く死亡事故の本格推理小説。
探偵が被害者の中学一年生の息子。取材から組み立てた物語展開に安定感が有る。サクセスストーリー展開にも成っているので、青春ミステリーとも言える。
謎解き要素は甘いので、人情話として読むのが妥当かも!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
中学生のための夏休み課題図書。子供が主人公だから?優秀賞。
-
農業というビジネスがこれからの期待なのだと感じさせた。農業従事者に読んでもらいたい。
-
すごく良い イチゴと米
-
ニートが就職した農業会社の天才社長が死んで…。ミステリとしてはまぁまぁなんですけど、成長物語としては安直すぎて物足りません。
-
30歳ニートがインターンシップで、農場で働き始めた。
ストーリーもタイムリーな感じでおもしろいけど、彼の変容もなかなか。
複雑な日本の農業。