ミナモトノミナモト。

  • 幻冬舎 (2013年1月9日発売)
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感想 : 7
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本 ・本 (184ページ) / ISBN・EAN: 9784344023161

感想・レビュー・書評

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  • 699.3

  • 只のチャラチャラした女子アナ本かと思いきや、ラスト30Pのシエラレオネレポートはそれなりに読み応えがありました。ここだけ読んで、アフリカ問題の難しさに思いを馳せてもいいのではないでしょうか。

  • みんな努力してアナウンサーになりたかったり
    フジに入りたかったりするのに
    読んでて不愉快
    甘えたっぷりの本
    買うんじゃなかった

  •  アロマキャンドルが燃え尽きて何も残らないけど,部屋いっぱいに香りが残り,燃えているときはゆらゆら揺れる炎に癒されている,そんな感じで読めます。
    中野美奈子さんおの心の揺れ,人に暖かく安心させる炎。闇を照らす光。
    すべて,そんな「アロマキャンドル」に火をともすように,楽しめます。

    内容は,彼女がフジテレビ入社から現在に至るまでに出会った人と自分の成長について綴られています。テレビで見ていると,しっかり者できちんと仕事をこなしているように見えますが,悩んで苦労されているのが分かりました。
    そして,そんなときに出会ったのが「男おばさん(軽部アナ,笠井アナ)」「先輩の高島彩アナ」そして「めざましファミリー」そして,番組のスタッフ。取材で出会った人。

     感動するのは「シェラレオネの子ども」
    13歳のランサナはダイヤモンド鉱山で働く。お金がないため学校にいけない。そんな子
     一部引用すると

    中野 「日本には勉強ができる環境にあっても,学校に行かなかったりする子がいるんだよ」
    ライサ「そりゃそうだよ。だって日本にはキレイなサッカーボールや遊ぶところがあるんでしょ?ここには何もない。僕らにとって学校が唯一の娯楽なんだ。日本の子どももこの国に来たら,学校がどれほど大切なものなのか気づくはずだよ。学校に行かないと友達にも会えない,勉強ができない。将来の夢も叶えられないんだから」

    ライサ「ダイヤモンドって,おばさまにとってなんですか?」
       「ダイヤモンドは永遠じゃない。永遠なのは学業だけだよ。」

     最初の記述で中野美奈子さんがアナウンサーの仕事に戸惑い,悩んでいるところがあり,そこだけを読んで誤解されるかたがいるかもしれませんが,中野さんはけっしてそれを責めたり愚痴ったりしているわけではありません。中野さんは,それを自分のパワーに変えてやってきたから人の悩みがわかるアナウンサーに成長し,ライサのように自分の本音を語るまでに信頼関係ができたと思います。それは他の取材された方との関係をみても分かると思います。
     私にとってはこの本との出会い,本を通して中野美奈子さんとの出会いが生きるミナモトです。
     これからも,中野さんの活躍を願わずにはいられない,本でした。

  • まっすぐな感じが好きやなあ
    あーよし、自分もがんばろう
    っていつも励まされる人

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