主婦と演芸

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 156
感想 : 31
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  • Amazon.co.jp ・本 (289ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344023703

作品紹介・あらすじ

芸能の世界と家庭の日常を自由自在に行き来するタレントの、愉快にして軽快な日記エッセイ。

感想・レビュー・書評

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  • 清水ミチコさんの「テレビブロス」に連載されていたエッセイ日記。おもしろかった。そもそもわたしは人の日記を読むのが好きだけど、清水ミチコさんは文章上手でブログもおもしろくていつも読んでいて。芸能人だから交友関係とか含めて華やかな生活!ともとれるんだけど、読んでいるとそういう感じでもなく、淡々としていて一般の人の日常っぽく思えるのがなんかおもしろいなと。本人が、すごいでしょ、とか思ってないからかな。おおげさに笑わそうとかしてないからかな。そして逆に、ほんとにごく普通な主婦のようなことも書いてあって、それはそれでおもしろいからまたすごいと。
    とにかく、読んでて楽しく、心なごみました。

    • niwatokoさん
      なんかすごく一般人の感覚があるっていうか。考えてみればすごい人なんだけど。
      力の抜けた感じで、ラクに読めて、「いやされる」ともいえそうなほど...
      なんかすごく一般人の感覚があるっていうか。考えてみればすごい人なんだけど。
      力の抜けた感じで、ラクに読めて、「いやされる」ともいえそうなほどです。
      2013/05/13
    • いとのこさん
      こんばんは。私も買おうと思ってました。
      レビューよんでますます気持ちが固まりました。
      こんばんは。私も買おうと思ってました。
      レビューよんでますます気持ちが固まりました。
      2013/05/20
    • niwatokoさん
      >いとこのこさん
      こんばんは。
      ぜひ。おすすめです。読んでるあいだずっと楽しかったです!
      >いとこのこさん
      こんばんは。
      ぜひ。おすすめです。読んでるあいだずっと楽しかったです!
      2013/05/21
  • アハアハと笑いながら読了。好きだわ~ミッチャン。

    こんなにテレビに出てるんだーと、ちょっと驚く。バラエティ番組というものをまったく見ないので知らなかったのよ。私の中では、清水ミチコさんというのはテレビ的な人ではないのだが、そこがかえってひとひねりした面白さということで、好まれているのかもしれない。まったく媚びというものを感じさせない人で、芸(能)人には珍しい。

    人や物への辛口評はほとんどないのに、そこはかとなく毒があるように思うのはどういうわけか。仲良しの野沢直子さんや、平野レミさん、黒柳徹子さんなどを書くと、本当に筆がイキイキとしていて読んでいて楽しい。

    そうだよ!と言いたくなる鋭い指摘も随所に。

    ・なぜ人が占いを好むかというと「話が全部私中心だから」。 ← すごーく納得。

    ・「芸能人」は”私生活は贅沢でなきゃダメ”な生物で、そこが「芸人」との違い。 ← 思わず膝をポン!と打ってしまった。

    ・昔一時だけやせてた自分が「本来の自分」であり「今はたまたま太ってるだけ」とずーっと言い張っている人の話を聞いて笑った後、自分も同じだと気づいたミッチャン、「体重だけでなく、年齢もたまに否定したくなる自分が怖い」 ← 胸にずーんときました。

    ・「孤独死」という言葉について書かれていることにはもう全面的に賛成!
    「私がもし独身だったら、こんな言葉で人生を片付けられるのがイヤで、死ぬのが怖くなります」「山口美江さんが亡くなった時、あの上品な顔写真の隣に、ぜんぜん似つかわしくない文字を読み、つい本気で書いてしまいました」 ← こういうところが好き。

    付け加えると上の文章はこう続いている。
    「田中真紀子さんをゴリラって言っちゃうネタをやってる人に言われたくないか。でもこれはちゃんと悪気があってやっている」 ← こういうところはもっと好き!

  • テンポがよくて、エピソードも表現も楽しくて、
    読んでいて、ついつい顔がゆるんでしまう。

    毒舌っぽくても、愛情が感じられるのは
    筆者のお人柄だなぁ
    と。人にものを言うときも、このひとのような
    気持ちを持っていよう…そんなふうにも思わされる。

    読んでいて、ただ、ただ、楽しい時間だった。

  • 清水ミチコさん、ほんとに面白いです。
    明るい気持ちになり、思わず吹き出してしまう所も。

  • さらっと読めておもしろいものを探してエッセイコーナーをうろうろしてた時に見つけた本。
    清水ミチコさん、最高!めっちゃおもしろい。読み始めたら止まらず一気読みだった。この本に出会えてよかった。

  • 面白そうだったので読んでみた。
    清水ミチコさんって、芸能界でもずっといい位置にいらっしゃいますよね。
    凄く自然体で、でも芸達者で。
    そして、そういえば一主婦だったんだな~って。

    雑誌の連載コラムをまとめたものなんですが、
    こういうのも長く続けると日記と同じようで記録になっていいですね。
    交友範囲も素晴らしく広くって、毎日刺激の連続だろうな~って。
    とっても面白い本でした。

  • TVブロスの連載をまとめたもの。清水ミチコさんの日記といった感じなので、まとめて読まず、時間がある時にちょこちょこ読んでたら、図書館の返却日に^^; 最後まで読めなかったけど、まっいいかって感じ。私サイドの問題なんだけど、今はもう少し内容の濃いものが読みたい気分なのです。

  • 何度も吹き出してしまった。
    電車やカフェで読むのは危険だと思った。

    「品がいい方が毒は早くまわるものなんだと勉強になりました」ってあって、知性と紙一重だから本当にそう!!と納得。
    いい人でいることが本当にいいことなのかということを覚えておこうと思った。
    そして、日々の暮らしの中での笑いを一人噛みしめていたいと思った。それは、共有できない人とむりにしないでおこうと思う。

  • 音楽
    メディア

  • 清水ミチコさんの人に対する観察力の鋭さに感心。
    誰かのエピソードを語る時も、その人の顔や声が映像として伝わってくるほど上手く特徴を掴んでいる。
    周りはいつも楽しい人達で賑やかというイメージで、清水さん自身も人が好きなんだなあと。
    毒を吐いても全然嫌な感じを受けない人柄は羨ましい。

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著者プロフィール

岐阜県生まれ。タレント。一九八六年にライブデビュー。テレビ、コンサート、CD制作など多方面で活躍中。CDに『趣味の演芸』『バッタもん』、DVDに『私という他人』、著書に『カニカマ人生論』『三人三昧︱無礼講で気 ま ま な お し ゃ べ り 』 な ど が あ る。YouTubeチャンネルは「清水ミチコのシミチコチャンネル」。

「2023年 『私のテレビ日記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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