行動格差の時代 心の勢いで壁を突破する8つの力

  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344023895

感想・レビュー・書評

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  • 知識格差→情報格差→行動格差 行動量が少ないことが日本の弱点。

    ポジティブシンキングとはネガティブなことに遭遇したときに、それをポジティブに変換できる力のこと。

    捨てなければ、前に進めない。モノ、不要な関係、コトを捨てる。選択よりも重要。

    迷ったときは寝かせる。決断とは未来に向かってするもの。

    忘れるIT。エラー忘却型コンピューティング。
    忘れることで重要な情報のみが残る。
    記憶の中の感情を変えれば忘れられないことも価値になる。

    選ばれないこと、は普通のこと、と考える。選ばれると感謝が湧いてくる。

    中途半端に知っていることが失敗につながる。知っているふりをしない。

    怒る力=怒りの対象をコントロールすれば、力に変えられる。

    失敗するのは、逃げの姿勢があるから。自分にできることをすべてやりきれば追い風が吹いてくる。

  • 要するに行動がものごとを前に進める要である。ということ。知識や情報が氾濫する中で溺れていては駄目でそこを泳いでどこへ行くのか?実践知について書かれた本。

  • 机にしがみつき自ら動こうとしない日本人ビジネスマン。他方、中国勢、韓国勢は常に動きながら判断し決断を繰り返している。内向き志向が強まり、行動力は劣化、弱体化している。不透明で不確実な時代だからこそ、行動することで初めて獲得できるものがある。行動を起こし何かに挑戦すれば挫折はつきもの。決して思い通りにはならない。ネガティブなことが必ず起こる。苦しみながらもネガティブをポジティブなことに変換することによって人間は成長する。挫折を乗り越えるための8つのキーワード。捨てる力、迷う力、忘れる力、ふられる力、知らない力、怒る力、失敗する力、落ち込む力。一見ネガティブと思われるこれらのことは実は人を成長させ強くする追い風。本書には果敢に行動するときに頼りになるこれら8つの力について紹介されている。泥まみれの直接経験こそが人を鍛える。挫折への耐性を高めればこその成就。肝に銘じたい。

  • 常にポジティブに考えるのがポジティブシンキングではない。ネガティブなことに遭遇したときにポジティブに変換できることこそが本当のポジティブシンキング。
    やってみなけりゃ、わからない。
    怒ることによるデメリットは人間関係の悪化だ。
    失敗しないで成功した人はいない。
    情熱を持った本気の行動を繰り返して壁を越えていけば、間違いなく素晴らしい出会いが向こうからやってくる。

  • 遠藤功さんの著書は、いつも力をくれます。
    まさに、出会い力であって、頃合いであって、行動格差なんですね。

  • 忘れる力ー過去の失敗や挫折やそれまでの常識や先入観を忘れる。忘れる時はプラス思考で忘れる。忘れる時は積極的に主観を見直す。
    ふられる力ーふられることで選ばれることに感謝することを学ぶ。
    落ち込む力ー落ち込んだ時こそ、目の前のことに本腰をいれて取り組む?小さな奇跡を信じて、努力をし、実現に感謝する。
    出会いを粗末にするな!

  • 教育やネット環境の普及のため、今や知識格差→情報格差の時代ではなく、責任と情熱をもって主体的に行動できるかどうかの「行動格差の時代」。
    事なかれに逃げず、前進していくために著者の二人が示すのが「捨てる力」「迷う力」「忘れる力」「フラレる力」「知らない力」「怒る力」「失敗する力」「落ち込む力」。
    これらの力は、もとよりネガティブで、行動のために率先して選択すべきものでもないが、そうした状況を経験し、真摯に向き合うことで前向きな行動を起こす力になりうるものだと分かる。
    著者の失敗に学ぶ姿勢やしぶとさは参考になり、面白くもあったが、責任と情熱をもって主体的に行動するために何をなすのかという観点からすると、やはり本質的なところではない奇をてらった内容のように感じられた。
    13-128

  • 各自の意思と決断と情熱に委ねられた行動の力が弱体化している。果敢に行動する時頼りになる8つの力。

    タイトルを読んで、情報時代になるほどと思いました。
    同じポイントについて、実際に行動を起こしているすごい方二人が交互に書かれてしるため、分析や理論としてはちょっと掴みにくい。

  • 仕事の実力をつけるのには、8つの心の力が必要だと。「ふられる力」とかも必要だそうだ。著者たちの実体験などもあり、それなりに苦労した時代があったとだなあと思う。

  • 行動して失敗する。それこそが大事。挫折のプロセスなくして成功なし。

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著者プロフィール

遠藤 功(エンドウ イサオ)
株式会社シナ・コーポレーション代表取締役
早稲田大学商学部卒業。米国ボストンカレッジ経営学修士(MBA)。三菱電機、複数の外資系戦略コンサルティング会社を経て、現職。2006年から2016年まで早稲田大学ビジネススクール教授を務めた。2020年6月末にローランド・ベルガー会長を退任。同年7月より「無所属」の独立コンサルタントとして活動している。多くの企業で社外取締役、経営顧問を務め、次世代リーダー育成の企業研修にも携わっている。
株式会社良品計画社外取締役。SOMPOホールディングス株式会社社外取締役。株式会社ネクステージ社外取締役。株式会社ドリーム・アーツ社外取締役。株式会社マザーハウス社外取締役。
15万部を超えるロングセラーである『現場力を鍛える』『見える化』(いずれも東洋経済新報社)をはじめ、『現場論』『生きている会社 死んでいる会社』(いずれも東洋経済新報社)『新幹線お掃除の天使たち』(あさ出版)『ガリガリ君の秘密』(日経ビジネス人文庫)など、ベストセラー書籍多数。

「2022年 『「カルチャー」を経営のど真ん中に据える』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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