リターン

著者 : 五十嵐貴久
  • 幻冬舎 (2013年6月27日発売)
3.12
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  • 77レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344024106

作品紹介

高尾で発見された手足と顔がない死体、それは、10年前ストーカー・リカに拉致された本間だった。警察官を殺し、雲隠れしていたリカを追い続けてきたコールドケース捜査班の尚美は、同僚の孝子と共に捜査に加わる。捜査が難航する中、孝子と結婚の約束をした恋人・捜査一課の奥山から連絡が途絶えた。彼の自宅に向かった二人が発見したのは…。

リターンの感想・レビュー・書評

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  • 「リカ」続編。前作は確実に読んでおいた方がよいです。できれば文庫版。
    恐るべき所業を成し遂げて、姿を消したリカ。その十年後に起きたさらに恐るべき事態。まさかあの人があのままだったなんて……恐ろしいにもほどがあります。リカの執着には戦慄するほかなく。
    そんなリカに立ち向かうのは、大切な人を奪われて復讐に燃える二人の女刑事。ただ、リカを見つけて対決するまでの過程が案外とあっさり。前作に比べると全体的なボリュームもちょっと物足りないなあ、と思ってしまったのですが。
    ……なんじゃこのラストは! とんでもなく邪悪なことをやってくれますねえ。たしかに衝撃でした。愛って恐ろしい!

  • もうなんというか、鳥肌と吐き気と闘いながら読み終えた。
    読んでる途中も、読み終わった今も、胃の中がどんよりと重苦しくて。久しぶりに癖になるイヤーな作品。
    リカ、怖すぎます。同じ人間だとは、同じオンナだとは、思えない。
    思えないし、絶対に会いたくもないけれど「リカ」という圧倒的な存在にはものすごく惹かれてしまう。
    「愛」の究極的な形は一方通行の感情であり、猟奇の極限には「愛」があるのだ、と思えてくる。
    「リターン」…そう、戻ってくるのだ。こうやって第2のリカの「愛情」がまた始まる

  • やっぱリカ恐い。最後の描写は嫌だったなぁ。
    2日で読んでしまった。読みやすい!

  • 2017.10.25-

    怖くてグロくてゾッとする話。
    でも読む手は止まらずほぼ3日で読了した。
    「リカ」を読まずいきなりこちらを読んだので、リカのおぞましい存在にゾワゾワしながら読んだが、ラストはどういうことか。。
    尚美はリカになってしまったの⁉ なぜ???
    孝子、お願いどうにか止めてと思うのは私だけではないはず。。
    怖いもの見たさで「リカ」「リバース」を読まずにいられない..

  • リカの続編。最後の終わらせ方には、少しゾクゾクするが、それ以外は免疫がついた事もあり、少し淡々と読めてしまった。

  • ほんとにコワイな、リカ。
    怖いので気持ち悪いのに途中で読むのをやめられない。
    著者のワナか!
    ただ、最後に捕らわれた尚美がリカと問答(?)するところがなんかあり得ないように思えた。
    この時すでに尚美がリカ化し始めてていた、ということだろうか。片目をえぐられても生きているあたりが、もはや普通の人間ではないような・・・

    とりあえず、すぐにリバース読みます

  • 前作が面白かったので多少期待したのだが…。
    五十嵐氏の作品は文章が上手くて読みやすいのだけど、今作は無駄な会話・無駄な描写が多い。特に繰り返されるリカの描写は意味がなく、同じ説明が続き、会話は発言ごとに改行で中身はスカスカ。とてもハードカバー一冊分の内容はなく、これであれば、薄っぺらな文庫本か中編程度。
    前作を引き継いでいるが、話の展開は読めるし、なんら工夫がない。警察側の描写も長いが、必要性も意外性もなくてただダラダラと枚数を稼いだ印象がある。連載物で軽く仕上げた印象があるが、こんな水増し作品を出版してどうするんだろう?
    次は映画化か?

  • 今作も、リカの不気味さ、恐ろしさが感じられる。10年前のある事件を追いかける、警察陣営と、リカへ復讐を考えている女性2人。事件を追っている内に、リカとの関連が段々と明らかになり、死んだとされる本間とリカとの関係が徐々に解り、行動に気味悪さとホラーが感じられた。前作ほどではないものの、怖さとリカの不気味さ、狂気に満ちた犯行に慄くばかり。最後にリカへの復讐をした女性、そこには復讐する思いが、リカの不気味さをはね返すかのである。エピローグで入院している菅原刑事に対する女性の接し方が何とも物悲しくなってしまう。

  • 160720図

  • 【図書館本】昨日借りて、あっという間に読んでしまった。2002年に「リカ」が、土曜ワイド劇場でドラマ化されているらしい。Wikipediaで、キャスティングを見てビックリ!!何故、リカは、浅野ゆう子さんなのだ。どうも腑に落ちない。一度観てみないと、何とも言えない。「リターン」の感想は、皆さんのいう通りなので、敢えてしません。(笑)

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