小さくても、勝てる。

著者 : 佐藤寿人
  • 幻冬舎 (2013年6月27日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344024120

作品紹介

"得点感覚"はいらない。ゴールに必要なのは、"思考力"だ。身長という壁。二度のリーグ降格。原因不明の病-。挫折のたびに「考え続ける」ことで、男は得点王になった。170cmのストライカーが到達した、こだわりのゴール理論!

小さくても、勝てる。の感想・レビュー・書評

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  •  左サイドのウイングバックに立つストライカーは背番号10をつけていてもストライカーで、いくつも伏線を張りながら細かく方向転換を繰り返しDFを出し抜き裏を走り抜け視界から消え去りFW以上にゴールを奪えばいいのであって、自分の状況判断と責任において自分の意思でゴールに直結する動きを続けていたら、足元に緻密なパスを通してくるやつと出会った。

    『僕はすべてのゴールを言葉にして説明することができる。それは、すべてのゴールに、そこに至るまでの明確な過程と理由があるからだ。(中略) どんなストライカーであっても、1点を奪うために、ときには2本、3本、ときには5本以上のシュートを打つ。一つのシュートに対してどれだけ修正できるかで、次のシュートを結果に結びつけられるかどうかが決まる。 だからこそ、シュートには1本、1本、理由があり、ストライカーはそれを説明できなければいけない。』57頁

  • 15ゴール、ゴンさんに並ぶ記録!おめでとうございます。
    Jリーグアウォーズのコメントでもしっかり的確に話をする寿人選手を見て、クレバーな人だと思っていましたが、まんまでしたね。
    FW、ストライカーって感情剥き出しの熱い選手ばかりと思っていましたが、周りもよく見えていて、プロサッカー界も冷静に見ていると思います。
    まだまだこの先もキャリアを積み上げて、さらに若手にとっての模範でありつづけてもらいたいです、

  • 佐藤寿人が好きな人にはいいのかも。特別な思い入れはないから、飛ばし飛ばしになってしまった。

  • 佐藤寿人のプロこれまでを振り返った作品。
    こーゆー作品は最近多くなってきたけど、一人一人に味があっていいよね。
    特に寿人は背が小さくて1トップとしては…と思うけど、自分の良さを引き出して結果を残し続けてきた。
    サンフレッチェ以前は良く知らなかったので、その部分は非常に興味深し。
    尊敬するカズ越えを達成したので、次はゴン越えですな!

  • 最近、スポーツプロフェッショナルのエッセイ的なものを多く読んでいる。
    言葉尻だけを追うのではなく、彼らがそのキャリアを積む中でのプロセスでどのような判断をし、どのように内省しているかを学びたいがためだろうか。
    とても心に響くものばかりで、自身の成長の肥になっているのは間違いない。
    サンフレッチェ広島の佐藤寿人と言えば、僕はジェフサポーターなので、遠からず思い入れのある選手だ。
    彼も本書の中で指摘しているように、身体的な特徴があるわけでもなく、Jリーグで結果を残し続けている希有な選手。そんな彼の思考プロセスは非常に参考になった。
    ぜひ本書を読むべきと思う。

    一番心を揺さぶられたのは、兄、勇人とのやり取りで、ジェフが昇格POを逃し、寿人が翌日栄冠を掴んだものだった。やっぱり心を動かすものは理性ではなく、こういった情動なんだなと思った。
    星5つ

    内容紹介より引用
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    “得点感覚"はいらない。ゴールに必要なのは、“思考力"だ。身長という壁。二度のリーグ降格。原因不明の病――。挫折のたびに「考え続ける」ことで、男は得点王になった。

    昨シーズンまでで、Jリーグ9年連続2桁ゴール、またJ1・J2通算得点記録(167得点)をもつ170cmのストライカーが初めて明かす、こだわりのゴール理論。
    ・自分の長所を生かすために、あえてエゴイストになる
    ・身体能力には限界があっても、判断力に限界はない
    ・すべては、一流選手の“模倣"から始まる
    ・ピッチの上に「ごっつあんゴール」は存在しない
    ・ゴール前では、目線や顔の向きだけで相手を騙せ
    ・FWは走行距離よりも、何度“走り直して"いるかが大事
    ・下手だから、努力できる喜びがある
    ------------------------------------------------------------------------

    ■目次
    第1章 ストライカーはエゴイストであれ!(FWであることへの、比類なきこだわり
    ゴール前で相手を騙すテクニック ほか)
    第2章 兄・勇人、仲間、そしてライバルたち(永遠のライバルは、双子の兄・勇人
    初めて挫折を味わったときの父の言葉 ほか)
    第3章 キャプテンとはどうあるべきか(ストライカーはキャプテンに向いていない?
    キャプテンには、二つのタイプがある ほか)
    第4章 プロサッカー選手という生き方(これまでのサッカー人生で一番迷ったとき
    サポーターへの恩返し ほか)

  • まずまず。
    佐藤寿人のフォワードへのこだわりがよく分かる。
    サッカー選手であるがフォワードという職業の男。

  • 点を取る(すなわち結果を残す)人間に必要なことは、自分一人の力だけでは限界がある。自分の特長を発揮し、結果を残すには、チームメイトに自分のプレーを繰り返し伝え、お互いの特長を引き出しあうことが必要である。小さくても勝つ、これはチームとして勝つとイコールであると思う。

  • プロサッカー選手をアスリートと呼ぶのかはわかりませんが、佐藤寿人は他のプロスポーツ選手と比べても体格的にも身体能力的にも十分に優れているとは言えないかもしれません。

    しかし、サンフレッチェ広島におけるキャプテンとしての役割とJリーグにおけるストライカーとしての存在感はそれぞれ独立した魅力があるように感じます。

    協調性やチーム内の調整役が求められるキャプテンシーとストライカーとしてのエゴイズムは相反するように思えますが、2012年のリーグ優勝と4つの個人タイトルを見れば、キャプテンシーとエゴイズムは両立することがわかりました。

    その両立の影には、身体的な限界をカバーする普段からの本人の深い思考があることがわかりました。

  • 寿人がものすごく考えてプレーしてるのがよくわかりました。
    あと、ものすごく頑固でやんちゃなところも(笑)
    買って良かったです。
    今年もよろしくおねがいしますね!

  • なるほど

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