風に立つライオン

著者 :
  • 幻冬舎
4.16
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本棚登録 : 439
レビュー : 70
  • Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344024229

感想・レビュー・書評

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  • 一九八八年、恋人を長崎に残し、ケニアの戦傷病院で働く日本人医師・航一郎。「オッケー、ダイジョブ」が口癖の彼のもとへ、少年兵・ンドゥングが担ぎ込まれた。二人は特別な絆で結ばれるが、ある日、航一郎は…。二〇一一年三月、成長したンドゥングは航一郎から渡された「心」のバトンを手に被災地石巻に立つ。


    さだまさしさんて、ほんとすごい才能だな。

    どんどん引き込まれていって、
    読み止まらなくて困ってしまった。

    航一郎に関係した色んな人達の話によって構成されているこの本。

    航一郎の声が全くないにもかかわらず
    航一郎の気持ちがすごく伝わってきた。

    航一郎のバトンがたくさんつながることを祈ります。

  • 1987年に発表された名曲の小説化。海外に住んでるとこの原曲はいつ聞いてもグッと来ます。モチーフは共通ですが、曲と小説はあくまで別物。小説化を熱望した大沢たかおの主演で映画化が決まってます。日本とケニアで世代を越えて繋がるバトンというテーマもわかりやすいです。ちと長いですが、お薦め。期待通り泣けます。

  • さだまさしさんの本というだけで手に取った一冊の本、久々に心にジンジンと熱い感動を頂きました。
    アフリカでの僻地医療、巡回医療に青春を懸けられた青年医師、そう実在される柴田紘一郎医師の物語。
    恋人との別れと内戦で傷ついたンドゥングを手当保護がきっかけで医師となり東日本大震災で活躍されるという心のバトンに涙させられた。
    「ガンバレ」は人に言う言葉でなく「自分を叱咤するときの言葉なのだ」との航一郎の言葉がずっと残ってるし泣く泣く恋人との別れで「お願いだから、しあわせになってください」の一行の手紙がさださんの同タイトルの音楽聞いて思いが伝わり涙誘われた。
    流れるようなさださんの綺麗な文体が心地よくさらりと読了。
    また素敵な一冊に巡り会え感謝でした。

  • ガンバレーっていってやる

  • 初めて「風に立つライオン」を聴いたのは中学生。子どもなからドシンと胸に刺さり、すぐさま下手くそなギターでコピーした。それが物語となった本作。「ガンバレ」とは己に言うものだと主人公は言う。アフリカの地で、東北の避難所で発せられるこの言葉は重い。ものすごく重い。誰かに伝えられたらいいな。僕も風に立つライオンでありたい。

  • オッケー、ダイジョブ
    頑張れ
    彼自身は大丈夫だったのか。
    影響力のある人はそれだけ努力、行動しているんだなと思った。

  • 戦地の医療を垣間ほんの少し望める小説。色々な方の証言集形式なので、少し読み辛いところも。

  • 物語風ではないので、最初ちょっと読みづらかったです。映画の予告を見ましたが、確かに大沢たかおキャラではないですね。
    最後は、震災の話?とも思いましたが、人から人への絆のリレーかな。
    「あつお」の話も涙が出ました。
    色々と話したいことがたくさんあって、話しきれない~~って感じがしました。

  • すみません。さだまさし、なめてました。ミュージシャンの手慰み的な小説かと思って読み始めた自分をぶん殴りたい。かなりの取材をしたでしょう、これは。医者が書いた小説と言っても通るんじゃないかな。だれもが憧れるような主人公を描きながら、でも「あなたは彼じゃない、あなたの人生を生きて」という終盤のセリフは、この本に感化された若者が安易にボランティア団体に参加するのを戒めているのかも。オッケー、ダイジョブ。私もどんどん安請け合いをしよう。それと、悪魔の臭いがする日は遠出しないようにしよう。

  • 課題図書

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