僕らのニュースルーム革命 僕がテレビを変える、僕らがニュースを変える!

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 76
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344024472

作品紹介・あらすじ

パブリックアクセスとオープンジャーナリズム、そこにテレビとニュースの未来がある。テレビとニュースはこう変わる!そのすべて。

感想・レビュー・書評

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  • 元NHKアナウンサーの堀潤さん。
    若手のキャスターとして夜のニュース番組に起用されていたころ、私も拝見していました。
    2011年3月11日 東日本大震災を境に、日本中の何かが変わってしまった。
    福島原発の爆発を受けて、堀さんも何かスイッチが入ったのだろう。必死に何かを伝えようとしてきたが、やはり局アナというのは制約を受けるもので、上からの意見や、NHKという民放局との違いで政治家などの圧力もかかることを吐露している。
    そして、2013年4月1日に12年間勤めたNHKを退職した。
    多くの著名人や一般の人、企業などが堀さんを支援していく様子がわかる。
    この本で印象に残ったのは「いまだに『戦後』を迎えていない日本の放送メディア」という項だ。なんとなく言いたいことが分かる気がする。
    インターネットが普及した現在、放送局の存在意義があいまいになりつつある。
    一方的な放送を鵜呑みにしていると、頭がおかしくなりそうな気がする。
    自分で考え、調べることも大切だろう。
    今、放送業界も岐路に立っているのかもしれない。

  • これはかなり面白い。
    8bit Newsの由来やニュースを立ち上げなど
    色々なことが書かれていますね。

    とても読みやすかった。
    勉強になります。

  • 堀潤氏の思う、これからの民主主義においてメディアのあるべき姿について。

    また、自身が立ち上げた投稿型ニュースサイト「8bitnews」と、各国のパブリックアクセスへの取り組み・問題点など。

    ACR=automatic content recognition コンテンツの自動認識共有システム

    阿部仁史 ダイワハウス
    スマートシティ対応の次世代住宅の開発
    Future of Living

    独立系資本主義
    クラウドファンディング

  • 8bitnewsの創設にあたり、どうゆう想いでそこへ至ったかを含め、考えていることを纏めた内容だと思う。情報技術によりジャーナリズムが変わることについて言及し、アメリカでの事例や展示会を通じて学んだ内容がまとめられている。

  • 堀潤氏のことを何も知らずに図書館で借りて読んだ。
    この後で読んだ、「僕がメディアに伝えたいこと」を先に読めば良かった。
    市民ジャーナリズムの確立を目指して様々な試みを行って、うまく軌道に乗りそうだ、と言うことが書かれていた。

  • 堀さんの目指す、メディアの在り方がよくわかる。彼の生きざま、情熱、メディアのこれから、私たちにできること…たくさんのことを学び考えられる本でした。

  • 自らがメディアを持てる時代。この本は読んでいただきたい一冊。

  • 自分の経験をもとに書かれているとても説得力のある内容。映像を扱う仕事をしているので、すごく良い刺激になった。

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著者プロフィール

堀 潤(ほり じゅん)

1977年兵庫県生まれ。NPO法人「8bit News」代表、ジャーナリスト。立教大学文学部卒業後、2001年4月、アナウンサーとして日本放送協会(NHK)入局。岡山放送局を経て、『ニュースウオッチ9』『Bizスポ』など報道番組を担当したのち、2013年4月に退局。投稿型ニュースサイト「8bit News」を立ち上げ、パブリック・アクセスの実現、オープンジャーナリズムの実践を目指している。

「2013年 『僕がメディアで伝えたいこと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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