寄る年波には平泳ぎ (単行本)

著者 :
  • 幻冬舎
2.97
  • (2)
  • (10)
  • (44)
  • (10)
  • (3)
本棚登録 : 148
レビュー : 24
  • Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344024663

作品紹介・あらすじ

震災直後のスーパーマーケットでの強欲おばちゃんに辟易、「クツ」を「クソ」と読み間違えて自己嫌悪、「一つ買ったら三つ捨てる」を習慣にして物減らしに挑戦、黒い網タイツの女子学生に吃驚、親子の因果を改めて確認、インターネットの罵詈雑言に憤然、エンディングノートの書き方に逡巡。生きてると何かとあるけれど、控えめな気合いを入れて、淡々と暮らしていこう。我が道をいけばいい。-人生の視界が広くなるエッセイ。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 寄る年波には平泳ぎ、よい表現だな。こうありたいものです。群さんくらいの年になると、ばっさばっさ水をかき分ける力強いクロールではなく、平泳ぎでのんびりスイスイ世間の波を渡っていくようになれるのでしょうかね。群さんには失礼ですが、おばちゃんの井戸端話しを聞いているような、日常の場面が綴られています。

  • ☆3つ
    この本、ふと気づくと人のわるくちばかり言っている。もしくは自分への愚痴ばかりを書いている本である。でも読んでて不思議と暗くならないし、まあ面白いところも随所にあるので悪くはないのである。
    しかし終いには自分の実弟の悪口と愚痴を高々と書き連ねている。もし自分が先に死んでも弟には金は一銭も渡したくないの・・・だとか。ああ、そこだけはちょいと滅入るな。
    大変に薄い本である。175ページ。でお値段は1300円。ついでに字数はまあだいたい600文字/1ページくらいだと見て取れる。つまりはおおよそ80字/1円なのだ。これってわしはめっちゃ高いと思うぞ。
    たまたま手元にある洋書の『11/22/63』スティーブン・キング著、は2100円。しかし怒涛の560ページ(重い!)もある。文字数はなんと1000文字/ページ。んで、こちらを計算すると250字/円である。
    たまたまだが洋本だったので単純には比較できぬが、ズバリ書くと「群ようこはスティーブン・キングの3倍の価値のある作家なのだ!」ああ、どうすりゃいいのさぁ。
    いや待てよ、いやそうでは無かった。要は何部売れるかだな。以下予想。群さんやっとの3千部。キング余裕の3万部。ああ、やはりね、あえなく逆転なのだな。ふむ、これで正しい。群さんすまぬのう。
    (拙感想中に出てきた『11/22/63』は大変に面白い本だから、みなさまどうか是非ともお読みくだされいwww)

  • 少し年上のお姉さんから日常のおしゃべりを聞くような感じの本。
    まったくもって、その通りよね!
    と頷く話もあれば、へえ〜、案外、自分と立場の違う人のことは意地悪い視線で見てるのね〜とも思ったり。
    自分は食べ物の出てくる小説やエッセイをよく読むのだけれど、そういえばこの本には、食べ物のことがほとんど出てこなかった。
    珍しいことだ。

  • 世の中にはぶれやすい人が思いのほか多いものだ。働いても働かなくても、それは個人が決めればいい。世の中の流れに惑わされず、他人をうらやむことなく我が道をいけばいい。

    人々の考え方が、その場限りのことだけになっているような気がする。料理を作るとか、食器を選ぶ行為だけではなく、その先にあるものについて考えが及ばなくなっているのだろう。

  • 久しぶりに群さんのエッセイを読みましたが、いつの間に姉弟仲がこじれてたの?

  • 久々に群氏の本を読んでみましたけれどもまあ…相変わらず、と言ったところでしょうか…。それにしても群氏の家族は色々とアレですね、変わった人が多いような…けれども実際、家族間での諍いってこんなものなんでしょうなぁ…という感じですね。家族というものに幸せの幻想を見出している人が多い昨今(!)、実はこじれてしまう家族もあるんだよ…みたいなことをこの本で学べるんじゃないでしょうか?? ←え?? 社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    というわけで、久々に読みましたけれども楽しめたのでした…。というか、僕はもう群氏の文章のファンだからアレですね、内容は何でもいいです。 ←え??

    さようなら…。

    ヽ(・ω・)/ズコー

  • 赤裸々に書かれた飾らないエッセイにはいつも笑ってしまうことも。
    年上の群さんのちょっと話にはうなずけることとこれから覚悟しないといけないかなと思わせられることが毎回出てきます。

  • 毎度、変わった題名を考えられるものだと、感心する。
    そして、愚痴が、大部分なのに、なぜか、納得する内容である。

    私も、本なしでは、生きていけない生活に慣れているので、今、本を全然読まない人が、多い事にビックリさせられる。
    携帯、スマホ等で、漢字変換から~検索に、ゲームまで、出来る時代になったのだから、昔のように、辞書で調べたり、図書館通いする必要もなくなってしまった。

    だけど、やはり本が好きで、読んでしまう。
    群ようこ氏の本も、ただのエッセーなのだが、書かれていることに同感したり、今の時代の流れは、、、、を、代返してくれていると、思う。

  • 気分転換に気楽に読めるエッセイを選択。
    エンディングノートかぁ、考えもしなかったけど、そういえばよく耳にするようになった言葉だな。
    未婚、子供を持たないなどこれまでよりも老後の幅(形態)が広がったからなのかしらね?
    残すお金は残念ながらないけど、お葬式は**して欲しいとか後の希望をわかりやすく記しておくのはいいことだと思うな。本人の気持ちなんて言ってもよく理解してもらえないかもしれないもの。それなら書いておけば、いざというとき第三者にもわかりやすいわけで……。
    たいそうなものでなくても、メモ程度に書いておくのもいいかもね。
    って、まだ死にそうではないけど(笑)。

  • 独身女性としては色々考えさせられるエッセイだった

全24件中 1 - 10件を表示

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

寄る年波には平泳ぎ (単行本)を本棚に登録しているひと

ツイートする