大江戸ドクター

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 55
レビュー : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344024823

作品紹介・あらすじ

幕末の江戸、神薬と呼ばれる麻酔を駆使して、絶望の淵に立つ患者の人生を蘇らせる蘭方医・里永克生。近代医療の黎明期。"命"に執着した日本人の熱き人間ドラマ。

感想・レビュー・書評

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  • お医者さんはすごい
    昔も現代もかわらず、人を治療する…
    ありがたいです

    麻酔があって、よかった
    怖いくらい効き目抜群なんですもの

  • 横浜で異人から医学を学んでいた里永克生が江戸に帰って来た。 二人の友はそのことを喜び、診療所を何くれと手伝う。克生はそれまでの医療とは違う新しい外科の治療法で次々に難しい患者を治していく。そんな克生の元に、様々な人たちがやってくる。
    江戸の医療ドラマという感じ。克生があまり魅力的に感じなかったなぁ。

  • 幕末の江戸が、背景で、麻酔を駆使して、不治の病に新しい人生をよみがえらせる蘭方医の里永克生が、主人公。

    昔の江戸の井戸は、掘っても、海水で、飲めなかったそうである。
    だから玉川(多摩川)上水からの木樋で、飲料水が、供給されていた。
    掘り抜き井戸にするには大変だったらしいが、コロリにニンニクが効果がある等、、、読んでいて、そんなに直ぐに効き目が出るのであろうか?と、、、

    主人公の克生は、舌癌、痔ろう、梅毒等の難しい治療を次々とこなして行く。
    腎臓を1つ削除の大手術等、、、この時代で、成功したとは、、、、素晴らしい事である。
    この時代の資料に、成功例が、あるのであろう。

    今日のニュースで、最新医療手術でさえ、大腸に傷を付け手術失敗と、、、報道されていた。

    今の時代は、麻酔医も手術に重要な役割をしている。
    体重でも、麻酔の量が違うし、江戸の時代は、アレルギーの人などは、存在しなかったのであろうか?

    しかし、テキパキと、手術を成功させていく過程は、頼もしく感じられた。

    作者も、3.11東日本大震災の後に描いた本だけに、絶望的な気持ちを、少しでも、和らげたい思いで、書かれたものだと思う。

  • 麻酔の技術がそれほど発展していない時代の外科手術かぁ。
    想像しただけで卒倒しそう。
    無理、無理です。耐えられません。
    それを思えば医学の進歩ってすごいやね。
    苦しむ人を助けたい
    という一心で自分の仕事を全うしている姿が素晴らしい。
    さまざまな犠牲があったんだろうけれど。

  • 若干オーバーテクノロジーか。
    ゴムまりの中身が気になる。
    淡々と物語が進む。盛り上がりに欠ける。
    精神に変調をきたして犬と猫になるのも唐突。
    元に戻るのも突然。理由もなんだか。

  • 幕末の江戸で生きる蘭方医・里永克生。
    天涯孤独、愛する女に先立たれ、寂しさを埋めたのは医道だけだった。
    長崎で西洋医学の先端を学んできた克生は、神薬と呼ばれた麻酔を駆使して重症患者に手術を施す。
    金には不自由しない両替商の舌癌、人気噺家がひた隠しにする痔瘻、梅毒で鼻がもげた大名家のお世継ぎ……。
    診療所で働くようになった女弟子・沙織との日々、惑う患者との葛藤、そして自らの過去を乗り越える大がかりな手術。
    残りのむなしい人生を縮めるかのごとく、果敢に患者を救い続ける克己に、大きな変化が訪れる。
    自分が守れなかった命だけを数えてきた医者と過去に囚われ続けている患者との交流を描いた、 感動のヒューマンストーリー。

  • 面白かったです。
    が、都合がよ過ぎなところがちらほら…。

  • しんぶん赤旗日曜版で読む。幕末の江戸で蘭方医を営む里永克生。医学すなわち漢方の時代にあって、麻酔を駆使して手術を施す西洋医学で果敢に重病患者を救う。歯痛、痔瘻に梅毒の鼻もげ、心臓病、コロリと何でも来いの頼もしい先生だ。沙織とは、てっきり赤い糸で結ばれるものと思っていたが...。帝王切開にしても尿管手術にしても、彼女ならではの繊細な縫合術が生きた。克生の指導のもとで優秀な女医となって二人寄り添い診療所を運営していくのではなかったのか。新たな患者が次々と登場し、頭の中が整理しきれなかった。

  • なかなか面白いお話だけど 病のお話ばかりで暗い のが玉にきずだ それに表紙絵がのっぺらぼうで太損している 

  • 設定は嫌いじゃないのに話に入り込めなかったために、流し読み・・・。

    なんだろう?あまり登場人物に魅力を感じなかったからなのかな?

    すべてが表面的にサラサラっとしてるというか、盛り上がれなかった。あの時代、医者として、あんな技術を持っているのはスゴイとは思ったんだけど。

    沙織さん、優秀な女性なのに、オトコの趣味はあまりよろしくないみたい。何だかダメなオトコに惹かれる傾向にある?これじゃぁ父上も安心できないなぁ。

    たぶん高校生ぐらいの時に読んだ和田はつ子さんの「血族神話(だったと思うけど、タイトルさえうろ覚え)」が私の中ではとても印象に残ってる。(ストーリーはあまり覚えていないんだけど・・・)でも図書館には置いてないみたいだ。よその図書館から借りてもらおうか? いつか再読してみたいのだけど・・・。

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著者プロフィール

作家


「2018年 『なぞとき <捕物>時代小説傑作選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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