「がんもどき」で早死にする人、「本物のがん」で長生きする人

著者 :
  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344024847

作品紹介・あらすじ

がんを本当に理解できれば、あなたや家族の「生き方」は、きっと変わる。体が嫌がることをしても、寿命は縮まるだけ。ひとりも、「がんもどき」で命を縮めないでほしい。「本物のがん」にかかったかたも、できるだけ快適に、できる限り長生きしてほしい。

感想・レビュー・書評

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  • 批判もされていますが、私は何となく同意してしまいました。
    私の母はスキルス胃癌で、癌が見つかってから2年で亡くなってしまいました。
    手術で胃全摘術、抗がん剤治療、オプジーボもやりましたが駄目でした。
    癌が見つかった時は何の症状も無く、とっても元気だったのに。
    ホントに治療することだけがすべてでは無いと思いました。

  • 身体が嫌がることをしても、寿命は縮まるだけ。
    がんを本当に理解できれば、あなたや家族の「生き方」は、
    きっと変わる。(裏表紙より)

    がんの種類別に細かく書かれています。
    抗がん剤が効くもの、効かないもの。
    がんに係わった方々の実際のケース。

    今、ニュースになってますよね。
    治療をして、亡くなったとしても、医者は感謝される。
    そうだ、こういうコトなんだなぁ、と。。
    イレッサのアストラゼネガ社の言い分にもありましたね、
    「患者は『死』もある程度の副作用として受容してる」。
    「イレッサの危険性は他の抗がん剤に比べて高いものではない。」
    ↑あ、これはついでに(;´・ω・)

    近藤先生の本は、沢山出ていますから同じネタが何度も出てきますが、記憶に刷り込まれますし、私は悪くないなぁと思ってます。
    おかげで他の本を読むとき、気になるコトが増えました(笑)
    え?このデータ、しこりが2分の1以下になって…その後は?!その後はどうなのっ?!
    みたいな(笑)

  • がんは、臓器転移のある本物のがん、と転移のないがんもどき。本物のがんは早期発見は出来ない。
    2013年8月厚生労働省 内視鏡は推奨しない。
    がん集団検診をやめた泰阜村。
    昭和天皇のすい臓がんのバイパス手術。
    2011年アメリカの予防医学作業部会はPSA検査はすすめられないと勧告。

    抗癌剤は猛毒で、食道がんのような固形がんは治せない。縮小しても必ず大きくなり、苦しみだけがある。

    イレッサで間質性肺炎になる。
    間質性肺炎は普通の肺炎とは全く違う。

    がんの手術をしないで放射線治療だけでも生存率は同じ。

    家族が治る可能性が少しでもあればなんでも、と望むから。
    抗がん剤など化学療法=ケモセラピーで死ぬこと=ケモ死。

    胃がん、肺がんなど固形がんには効かない。白血病には効く。

    抗がん剤によって、心不全、脳障害、肺線維症、腎不全などが起きると治らない。

    医者はどのように死んでいくか。治療をしない。
    家族は出来る限りの治療を望むから、手術や抗がん剤を使うことになる。
    本物のがんは、生まれた時からあちこちに転移している。発見できるのはそのあと。

    餓死は自然な死に方。免疫療法は詐欺。

  • 脳神経内科医と循環器内科医と話してたんだけど、こういう本って売名行為じゃないか、って。
    どうなんだろう?
    一理あるの?これ???

  • 「本物のがん」と「がんもどき」の集大成。
    近藤節はますます炸裂していく。
    同じような主張の繰り返しも多々見られるが、それだけ真摯に訴えたいということだろう。
    さて患者はどちらをとるべきか、そろそろ結論を出しておかなければいけない歳になってきたが・・・。

  • がん検診は受けない方がいい、と医者が言うんですね。
    がん検診を受けたグループと、受けなかったグループと
    を比べると、受診したグループの方が寿命が短かった。そう言われては、確実に受診する気が失せます。

  • 近藤先生有好主意。我想也有一样。人不死簡単。日本是島、与日本人是潔癖。如果、大家希望除癌的細胞。

  • 人間の神秘と愚かさを感じました。
    母が生きているうちに出会いたかったです。。

  • 『医者に殺されない47の心得 医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法 』を読んで、近藤先生の本を再度購入。
    知ってよかった。

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著者プロフィール

1948年、東京都生まれ。医師。「近藤誠がん研究所」所長。
73年、慶應義塾大学医学部卒業後、同医学部放射線科に入局、79~80年、アメリカへ留学。83年から、同放射線科講師を務める。96年に刊行した『患者よ、がんと闘うな』(文藝春秋)で抗がん剤の副作用問題を初めて指摘し、医療の常識を変える。2012年、第60回菊池寛賞を受賞。13年、東京・渋谷に「近藤誠がん研究所・セカンドオピニオン外来」を開設。14年、慶應義塾大学を定年退職。
ミリオンセラーとなった『医者に殺されない47の心得』(アスコム)ほか、『「健康不安」に殺されるな』『「副作用死」ゼロの真実』『コロナのウソとワクチンの真実』(和田秀樹氏との共著)『新型コロナとワクチンのひみつ』(以上ビジネス社)、『最新 やってはいけない! 健診事典』(講談社)、『医者が言わないこと』(毎日新聞出版)、『どうせ死ぬなら自宅がいい』(エクスナレッジ)など著書多数。
2022年8月13日逝去。

「2023年 『医者に殺されるなー僕が最後まで闘い続けた"医療不信"の正体」(仮)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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