- Amazon.co.jp ・本 (381ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344025370
作品紹介・あらすじ
国土交通省の森崎は、東都大学地震研究所の前脇から、マグニチュード8クラスの東京直下型地震が想定より大幅に早く発生するという予測データを示される。その翌日、今度はアメリカ留学時代に親友となったロバートが大統領特使として来日し、東京直下型地震による経済損失が112兆円にも及び、1929年の世界大恐慌を遙かにしのぐ被害を引き起こすというレポートを突きつけてきた。右往左往する森崎、そして日本政府。人類未曾有の危機を回避する手段はあるのか。模索し始めたとき、震度6弱の地震が東京を襲った。地震規模が予測を下回っていたことに安堵する森崎。だが、この地震は首都崩壊への序曲にすぎなかった…。
感想・レビュー・書評
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著者お得意の展開といえばそうでしたが、主題は地震ではなく、経済。日頃日本の経済や政治、教育、先行きについて感じているところについて、かなり重複するところもあり、フィクションながら、若干の現実性も持って読みました。
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首都移転のお話。
崩壊って言ってるから、地震で大変なことになるんだろうなって思っていたのですが、そうではなくて地震がきっかけで首都移転を考えるお話でした。
ほとんど経済と政治のお話。
最終的にどこが首都に決まるのかということと
そこがつき合っていたとは驚いたなぁ -
最初の感じだと結末がどうなるなかドキドキしたがチョット違った これで終わりって感じがした
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全く盛り上がらない。登場人物への感情移入も無い。東日本大地震をモチーフにしたストーリーだが、タイトル負けしている。つまらない。著者の想像力のかけらも感じさせない本。
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そういう話だったのか。参事官の暴走、と言われても仕方ないのかな~、と思う。
首都移転。あっても良いかも、と思ってしまった。 -
日本が地震で崩壊する話。
中国もアメリカの反応も、本当にあり得そうな話の展開。
お話として、ラストも綺麗。映画になりそう。
ただ、長いし前半がちんたらしすぎ。 -
新首都模型って、そんなにインパクトある?
あんまりドキドキハラハラしなかったよ。 -
首都直下地震によって日本発の世界恐慌が起きるかもしれないという、近い将来あり得る話です。
政治が凄く絡んでいるのでちゃんと分かるために色々と調べてしまいました。
最終的に崩壊はしませんでしたが、新しい日本のあり方を読んでるようでした。 -
主人公の有能さは全く伝わらなかった。
女性に情報漏らしすぎ。