「うつ」は病気か甘えか。 今どきの「うつ」を読み解くミステリ

著者 : 村松太郎
  • 幻冬舎 (2014年4月10日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344025653

作品紹介

主張する患者様。無視できないお医者様。ばらまかれる診断書。処方されまくる薬。困惑する家族、職場、裁判所。こうして「うつ」は増殖する。あなたの周りの「うつ」、それホント?なんて疑うなんて酷い!…ですか?現役医師が禁断の問いに挑む。

「うつ」は病気か甘えか。 今どきの「うつ」を読み解くミステリの感想・レビュー・書評

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  • 本書で繰り返される「『うつ』は病気か甘えか」の問い。 周囲に「うつ」と診断されている方がいる人は、少なからず思った事がある問いではないだろうか。
    ことさらに冷たく厳しくしたいわけではない。できれば理解したい。でも、ふとよぎるタブーとも言える問い。
    本書を読むことで、少しだけ理解が広がった気がする。

  • 著者の語り口はところどころユーモアもあり,くすりと笑えるところが何度もありました。

    肝心のうつは病気か,甘えかというのは,医者である著者にも結論が出ないというのがその結論のようです。

    とにかく,うつという概念が爆発的な広がりを見せており,そのことに関して問題提起したというのが本書の真の目的であると考えました。
    「うつ」の今を知ることができるという点で,読んで損はない本です。

  • うつという病気は間違いなく存在する。
    しかし、現代の「顧客至上主義」「医療化」などの要因により、うつが包摂する範囲は間違いなく拡大の一途をたどっている。

    鬱病を定義するのは困難であるが、同心円状の中心核にあると考えるのがよい。その他円周にあるのが、甘えであったり、エセ患者であったり…

    うつ病を考えるに当たり、読んでいた方がいい作品。

  • 甘えなんじゃないかと思われる原因に、休職中に遊びに行ったり旅行したりしてそれを隠そうとせず話題に出す、ということがあるけれど、普通の感覚でいくと、仕事をズル休みして遊びに行った話をベラベラ話したりはしないだろうので、やっぱり普通ではない=健康ではない=病気なのである。
    うらやましいというより、可哀想である。

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