残心(ざんしん) 世界のハンセン病を制圧する

  • 幻冬舎 (2014年5月20日発売)
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本 ・本 (404ページ) / ISBN・EAN: 9784344025790

感想・レビュー・書評

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  • 著者、笹川陽平さんは、ウィキペディアによると、次のような方です。

    ---引用開始

    笹川 陽平(ささかわ ようへい、1939年〈昭和14年〉1月8日 - )は、日本の社会運動家。笹川良一(日本船舶振興会初代会長)の三男。

    公益財団法人日本財団(旧日本船舶振興会)会長、同笹川平和財団名誉会長、東京財団顧問、世界保健機関 (WHO) ハンセン病制圧大使、ハンセン病人権啓発大使(日本国)などの役職を歴任し、2012年6月11日にはミャンマー少数民族福祉向上大使(日本国)に就任。2013年2月にミャンマー国民和解担当日本政府代表(日本国)に就任。

    ---引用終了


    で、本書の内容は、BOOKデータベースによると、次のとおり。

    ---引用開始

    笹川良一の息子として受けいれざるをえない宿命と、みずから選んだ使命とは。75年間の総決算。

    ---引用終了


    本書の著者が現会長を務める日本財団(旧日本船舶振興会)の2代目会長は、先頃亡くなった曽野綾子さんですので、歴代会長を見ておきます。

    初代:笹川良一(1962年10月1日 - 1995年7月18日)
    2代目:曽野綾子(1995年12月11日 - 2005年7月)
    3代目:笹川陽平(2005年7月 - 現在)

    笹川良一(1899~1995)
    曽野綾子(1931~2025)
    笹川陽平(1939~)

  • 子供の頃うっすらとした記憶の中に、戸締まり用心火の用心〜♪で子供たちに囲まれたおじいさんを憶えている程度にしか笹川良一を知らなかった。
    その息子の手による笹川良一の名誉回復、そして父と息子が立ち向かうハンセン病と患者差別の闘いの物語。
    松岡正剛が編集しているようで、本としての出来がとにかく良い。
    ブリスターパックの発明の元が、ハンセン病患者の投薬対策であったことは本書で初めて知ったし、ググってもほぼ出てこないので、もっと広く世に知られていいのではないか。

  • 【書評】■彼が目指すのは差別の撤廃=評・高山文彦(作家)- SankeiBiz
    http://www.sankeibiz.jp/econome/news/140629/ecf1406290818002-n1.htm

    幻冬舎のPR
    http://www.gentosha.co.jp/book/b7835.html

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著者プロフィール

日本財団会長。1939年生まれ。明治大学政治経済学部卒業。WHOハンセン病制圧特別大使、ハンセン病人権啓発大使(日本・外務省)、その他の役職多数。国際ガンジー賞受賞、読売国際協力賞、カンボジア王室勲章「コマンドール賞」、マダガスカル共和国・国家勲章、ハベル大統領記念栄誉賞、WHOヘルス・フォア・オール金賞、ロシア「友好勲章」、その他多数を受賞。著書に『世界のハンセン病がなくなる日』(明石書店)、『人間として生きてほしいから』(海竜社)、『外務省の知らない世界の素顔』(産経新聞社)、『若者よ、世界に翔け!』(PHP研究所)など多数。

「2010年 『不可能を可能に 世界のハンセン病との闘い』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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