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本 ・本 (404ページ) / ISBN・EAN: 9784344025790
感想・レビュー・書評
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著者、笹川陽平さんは、ウィキペディアによると、次のような方です。
---引用開始
笹川 陽平(ささかわ ようへい、1939年〈昭和14年〉1月8日 - )は、日本の社会運動家。笹川良一(日本船舶振興会初代会長)の三男。
公益財団法人日本財団(旧日本船舶振興会)会長、同笹川平和財団名誉会長、東京財団顧問、世界保健機関 (WHO) ハンセン病制圧大使、ハンセン病人権啓発大使(日本国)などの役職を歴任し、2012年6月11日にはミャンマー少数民族福祉向上大使(日本国)に就任。2013年2月にミャンマー国民和解担当日本政府代表(日本国)に就任。
---引用終了
で、本書の内容は、BOOKデータベースによると、次のとおり。
---引用開始
笹川良一の息子として受けいれざるをえない宿命と、みずから選んだ使命とは。75年間の総決算。
---引用終了
本書の著者が現会長を務める日本財団(旧日本船舶振興会)の2代目会長は、先頃亡くなった曽野綾子さんですので、歴代会長を見ておきます。
初代:笹川良一(1962年10月1日 - 1995年7月18日)
2代目:曽野綾子(1995年12月11日 - 2005年7月)
3代目:笹川陽平(2005年7月 - 現在)
笹川良一(1899~1995)
曽野綾子(1931~2025)
笹川陽平(1939~)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
子供の頃うっすらとした記憶の中に、戸締まり用心火の用心〜♪で子供たちに囲まれたおじいさんを憶えている程度にしか笹川良一を知らなかった。
その息子の手による笹川良一の名誉回復、そして父と息子が立ち向かうハンセン病と患者差別の闘いの物語。
松岡正剛が編集しているようで、本としての出来がとにかく良い。
ブリスターパックの発明の元が、ハンセン病患者の投薬対策であったことは本書で初めて知ったし、ググってもほぼ出てこないので、もっと広く世に知られていいのではないか。
著者プロフィール
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