おかげさまで生きる

著者 :
  • 幻冬舎
3.23
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本棚登録 : 542
感想 : 68
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  • Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344025950

作品紹介・あらすじ

死を心配する必要はない。救急医療の第一線で命と向き合い、たどりついた、「人はなぜ生きるのか」の答え。

感想・レビュー・書評

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  • 目には見えないものの存在を意識し認めることは、生きていく上で意味があると思う。
    時間に縛られてせわしない日々を送っている今、“見えないもの”を身近に感じていなかったようだ。忘れてもいたし。

    『おかげさま』って、なんて素敵な響きのある言葉なんだろうか。
    『おかげさま』の精神構造は、相手を思いやる気持ちで溢れている。

    何でもお見通しの『お天道さま』の下で共存している私たちは、「今日もおかげさまで生きています。」「おかげさまで今日も元気ですよ。」と、謙虚さと感謝を伴い、穏やかな心根でいたいものだ。

    • だいさん
      『おかげさま』
      >謙虚さと感謝を伴い、

      私も、そう感じます。
      日本人ならでは、という気もします。
      『おかげさま』
      >謙虚さと感謝を伴い、

      私も、そう感じます。
      日本人ならでは、という気もします。
      2015/07/08
    • あいす桃さん
      だいさん、コメントありがとうございます。
      日々の生活のなか、あの人もこの人も日本人の心の奥底には、謙虚さを持ち合わせているように想うこの頃...
      だいさん、コメントありがとうございます。
      日々の生活のなか、あの人もこの人も日本人の心の奥底には、謙虚さを持ち合わせているように想うこの頃です。

      2015/07/09
  • 医療関係の本かと思ったら違い、心の持ち方、生き方に関する本だった。
    既刊の「人は死なない」を読んでいたら、もっとスッと話が飲み込めたのかもしれない。
    著者の考えと距離を感じるところもあれば、共感するところもあり、いろいろな思いに駆られる一冊でした。

  • あまりにもこの方の著書が話題になり続けているので、どれどれと手に取った一冊。

    感銘を受ける人がいるのはわかります。が正直私には言い尽くされていることや感じていることが多くて新鮮味は感じられない内容でした。

    これに感銘を受ける方は、あまりこの手の本に触れてこなかった人なのではないかなぁと想像します。
    しかし言ってることは真実味があります。

    そしておそらく、このような内容の話を現役の医者、それも人の生死の最前線に立つ救急医である著者が語っているという事実そのものが一番読ませるところなのだと思います。
    もう装丁がそうですもの。そこ見てよっていう、出版社のいやらしさ、もとい売る気満々(笑)を感じます。

    これを例えばスピリチュアル系の人が書いていたなら、内容が酷似していてもこれ程受け容れられなかったのではないでしょうか。

    人に薦めることには抵抗のない本ですが、でも自分には買って読むほどではなかったなぁ。…この方の他の著作を買えばよかったなぁ。他の著作も読んでみたいですね。

  • 490
    寄贈図書

  • 山で九死に一生を得た経験と
    救急救命医としての経験から
    いかに生きるかという示唆に富んだ本。

    個人的には、
    この一冊では
    矢作さんの
    考えを理解しきれず。

    医師として以外にも
    様々な
    活動をしている方なので、
    もっと調べていくと
    理解できたり共感できたりするのかな?

  • 記録

  • 反省すれども後悔はせず!
    なんと爽快感のある生き方でしょう。

  • 矢作直樹 著「おかげさまで生きる」(2014.6)、タイトルからも伺えますが、哲学的・宗教的な感じが漂います。でも、あっ、そうだって感じたこと、多々ありました。①目には見えないものには敏感に、世のせわしなさには鈍感に ②挨拶は思いやりの作法であり、お互いの生存確認 ③プラスの気が増えると免疫力が上がり、減ると病気になる ④仕方がない(自分の力ではどうしようもない状況)ことは仕方がない ⑤寿命ではなく「余命」を頭に置く ⑥自分が思っているほど、周囲は自分のことを気にしていない ⑦つながりを切らずに、しがらみを断つ。

  • 悟りを開いた感じの書でした。

    印象に残った言葉。
    手当て→手を当てると痛みが安らぐ。手は気を生み出す。ニ拍一礼も手から神様と対話することの一部。
    中今→古神道の言葉。時間の永遠の流れのうちに中心点として存在する今。今を生きるということ。

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著者プロフィール

矢作直樹(やはぎなおき)
東京大学名誉教授。医師。1981年、金沢大学医学部卒業。1982年、富山医科薬科大学の助手となり、83年、国立循環器病研究センターのレジデントとなる。同センターの外科系集中治療科医師、医長を経て、99年より東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻および工学部精密機械工学科教授。2001年より東京大学大学院医学系研究科救急医学分野教授および医学部附属病院救急部・集中治療部部長となり、2016年3月に任期満了退官。株式会社矢作直樹事務所を開業。
著書に、『悩まない生き方』(三笠書房>)、『人は死なない』(バジリコ)、『おかげさまで生きる』(幻冬舎)、『お別れの作法』(ダイヤモンド社)、『自分を休ませる練習』『自分を好きになる練習』(以上、文響社)など、多数。

「2022年 『身軽に生きるコツ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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