山女日記

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 3119
感想 : 445
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  • Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344026018

感想・レビュー・書評

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  • 軽い、読みやすい、あっという間に完読。
    というわけで、大作読んだ後にぴったんこな一冊。
    短編が何となく繋がっていいて、そこもまたいいかんじ。

    山行って読めば、もっと楽しめるでしょう。
    でも連続して読んでると、似たような話で飽きてくるので
    章立てで、他の本と並行して読むのがいいかな。

  • テレビドラマを見たので。
    テレビとストーリーがずいぶん違っていました。
    もしかしたらテレビの方がドラマとしてはよく出来ていた気がします。
    ただ登場人物の心の中の描き方は本書が絶対的によく出来ていました。

  • 結婚前の揺れ動く気持ちの女性、上司と不倫しているOL、突然夫から離婚を切り出された妻…いろんな思いをそれぞれ胸に抱え、山に登る。そこで、それぞれに大切な何かを見出していく。今まで読んだ湊ワールドとは全く違っていたけど、これはこれでホッコリできました。

  • 湊かなえさんの作品のなかでは、ほっこりした作品。

    別の作品にも、登山やコマクサが出てくる作品があり、リンクした。「花の鎖」
    国際ボランティア隊も別の作品に出てたような。「往復書簡」

    登山したくなるような短編集だった。

  • 図書館の新着本でずっと読みたかった本。ミステリーと思っていたら、ビックリ。ドラマ化されている事も知らず、イヤミスとは違う作風で感度した。体力的に山登りは?だが、トレッキングならできるかなとウォーキング始めました。続編もあるようなので、早く読む事にしよう。

  • 今までの湊かなえさんの作品とは一味違った。
    様々な思いを抱えた女性が
    登山をしながら自分と向き合っていく短編連作。

  • それぞれの理由で山に登る女性たちの連作短篇集。面白かった。
    文庫版にはもう一話入ってるらしいので、いつかそちらで読み直す。

  • これ、大好き。続編も読みたい。

  • 続編が出るというので、再読。良かった。初めて読んだときは、クセのある女の子達(でもそれが人間。おそらく取り繕って、日常はこなしている)が、一編ずつ主役を入れ替わる連作、、みたいな印象だったのだけれど、今回はとてもとても山に行きたくなった。雪渓と花畑の白馬岳。池塘やライチョウの火打山。湿原の妙高。コロナ渦、私は絶景に飢えている。

    • nori-kokkosanさん
      コメントありがとうございます。
      鬱々としているときには、元気が出る話や心温まる話がいい!と思っていてもついミステリーやグロい系を手にとって...
      コメントありがとうございます。
      鬱々としているときには、元気が出る話や心温まる話がいい!と思っていてもついミステリーやグロい系を手にとってしまう
      2022/01/27
  • 山登りたくなった。

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著者プロフィール

1973年広島県生まれ。2007年『聖職者』で「小説推理新人賞」を受賞。翌年、同作を収録した『告白』でデビューする。2012年『望郷、海の星』(『望郷』に収録)で、「日本推理作家協会賞」短編部門を受賞する。主な著書は、『ユートピア』『贖罪』『Nのために』『母性』『落日』『カケラ』等。23年、デビュー15周年書き下ろし作『人間標本』を発表する。

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