アイネクライネナハトムジーク

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 5938
レビュー : 810
  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344026292

感想・レビュー・書評

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  • 恥ずかしながら初めての伊坂幸太郎さん作品。
    どのストーリーも、最後にぽっと心に灯がともるような心地いい読後感。前向きな気分になれます。
    会話のリズム感が好きです。

  • 伊坂さんらしからぬ恋愛小説。しかし伊坂さんらしい小気味好い会話。「アイアム、ボーン、アンダーグッドスター」は声だして笑いました ( ´艸`)
    殺し屋も空き巣も出てこないけれど、爽やかで好きです。

  • 特殊能力とかなし
    普通のひとたちが引き起こす奇跡、出会いにニヤリ

    本で見た方が楽しめる
    あの人とあの人が同一人物というのが全て把握しきれなかった


    ライトヘビー

    行きつけの美容師から、恋人候補として弟を紹介される話。
    これが一番、そう来ましたか!って思わせる内容。ちょっとさかのぼってまた読み返していまいような内容です。


    ドクメンタ

    5年ごとの自動車運転免許の更新、毎回同じ女性と出会う話。
    やっぱり、これが一番自分は好きです。

    ある日急に妻と娘に家を出て行かれるしがない男が主人公です。
    AB型だからなのか、仕事ではマメでしっかりしてるけど、家では大雑把な性格で片付けもできない。そんな男が少し成長する話。

    ”夫婦の関係は外交と同じだ”という言葉が面白いです。

    ルックスライク

    何となく、気に入らない、尊敬もできない父親。そんな父親のことを見る息子の目がほんの少しだけ変るかも??というストーリー。

    あの伝説の、『この子がどなたの娘かご存知ですか』作戦」どこかで使えるかな?笑

    メイクアップ 

    高校時代にいじめられていた女性が、仕事の取引先としていじめっ子に再会し立場が逆転する話。
    いじめられた側が、ある大手の化粧品会社に勤めているわけですが、そこの商品広告のコンペする会社に昔いじめっ子だった女性がやってくるんですよね。いじめっ子は、自分がいじめていた女性のことを覚えていなくて(容姿も苗字も結婚して変わっていたため)

    いじめらていた女性が、復讐しようとも思って。。その結果がとっても良い。この話も大好きです。
    復讐をそのまま同じようにしてしまったら、昔の自分までも否定することにもつながる。なんか、ひとって変わらないけど、そこがまたその人の魅力なんだろうなって、その結果はやっぱりどこかで返ってくるって。なんか勇気をもらえるようなそんな話でした。

    ナハトムジーク

    中学生が、ボクシングの元チャンピオンを応援する話です。
    19年前、10年前、現在の3つの時間でストーリーが展開するので少し混乱しますが、ボクサーの話ですね。熱くなります。

    どれも、出会いと日常の偶然の素晴らしさを知ることのできるいい話ばかりでした。

  • 斉藤和義さんとのコラボ。歌を小説で改めて味わうのは、すごく贅沢の気分だった。ベリーベリーストロング♪ たまたま好きな曲の一つだったこともあるかもしれない。

  • 爽やかな物語群が、それぞれ少しずつ交差し合う。斉藤和義の曲にあわせて紡がれる物語は、斉藤和義ファンとしても思わずニヤリとする。

  • 短編6編。
    『アイネクライネ』、『ライトヘビー』、『ルックスライク』が好み。
    こんな偶然な出会いがあったら盛り上がりそう。
    「こちらがどなたの娘さんか、ご存知で―」という言い方がなんだかグーです。
    そんな手があったか。

  • 大団円というと大袈裟かもしれないけれど、やっぱりね、と読み終えてほっこりできた自分が嬉しかった。
    時間や場所を行ったりきたりして、それが最後にはちゃんと繋がって。伊坂さんは気付いてないようだけど、恋愛ものは得意分野ですよ。

  • 伊坂幸太郎作品を読む時の私のルール。
    1度目は前に戻らない。
    時空を越えて絡み合う。
    そんな伊坂さんの作風だと、ん!?って思った時に巻き戻りたくなるんだけど、初見ではそれをしたくはない。もはや意地。だってその方が面白いもん。もしかしたら伏線見逃してる事もあるかもしれないけどそれもいいの。
    読んでいくうちにちゃんとわかってくるからね。難解過ぎる事はないから安心して読める。
    その為に、がっつり読み込める時間がある時に読み始めるのが大事。伏線を見逃さないためにも。
    読み返した時にあっ!て気付くのもまた良し。
    それにしても織田一真 絶品よね。

  • データが消えた、街頭調査するハメに、日本人初のヘビー級タイトルマッチ、手にシャンプー、『あの時のあの子がこの子でよかった。』、ベリーベリーストロング、ウィンストン小野、“斉藤さん一回100円”、他力本願、免許更新、通帳記入、『どなたの娘か知ってるのか?』、憎まれっ子世に憚る、ラウンドボーイ…連作短編みたいに人同士でつながる。ほっこり。

  • 殺し屋も泥棒も超能力者も出てこない普通の人の物語。
    伊坂さんらしい伏線の回収の仕方や
    いろいろと繋がってる感じが好きです。

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著者プロフィール

伊坂 幸太郎(いさか こうたろう)
1971年千葉県生まれの作家。東北大学法学部卒業後、SEとして働きながら文学賞応募し、2000年『オーデュボンの祈り』で新潮ミステリー倶楽部賞受賞、デビュー作となる。その後作家専業となり、宮城県仙台市に在住しながら執筆を続けている。2004年『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、同年『死神の精度』で第57回日本推理作家協会賞短編部門、2006年平成17年度宮城県芸術選奨文芸部門、2008年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞、第21回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。同作で直木賞の選考対象となることを辞退したことも話題になった。上記受賞作のほか、『重力ピエロ』、『バイバイ、ブラックバード』、『アイネクライネナハトムジーク』など話題となる作品は多い。代表作も殆どが映画化されている。最新作に『フーガはユーガ』。

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