アートにとって価値とは何か

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 86
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344026414

作品紹介・あらすじ

日本の現代美術界において常に台風の目となってきたミヅマアートギャラリーの闘いのすべて。アートの価値とは何で決まるのか?日本人のアートは西洋人にとって"土人のみやげもの"なのか?

感想・レビュー・書評

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  • 推薦者 共通講座 准教授 春木 有亮 先生

    *図書館の所蔵状況はこちらから確認できます。
    http://opac.lib.kitami-it.ac.jp/webopac/catdbl.do?pkey=BB50106031&initFlg=_RESULT_SET_NOTBIB

  • 日本のアート表現の美学についても、きちんと英語で戦えるキュレーターや評論家を育成って…w結局ルールに従って行くってことを前提としている以上、土産物でしょ。
    いつまで経ってもスポーツと同じ(ーー;)やっぱり、主導権を取れるものを作ろうとしない。枠から絶対出ない。せっかく主導権を持っているものについては枠を広げようとはしない。
    アーティストなんて、スケールが小さいんだよ。
    企業の方が面白いんだ、だって結局、付加価値の創造は金をどれだけ稼げるか?なんだもんアート界もそれは同じでしょ。アップルより優れたアーティスト集団はアート界にはいないし、任天堂より優れた集団も日本にはいない。
    だから言えばいいのに、一人で企業に対抗出来る魅力あるアーティストなんて今の日本にいないって。

    幸福な1人の絵描き自給自足時代はとっくに終わり、分業制になった時点で企業に対抗しなきゃいけないのにまだノスタルジックな閉じた世界すなわちアート界にいる人間なんて、一般受けする魅力ある人間ではないよ。内輪ネタはいらない。
    現代アートの価値=Googleの時代です。

  • ギャラリストから見たアートの価値。
    http://bukupe.com/summary/13271

  • 日本の現代美術シーンにおいて、確固たるスタイルを築いているミズマアートギャラリー。そのオーナー三潴さんの思考・視点がよくわかり興味深く読むことができた。
    これからのアートシーンを考えるにあたり、日本で暮らしている自分にとっては、日本というものを無視することはできないし、それをどうグローバルな言語に昇華していくことができるのか考えるべきだと思っている。そんな中で示唆に富んだ考え方や視点があり、さらに考えを巡らせていくことができた。
    日本の現代美術は、その独特な宗教観や哲学・思想・精神性から十分世界に影響を与える可能性のあるものなのではないかと思っている。そう思うとなんかワクワクしてくる。

  •  西洋文明が築いた価値観の揺るぎなさは想像を絶するほどに強力で、国内での展覧会への動員数を数えるたびに美は西洋にあると洗脳されているかのようだ。日本の文化は古いものを乗り越えていくスタイルではないし、欧米の評価軸に合わせて発見されるものでもない。海外からの文化的影響を咀嚼しながら脈々と文化的発酵を繰り返し今につながっているものなのだ。

    『その点、プリミティブアートをつくった古代人たちは、あれだけ豊かな見立ての発想力を持っていながら、何かをつくることが、あくまで自然に与えられたものの姿を変えるだけだと知っていた。だから人間のつくったものを特別視せず、そもそも自分たち自身が自然の一部であることを実感していたから、その無意識の構造の自然な流動に従うことで、ああいう造形を生み出すことができたのだろう。』260頁

  • 貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
    http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784344026414

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