京大芸人式日本史

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 478
感想 : 73
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  • Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344026612

感想・レビュー・書評

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  • 「日本史の教科書は物語のように読めば絶対に忘れない」

    .
    ロザン菅ちゃんの本。センター試験の時めちゃくちゃお世話になったの覚えてる。日本史は大河ドラマの部分なら凄く興味を持てるけど近代史はなかなか頭に入らなくて困ってた。宇治原さんの言うように物語で読めばスムーズに頭に入りやすいし興味を持てた。
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    刀狩をした宇治原さんの話面白すぎる。ロザンの掛け合いもありながら本当にタイムスリップしてるかのように愉快な歴史人物が出てきて楽しめた。日本史の教科書をこんなに面白い文に出来る菅ちゃん尊敬。
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    これからセンター試験の方々や、テスト期間の方々にもオススメだし、私みたいにふと振り返りたくなって読むのもオススメ。
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  • 菅ちゃんの色んな発想があって面白い

  • 面白かった。
    歴史を時代ごとに分断して勉強するのではなくて
    ひとつの流れとして物語として読むというのが
    斬新だった。
    平安時代→鎌倉時代→室町時代と歴史の流れが
    きっちりと理解できると思います。
    根底に流れているのが「土地は誰のものですか?」
    ということ。
    争いは何故起こっているのか、が分かります。

    巻末に日本史の流れをひとまとめにした物語が書かれていて
    これは必読だと思います。
    とてもわかりやすい。

    これでテストの点数がよくなるとは思いませんが、
    友人に歴史を楽しく説明できるスキルは身につくと思います。

  • 正直、感想欄でかなり賛否が割れていてビックリしている。確かにところどころ笑いに走りすぎている面はあるが、これは「歴史は物語のように読め」という宇治原と、「タイムマシーンで歴史を遡る」アイデアを出した菅ちゃん、つまりロザン2人の発想力の勝利だと思う。教科書や数多ある堅苦しい歴史本よりも、中臣鎌足と中大兄皇子の前説のように様々な例えと見せ方で解説するほうが、特に歴史嫌いの小中高生にとっては理解の一助に十分なりうる。結局歴史は暗記科目だという感想もあるが、こうして流れと語句をおさえるだけでもずいぶん違うのでは?

    「イマイチ」とおっしゃってる方を否定するわけではないのだけど、きっとこれがつまらない、なんか違う、と思っている人は、歴史に関する本は「学研まんが」とか堅苦しい感じで入らなきゃいけないという先入観があるのかもしれない。それがあれば確かにこの本は邪道だと思う。しかし教育実習で歴史を教えて感じたのは、真正面から歴史を受け止めるのではなくてこういう「ナナメの入り方」で歴史に親しむことを示す必要があるということ。この本をきっかけに歴史アレルギーの子どもが歴史に興味を示せる可能性は十分あると思う。

  • おもしろかった+゚。*(*´∀`*)*。゚+
    日本史の基礎知識がない人には分かりにくいかもw
    だからわたしは近代史のところはよく分からなかったw

    確かに歴史は物語みたいに考えたら分かりやすい!
    ドラマとかで見た時代だと覚えてるもんねw
    教科書より映画とかドラマで日本史勉強したらすぐ覚えれるかも・・・
    年号と単語の漢字を覚えるのはむずかしいけどw

著者プロフィール

一九七六年十月二十九日、大阪府高石市生まれ。大阪府立大学(現大阪公立大学)経済学部進学。九六年八月、高校時代の友人である宇治原史規(京都大学法学部卒業)と「ロザン」(吉本興業所属)を結成。『京大芸人』『京大少年』『京大芸人式日本史』『京大芸人式 身の丈にあった勉強法』など「京大芸人」シリーズは累計35万部の大ヒット。最新刊は『京大中年』。デビュー当時から舞台やテレビで活躍し、さらにYouTube、講演など、活躍の場を広げている。

「2023年 『京大少年』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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