我が闘争

  • 幻冬舎 (2015年1月15日発売)
3.79
  • (47)
  • (100)
  • (68)
  • (11)
  • (2)
本棚登録 : 827
感想 : 101
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

本 ・本 (360ページ) / ISBN・EAN: 9784344027022

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 堀江さんの自叙伝


    ゼロを読んで今作が非常に楽しみでした。
    そして読んでみて天才がITという時代を動かすツールを武器に時代の寵児となり社会の不合理なものと闘っていっている姿が心境とともに伝わってきました。
    その中で球団買収やフジテレビ買収など背景にある考えは非常に合理的な考えで本人は動いているのですが、そこには様々な人間の思惑があることもすごく感じました。

    ゼロにもあったエピソード以外にライブドア時代の心境が書かれていたり、盟友サイバーエージェントの藤田氏とのエピソードもあったりと楽しく読めました。
    藤田氏の渋谷で働く社長の告白を読んだときのようなワクワク感もあってサクサク読めたことも印象に残ってます。

    本書を通して常識や慣習と闘う人であり、世の中をよくしていきたいという純粋な思いが人一倍強く、それが軋轢を生み、挙げ句逮捕までされましたが、これからも闘い続け、今までもそしてこれからも自分の考えをひたすら実現するために動いていくであろう氏の今後が楽しみになる一冊でした。

  • なんとなくホリエモンについてわかっているようだったが、幼少期からの生き方を垣間見ることができ、少し見方が変わってきました。
    相変わらず今も熱い人ですが、どこか憎めないところがあります。

  • 幼少時代から起業時までの話は『ゼロ』とあまり変わらないが、オン・ザ・エッヂ時代の話があったのがよかった。

  • ホリエモンの半世紀を振り返る自叙伝。
    ホリエモンは、好きには慣れないが、何故か魅力を感じてしまう人物だったので、その人物像を知りたく読んだ。本のタイトルもヒトラーを意識しているのだろう。
    自分が納得の行かないことに対して、闘い続ける姿勢と興味あることはルールの中で最大限のパフォーマンスを見つけてチャレンジしていく姿勢に共感した。

  • 有名人である堀江さんの、有名でなかった頃の話がたくさん書かれている自伝。

    どんな成功者でも、リスクをとって試行錯誤していること、うまくいかない時もあること、突然のトラブルに巻き込まれる時もあること、要するにいいことばかりでは決してないことが感じらてとても学びが多かったです。

    「どうせ天才は自分とは違う」みたいなあぐらをかいた偉そうな思考にならないように自分を戒めようと思いました。

  • ホリエモンも人間。ドラマより波瀾万丈

    ■概要
    ホリエモンこと堀江貴文氏の自叙伝。幼少期からライブドア事件で逮捕されるまでを時系列で細かく陳述。
    獄中で暇すぎて書いた内容とのことなので、時間が有り余っていたそう、こと細かに当時の心情が描かれている

    ■感想
    『社長失格』、南場さんの『不格好経営』、リクルート江副さんの本と並び起業家の本は面白い。ドラマよりドラマがある。
    幼少期の神童っぷりは目立つものの、感情面は普通の子ども。男子校だからモジモジくんだったのは意外だが、東大でまともに授業に出ずにプログラミングバイト→起業の流れもまあ分かる。
    そこから起業して、上場にむけた葛藤があって、ネットとメディアの融合や球団経営改革への想い、"老害"との闘いはまさに闘争。時代に爪痕を残すとはこのことを言う。過去の報道を見て嫌いな人も居るのだろうが、ホリエモン=金の亡者は明らかに間違い。多動症と言うように、やりたいことをやり続けてきた、それが闘争なんだろうと思う。

  • 今を生きる大切が伝わってきた本。
    そして自分の好きな事に挑戦する勇気を与えてくれた本です。一度きりの人生、今という時間を無駄にしないで精一杯楽しみたい。そして好きを仕事にするって幸せな事だなって思いました。

  • 自分は平凡なサラリーマンだと思ってる方に読んで欲しい。

    ホリエモンのような刑務所に入れられながらも自分を貫いて無我夢中で生きるのか、サラリーマンになって安定を求める人生がいいのか。
    どっちがいいかはわからないけれど、少なくともサラリーマンでは体験できないような生き方がこの本を通して感じられる。
    (かく言う自分は平凡なサラリーマンです)

    最近の本の中で一番読みやすかったし、面白かった。

    今のホリエモンがどうやって形作られたのかを理解することができた。

    オススメです。

  • 本人が書いたのかな、と邪推したくなる読みやすい文章。良い意味でも、悪い意味でも「薄っぺらい」軽さが魅力と映る。結局ライブドア事件とはなんだったのかは気になるけど、ご本人としては、もはやどうでも良い、区切りのついた話なんだろうなぁ、と思いました。

  • ホリエモンの自叙伝。
    ホリエモンの主張はほぼ理解したと思われる。
    これ以降はあまり、ホリエモンの本は買わないかな。

全101件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1972年、福岡県生まれ。実業家。ロケットエンジンの開発や、スマホアプリのプロデュース、また予防医療普及協会理事として予防医療を啓蒙するなど、幅広い分野で活動中。会員制サロン「堀江貴文イノベーション大学校(HIU)」では、1,500名近い会員とともに多彩なプロジェクトを展開。『ゼロ』(ダイヤモンド社)、『多動力』(幻冬舎)、『時間革命』(朝日新聞出版)、『最大化の超習慣』(徳間書店)など著書多数。

「2023年 『(仮)2035 10年後のニッポン ホリエモンの未来予測大全』 で使われていた紹介文から引用しています。」

堀江貴文の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×