我が闘争

著者 :
  • 幻冬舎
3.81
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本棚登録 : 811
感想 : 99
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  • Amazon.co.jp ・本 (357ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344027022

作品紹介・あらすじ

いつだって、孤独だった。でも、誰かと分かり合いたかった。それでも、僕は闘い続けてきた。だから今、もう一度「宣戦布告」。

堀江貴文、早すぎる自叙伝。
幼少期、九州での窮屈だった時代、憧れの東京、東大時代、恋、起業、結婚、離婚、ITバブル、近鉄バファローズ買収への名乗り、衆議院選挙立候 補、ニッポン放送株買い占め、時価総額8000億円、ライブドア事件、逮捕、検察との闘い、服役、出所、そして新たなステージへ……。またたく間 に過ぎた日々の中で僕が直面してきたこと、すべて。
目の前のままならないこと、納得できないこと、許せないことと闘い続けてきた著者が、自分の半生を正直に語りつくす。

「ことごとく抵抗し続けた僕は、生意気な拝金主義者というレッテルを貼られ、挙げ句の果てには刑務所に入ることとなった。
こんなふうにしか生きられなかったので、後悔なんかはしていない。
僕はこれからも納得のいかないものとは徹底的に闘っていくつもりでいる。闘い自体を目的にしているわけではないが、僕がこの限られた人生で幸福を追求するためには、どうしても闘いは付いてまわるはずだ」 【本文より一部抜粋】

感想・レビュー・書評

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  • 堀江さんの自叙伝


    ゼロを読んで今作が非常に楽しみでした。
    そして読んでみて天才がITという時代を動かすツールを武器に時代の寵児となり社会の不合理なものと闘っていっている姿が心境とともに伝わってきました。
    その中で球団買収やフジテレビ買収など背景にある考えは非常に合理的な考えで本人は動いているのですが、そこには様々な人間の思惑があることもすごく感じました。

    ゼロにもあったエピソード以外にライブドア時代の心境が書かれていたり、盟友サイバーエージェントの藤田氏とのエピソードもあったりと楽しく読めました。
    藤田氏の渋谷で働く社長の告白を読んだときのようなワクワク感もあってサクサク読めたことも印象に残ってます。

    本書を通して常識や慣習と闘う人であり、世の中をよくしていきたいという純粋な思いが人一倍強く、それが軋轢を生み、挙げ句逮捕までされましたが、これからも闘い続け、今までもそしてこれからも自分の考えをひたすら実現するために動いていくであろう氏の今後が楽しみになる一冊でした。

  • なんとなくホリエモンについてわかっているようだったが、幼少期からの生き方を垣間見ることができ、少し見方が変わってきました。
    相変わらず今も熱い人ですが、どこか憎めないところがあります。

  • 幼少時代から起業時までの話は『ゼロ』とあまり変わらないが、オン・ザ・エッヂ時代の話があったのがよかった。

  • ホリエモンも人間。ドラマより波瀾万丈

    ■概要
    ホリエモンこと堀江貴文氏の自叙伝。幼少期からライブドア事件で逮捕されるまでを時系列で細かく陳述。
    獄中で暇すぎて書いた内容とのことなので、時間が有り余っていたそう、こと細かに当時の心情が描かれている

    ■感想
    『社長失格』、南場さんの『不格好経営』、リクルート江副さんの本と並び起業家の本は面白い。ドラマよりドラマがある。
    幼少期の神童っぷりは目立つものの、感情面は普通の子ども。男子校だからモジモジくんだったのは意外だが、東大でまともに授業に出ずにプログラミングバイト→起業の流れもまあ分かる。
    そこから起業して、上場にむけた葛藤があって、ネットとメディアの融合や球団経営改革への想い、"老害"との闘いはまさに闘争。時代に爪痕を残すとはこのことを言う。過去の報道を見て嫌いな人も居るのだろうが、ホリエモン=金の亡者は明らかに間違い。多動症と言うように、やりたいことをやり続けてきた、それが闘争なんだろうと思う。

  • 今を生きる大切が伝わってきた本。
    そして自分の好きな事に挑戦する勇気を与えてくれた本です。一度きりの人生、今という時間を無駄にしないで精一杯楽しみたい。そして好きを仕事にするって幸せな事だなって思いました。

  • 自分は平凡なサラリーマンだと思ってる方に読んで欲しい。

    ホリエモンのような刑務所に入れられながらも自分を貫いて無我夢中で生きるのか、サラリーマンになって安定を求める人生がいいのか。
    どっちがいいかはわからないけれど、少なくともサラリーマンでは体験できないような生き方がこの本を通して感じられる。
    (かく言う自分は平凡なサラリーマンです)

    最近の本の中で一番読みやすかったし、面白かった。

    今のホリエモンがどうやって形作られたのかを理解することができた。

    オススメです。

  • 本人が書いたのかな、と邪推したくなる読みやすい文章。良い意味でも、悪い意味でも「薄っぺらい」軽さが魅力と映る。結局ライブドア事件とはなんだったのかは気になるけど、ご本人としては、もはやどうでも良い、区切りのついた話なんだろうなぁ、と思いました。

  • ホリエモンの自叙伝。
    ホリエモンの主張はほぼ理解したと思われる。
    これ以降はあまり、ホリエモンの本は買わないかな。

  • ホリエモンこと堀江貴文さんの自叙伝。

    生い立ち云々は人それぞれで、
    出会ってきた人や出来事でその人が形成される運命なので、
    一つ一つのピースが今の堀江貴文を作ってきたことに他ならない。

    でも、
    やっぱり思うことは
    あのまま逮捕されなかったらライブドアはいまどこまでの地位のある企業になっていたのか。

    仕方がないことだけど、
    出る杭が打たれるスタイルは本当にやめてほしい。
    青汁王子が逮捕され、徳井が逮捕されないのはなぜ?

    目立っちゃいけないの?
    みんな横並びで歩幅を合わせて歩かないといけないのか?
    これは本当によく分かっておいて欲しいこと!

    あった事が無かったことにされ、
    無かった事が事実になる。

    これがまかり通る世の中ではいけません。
    私も1人の発信者として事実や本質を発信していきたい。

    今まで関わらなかった友達をたくさん作り、
    やりたいことを宣言して、
    実現していこう!

    繋がることで知れることを増やす!

  • ホリエモンの自叙伝。生い立ちや、創業した「オン・ザ・エッヂ」については初めて知ることも多かったです。
    言葉では表現するのが難しいですが、ホリエモンの「世の中を楽しくする」「新しいことに挑戦する」「スピードが大切」等の姿勢は、ずっとブレずに貫いているんだと思いました。
    ライブドア事件の詳細は「徹底抗戦」の方が詳しく書かれています。

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著者プロフィール

1972年、福岡県生まれ。実業家。ロケットエンジンの開発や、スマホアプリのプロデュース、また予防医療普及協会理事として予防医療を啓蒙するなど、幅広い分野で活動中。会員制サロン「堀江貴文イノベーション大学校(HIU)」では、1,500名近い会員とともに多彩なプロジェクトを展開。『ゼロ』(ダイヤモンド社)、『多動力』(幻冬舎)、『時間革命』(朝日新聞出版)、『最大化の超習慣』(徳間書店)など著書多数。

「2023年 『(仮)2035 10年後のニッポン ホリエモンの未来予測大全』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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