ゴーマニズム宣言SPECIAL 新戦争論1

  • 幻冬舎 (2015年1月28日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (449ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344027138

ゴーマニズム宣言SPECIAL 新戦争論1の感想・レビュー・書評

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  • 勇ましい物言いが“言論”として喝采を浴びるようになってから久しい。暴論を吐けば何かを言ってるような気になる。それが“保守”と呼ばれ、ついにはその代表が総理になった。

    それが『戦争論』以後の歴史である。

    自分ももれなくその渦の中にいた。そしてそれは覚悟なき責任なき“評論”ですらない井戸端の戯言だったのだ。

    責任を背負うと自ずと言動も変わる。実行を伴わなければならないからだ。結果を求められる。

    責任を背負うとは覚悟を決めるということである。公私ともにそれと向き合う時が来たのだ。


    覚悟を決めるとは現実と折り合いをつけること。現実を知ること。そして葛藤すること。

    この作品は全く痛快ではない。
    軽快に誰も切らない。

    覚悟を問われる。

    そんな作品だ。

  • 失礼な言い方だけど、すごく勉強してますね。
    あらためて感じました。もう一度じっくり読んで自分ももっと勉強します。

  • しっかり読むのは初めて。
    表情の描き分けはじめ絵が意外とうまい。ちゃんとした漫画家なんだな。
    そして、アジテーションとして漫画という表現形態は非常に効果的だ。極論でも、絵がつくと勢いでごまかせる。ただ、その分、外してしまうとこれほど寒々しいこともないのだが。戯画的という言葉に、若干の侮蔑が含まれるのは、致し方ないことなのだ。

    内容は相対主義に立った穏健な保守主義が彼の立場で、サヨクウヨクをどちらにも与していない(というか=で観ている)。それ自体のバランス感覚は大賛成なのだが
    どうしても時代性を帯びるから、2年経つと興奮も少ない。そして、あまり深みは感じられない。
    彼はあえてやっているのだろうが、あえてでもなんでも自画自賛というのは、みっともない。
    それと、もう少し構成を練れないものか。章前後の脈絡などがちぐはぐなのが気になった。

    戦後のブラジルの混乱などは初めて知ったのだが、知識の新しさよりも思想としての強さを読みたいのだ。

  • 字が多すぎるのと、絵が汚すぎるので、読みにくい。

  • 戦争論をいくつか出してる著者が改めて出した戦争論。

    漫画なので読みやすいかと思いきやさにあらず、非常に重厚なテーマということもあり、実に読み応えがあります。
    小林よしのりというと保守というイメージだけれど、決して戦争礼賛ではなく、きっちり戦争の悲惨さを描いてるところや、それでも軍備が必要だと説く姿勢は好感が持てた。

  • 靖国神社は"不戦を誓う"ところではなく英霊を称えるところという著者の考えには頷けず。
    慰安婦問題は国レベルでは解決済みというのは、そういうことだったのかと今までわからなかったことが少し見えた。

  • レビュー省略

  •  主観の軸をどこに持っていくかは人それぞれのステータスによって決まる訳でそれらバラバラな個人という存在を束ねていく国家という物をどう考えていくかによってこの本は善にも悪にもなるという事をまず理解しなければならない。

     小林よしのりという作者はややナルシスト系で好きではないのだが書かれている本書では相違点は少なく共感はできる。ただやはり自分の説を曲げる他者に対してはひどくぞんざいな点があることに違和感を感じる。

     自分の説でも公個論に係わるところには自ら主体性を持たせている割には他ではその点がまるまる抜け落ちてしまっている感が腑に落ちないこれを自分勝手と言わずに何を言うのだろう。まあ本書のような形態ではそれだけ毒がなければ売れないというのも事実なのだろう。

  • 戦後70年、イラク戦争を支持する光景に疑問を感じ、覚悟なきナショナリズム感拡散に辟易。日本人の当事者意識と覚悟を問う。

    分類していて、コミックというのは表現であって内容的なカテゴリーじゃないことに気付く。それだけ、コミックが市民権を得て、表現できることの幅が広がったのだなと。

  • 一時期、こういう方面の思想をぶる風潮に辟易して距離を置いていたが、新しいの出たから久しぶりに読む。

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