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本 ・本 (292ページ) / ISBN・EAN: 9784344027237
感想・レビュー・書評
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酔狂の極北、漢・角幡の読書録。
酔狂漢の精神世界がどのように読書を通じて、形作られていったのか?
本書を読めば、良くわかります。
逆をいえば、酔狂の精神世界に興味が無い方にはオススメしない一冊です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今までに出会った最高の読書ガイド!
紹介されている本のほとんどすべてをAmazonでブックマークした!
ありがとう!
久々の★★★★★!! -
いろいろな面白い本が紹介されていて良い。
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上手いなあ。町田康なんて、全く自分の読むテリトリーにないのに、読みたくなって困る。
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人前で探検家と名乗ることが恥ずかしい。だけど、探検はやめられない。妻の制止を振りきって1人で雪山登山に向かう著者は、女は子供を産むことで生と死の分かれ目を理解できるが、子供を産めない男がそれを実感するには探検なのだ、とぼやき、探検家である自分を正当化する。
そんな著者が探検と、もうひとつ愛するものは「本」。アマゾンで興味のある本を片っ端から注文しては、探検の合間に読み、多くの書評を発表している。とはいえ、著者の書評の多くは自分の探検経験をアピールすることがメインで、本は添えもの的だ。そんな著者の自己愛にあふれた書評なのだが、それなのに紹介している本の魅力が伝わってくるから、不思議だ。金原ひとみの「マザーズ」の書評なんて、本の説明はそっちのけで著者は冒険談を語っているのだが、それが逆に「マザーズ」の中身を知りたい欲望にかられる。
純粋な書評ではなく、単なる「読書日記」なのだが、探検家角幡唯介ファンならば納得の一冊。孤独に慣れている探検家は、そのリバウンドで本の世界に感情が没頭してしまうのだろうか。
著者プロフィール
角幡唯介の作品





