探検家の日々本本

  • 幻冬舎 (2015年2月12日発売)
3.85
  • (10)
  • (12)
  • (10)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 116
感想 : 14
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

本 ・本 (292ページ) / ISBN・EAN: 9784344027237

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 酔狂の極北、漢・角幡の読書録。
    酔狂漢の精神世界がどのように読書を通じて、形作られていったのか?
    本書を読めば、良くわかります。
    逆をいえば、酔狂の精神世界に興味が無い方にはオススメしない一冊です。

  • 2020年10月22日読了

  • 2018/9/29購入
    2018/12/9読了

  • 探検家の角幡氏による書評本。当然探検絡みやノンフィクションの本が多いが、説明文がいちいち面白そうで、ひたすらAmazonの欲しいものリストへ追加してしまった。とりあえず紹介本の前に氏の本を読まねば。

  • 今までに出会った最高の読書ガイド!
    紹介されている本のほとんどすべてをAmazonでブックマークした!
    ありがとう!
    久々の★★★★★!!

  • いろいろな面白い本が紹介されていて良い。

  • 上手いなあ。町田康なんて、全く自分の読むテリトリーにないのに、読みたくなって困る。

  • 本の前書き
    「この際だからはっきり言っておこう。人生をつつがなく平凡に暮らしたいなら本など読まないほうがいい。しかし、本を読んだほうが人生は格段いに面白くなる」
    読書をこんな風に真剣に読んだ事はないので、この箇所は衝撃だった。

  • 感想の感想もなんだが、この人の文章が好きだ

  • 人前で探検家と名乗ることが恥ずかしい。だけど、探検はやめられない。妻の制止を振りきって1人で雪山登山に向かう著者は、女は子供を産むことで生と死の分かれ目を理解できるが、子供を産めない男がそれを実感するには探検なのだ、とぼやき、探検家である自分を正当化する。

    そんな著者が探検と、もうひとつ愛するものは「本」。アマゾンで興味のある本を片っ端から注文しては、探検の合間に読み、多くの書評を発表している。とはいえ、著者の書評の多くは自分の探検経験をアピールすることがメインで、本は添えもの的だ。そんな著者の自己愛にあふれた書評なのだが、それなのに紹介している本の魅力が伝わってくるから、不思議だ。金原ひとみの「マザーズ」の書評なんて、本の説明はそっちのけで著者は冒険談を語っているのだが、それが逆に「マザーズ」の中身を知りたい欲望にかられる。

    純粋な書評ではなく、単なる「読書日記」なのだが、探検家角幡唯介ファンならば納得の一冊。孤独に慣れている探検家は、そのリバウンドで本の世界に感情が没頭してしまうのだろうか。

全14件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

角幡唯介(かくはた・ゆうすけ)
 1976(昭和51)年北海道生まれ。早稲田大学卒業。同大探検部OB。新聞記者を経て探検家・作家に。
 チベット奥地にあるツアンポー峡谷を探検した記録『空白の五マイル』で開高健ノンフィクション賞、大宅壮一ノンフィクション賞などを受賞。その後、北極で全滅した英国フランクリン探検隊の足跡を追った『アグルーカの行方』や、行方不明になった沖縄のマグロ漁船を追った『漂流』など、自身の冒険旅行と取材調査を融合した作品を発表する。2018年には、太陽が昇らない北極の極夜を探検した『極夜行』でYahoo!ニュース | 本屋大賞 ノンフィクション本大賞、大佛次郎賞を受賞し話題となった。翌年、『極夜行』の準備活動をつづった『極夜行前』を刊行。2019年1月からグリーンランド最北の村シオラパルクで犬橇を開始し、毎年二カ月近くの長期旅行を継続している。

「2021年 『狩りの思考法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

角幡唯介の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×