数学の言葉で世界を見たら 父から娘に贈る数学

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 502
レビュー : 38
  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344027404

作品紹介・あらすじ

自分の頭で考える。物事の本質を捉える。新しい価値を創造する。君が幸せに生きていくための魔法の言葉を教えよう。楽しく学ぶ数学入門。

感想・レビュー・書評

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  • 最後のガロア理論や群にはついていけなかったが、数学の本質と面白さの再発見があった。高校の数学を学ぶ前に読んでいたら、もっと理解出来ていただろうと思う。筆者が娘に贈るために書いたということだが、自分も子供に読ませたいと思う。

  • 古代ギリシアから現代に至るまで、数学は僕らの経験世界を大きく広げてきた。
    このような数学を発達させてきたのは、人間の純粋な好奇心だ。
    (p168「第6話 宇宙のかたちを測る」)
      ◆  ◆  ◆  ◆  ◆

    数学を、これまで語ることのできなかった問題にのぞむための「言葉」として、
    その発達と発見をわかりやすく紹介する一冊。

    天文学と「対数」の意義や、
    素数は自然数の最小単位など、
    興味深い数学のトピックを全9章にわけて紹介します。

    文章だけでなく、適度に数式や図がちりばめられており、
    視覚的にも理解できる工夫がされています。
    より深く知るための補遺付き。

      ◆  ◆  ◆  ◆  ◆

    数学を「言葉」と捉えた本らしく、
    文章・数式・図といった三つの言葉を巧みに組み合わせて
    読み手の理解を促してくれる構成が魅力です。

    数式がでてくるだけで苦手意識が沸く私ですが、
    だからこそ「どうして数式が必要なのか」を実感させてくれたように思います。

    特に興味をひかれたトピックは、
    無限の「大きさ」と不完全定理の「第5話」と、
    「第9話」にでてくるガロアの群論。
    この本を足掛かりに、それぞれのトピックの本へ進みたい一冊です。
     それではっ

  • 数字で、考えるといろいろ面白い。
    確率や大きな値の取り扱い、証明の話、微積分って、、、
    微積分について、積分が先に発見されたというのは面白かった。


    目次
    第1話 不確実な情報から判断する
    第2話 基本原理に立ち戻ってみる
    第3話 大きな数だって怖くない
    第4話 素数はふしぎ
    第5話 無限世界と不完全性定理
    第6話 宇宙のかたちを測る
    第7話 微積は積分から
    第8話 本当にあった「空想の数」
    第9話「難しさ」「美しさ」を測る

  • もう少し簡単な内容かと思っていたのですが、かなり読み応えのある本でした。

    数学の本を読むたびに思いますが、「概念」や「定義」の理解は、本当に大切ですね。
    もちろん、「定理」や「証明」も大切なんですが、やはり基本となるのは「概念」や「定義」の理解だと思います。

    それにしても、数学は奥が深い。
    もう少し奥の方まで理解できるよう、精進します。

  • 数学の魅力を存分に伝えてくれる素晴らしい本だった。易しすぎて不正確になることも,難しすぎて読者を置いていくこともなく,本当に良くバランスがとれている。それでいて著者は数学者ではなく(数学も教える)理論物理学者だというのだからすごい。世の中には頭のいい人もいるものだ…。
    扱う内容は,確率,自然数→有理数→実数→複素数,フェルミ推定と対数,素数とRSA暗号,連続体仮説,非ユークリッド幾何,積分微分,そしてガロア理論の入口まで。どの話題にも印象深い挿話が添えられていて,意欲的な中高生なら目を輝かせて一気に読んでしまうはず。著者のサイトには各章の補遺が載せられていて,そこでの補足も勉強になる。

  • 2015/3/27購入。

  • 以前に、時々「この本はとても丁寧に書かれた/作られた本だなぁ…」と感じる本があると書いたことがありますが(そのときは仲野徹著『こわいもの知らずの病理学講義』を読んで)、この本がまたそういう本。
    但し、後半に行くに従いだんだんと数学の深い内容になっていき、私にはよく理解出来なくなりましたが。(笑
    良書。

  • 1.不確実な情報から判断する、2.基本原理に立ち戻ってみる、3.大きな数だって怖くない、4.素数は不思議、5.無限世界と不完全性定理、6.宇宙の形を測る、7.微積は積分から、8.本当にあった空想の数、9.難しさ美しさを測る。数学の言葉で世界を見る。優しく解説してくれている。

  • 数学そのものを学ぶための本というよりは、数学という言葉で世の中をどうとらえることができるのかを知るための本であると思う。

  • 興味本位で読んでみましたが想像していたより確りした内容で、受験勉強以来数学に触れていない身としては結構辛かったです。
    他の方が書いているとおり、目下勉強中の高校生とかであれば楽しく読み進められそう。

    分配則を使って負の数×負の数=正の数になることを導いたり、べき乗でフェルミ推定を簡単にしたりと、自分の中に何となくあった数学の薄い知識が刺激される楽しさはあります。
    後半は全くついていけませんでした!

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著者プロフィール

カリフォルニア工科大学フレッド・カブリ冠教授/ウォルター・バーク理論物理学研究所所長
東京大学カブリIPMU主任研究員
米国アスペン物理学センター所長

「2018年 『素粒子論のランドスケープ2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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