ドS刑事 桃栗三年柿八年殺人事件

著者 :
  • 幻冬舎
3.50
  • (7)
  • (25)
  • (37)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 275
感想 : 37
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (311ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344027480

作品紹介・あらすじ

双子ばかりを狙った連続猟奇殺人事件が発生。手がかりもなく、難航するかと思われたその事件を、"いつになく"スムーズに解決に導いた黒井マヤは、所属する三係の慰安旅行先に、なんの変哲もない田舎町を提案する。その「城華町」は、マヤの父である警察庁次長・黒井篤郎が、かつて難事件に遭遇した町だった。そしてマヤたちが訪れるや、若い女性の撲殺死体が発見される-。城華町には何が隠されているのか。34年の時を超えて、父と娘の二つの事件が交差する、待望のシリーズ最新作!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 今回は2つの事件を追う物語。
    前半の事件がただの前フリに終わってしまったのはもったいない感じ。
    後半は現在と過去の出来事を交互に関連した事件を追う展開。
    マヤの父親の若い頃の話。彼女の名前の由来?
    そして彼女の意外な部分も見れたかな。
    主要と思われる人物があっさり死んでしまった感が少し残念。
    今回は少しモヤモヤが残ったかも。

  • 相変わらず強引で、サイコで、スプラッタで、細かいところ突っ込みどころだらけで、ギャグ満載で。でもエンターテイメントとしては面白くて。
    好きな人には堪らないのかも知れないけど、そうでない人も多そう。私?私は真ん中より少しだけ前者寄りかな。

  • もやもやは残るがテンポ良し。

  • いつも通りつまらない…と思ったら
    後半の雰囲気がちょっと違った。
    相変わらず日本語力は低い。

  • シリーズ4冊目。
    1979年の事件と2013年の事件がそれぞれの視点で展開され、マヤとマヤの父の事件が交差する。
    普通に面白かった。
    (図書館)

  • 3.0 前作まではコメディタッチながらもミステリーとしての楽しさも多かったのですが、今回はイマイチでした。謎解き要素はほとんど無し。安易に人がいっぱい死ぬし。そろそろネタ切れか。

  • (内容)
    双子ばかりを狙った猟奇殺人事件が発生。手がかりもなく、難航するかと思われたその事件を、“いつになく”スムーズに解決に導いた黒井マヤは、所属する三係の慰安旅行先に、なんの変哲もない田舎町を提案する。その「城華町」は、マヤの父である警察庁次長・黒井篤郎が、かつて難事件に遭遇した町だった。そしてマヤたちが訪れるや、若い女性の撲殺死体が発見される――。城華町には何が隠されているのか。34年の時を超えて、父と娘の二つの事件が交差する、待望のシリーズ最新作!

  • 最後の仕上げを止めてしまったから、多分町は壊滅するはずですよ。
    そうでないなら、そんなもの存在しないということですよ。

    相変わらず好き嫌いが分かれると思います。
    他の推理小説によくある「なぜ殺されなければならなかったか」なんてことを考えていると、この作品は読めない感じです。いや、理由はあるんだけど、理由はあるんだけどね。

  • 前回の続き、かなり衝撃的な殺人事件はあっさり解決し、いざ一行はとある場所へ慰安旅行に。
    ところがその場所は、かつて若き日のマヤの父も因縁のある場所。マヤがわざわざその場所を希望したのだから無事で済むわけはない。
    ネタの先はわかるものの、マヤの父が活躍した過去の事件の様相も織り込ませながら、今回の事件も追っていく過程が面白かったです。
    マヤの父ちゃん…結構笑える。

  • 前半の事件はいらなかったよね。

    あとは、なんだか珍しくカルトちっくで、スッキリしない終わりでしたね。
    こーゆー作風なのは痛快なくらいがいいなぁ。

全37件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1969年、静岡県生まれ。第8回『このミステリーがすごい! 』大賞・隠し玉として『死亡フラグが立ちました! 』(宝島社)で2010年デビュー。
他の著書に「ドS刑事」シリーズ(幻冬舎)、「山手線探偵」シリーズ(ポプラ社)、「バリ3探偵 圏内ちゃん」シリーズ(新潮社)など多数。

「2023年 『全裸刑事チャーリー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

七尾与史の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×