禁忌 -taboo-

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 66
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344027565

作品紹介・あらすじ

元刑事でいまは人材派遣会社SLNの調査員として働く星村真一。彼はある日、社長から交渉役を頼まれる。銀座のクラブへ派遣した女性が自殺し、クラブ側から損害賠償を要求されているという…。なぜ女の遺体から覚醒剤反応が出たのか。なぜ自身が接触したホステスは射殺されたのか。夜の蝶が抱える「愛と悲しみ」を炙り出した星村は、生き地獄に堕ちた孤独な女の、魂の叫びを聞く-。

感想・レビュー・書評

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  • 人材派遣会社が派遣したホステスが自殺。お店から訴えられた派遣会社の調査員・星村が謎に迫るハードボイルド。展開は「まさか」と言う感じで、面白かったけど、公安捜査シリーズのような登場人物の深みに欠ける気がする。

  • 登場人物のキャラ分けがあまり上手くない上にストーリーも平凡で、2時間のサスペンスドラマを観ているかのような錯覚を受ける。盛り上がりらしきものもあるが、何せ登場人物のキャラクターが活きていないので読むのに難儀した。これは、という特筆も特にない作品だった。

  • 話の密度が濃くて面白かった!

  • うーん、人がなかなか入ってこない。警察話と風俗話が混じるとややこしい…。

  • 芸能人の覚醒剤使用と、それに絡む芸能関係者、ホステス、腐った警察官、ヤクザ。
    思惑が絡み合い、最悪の結果を生んだ。
    押尾や高知が思い浮かんだ。
    登場人物の描き分けがあいまいなので、名前でしか判断できない。そのうえ発言の主語が省略されるので、より分かりにくかった。

  • 知らない世界の話で興味深かったし、元刑事の星村とスカウトマンの八田とのやりとりは「え〜、やるのぉ?」「あ−、はいはい」みたいな、ちょっと力が抜けている感じが面白かったのですが、最後まで読み通すことができず、途中で断念。図書館から2回も貸し出し延長してきても読み終えることができなかったんだから、私とはあまり相性が良くなかったのかもしれないなぁ・・・という判断。

  • 銀座のクラブへ派遣した女性の真相探る物語。登場人物が多い、銀座の世界が興味深かった。

  • 登場人物が多くて整理しきれずのめり込めなかった。

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著者プロフィール

一九四九年生まれ。高知県出身。関西大学法学部卒。二〇〇〇年、『公安捜査』で作家デビュー。同シリーズの他、「捌き屋」「男の詩」「CIRO︱内閣情報調査室」「麻布署生活安全課 小栗烈」シリーズ、『禁忌』『烏合』など著書多数。

「2020年 『捌き屋 行って来い』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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