持たない幸福論 働きたくない、家族を作らない、お金に縛られない

pha
  • 幻冬舎 (2015年5月27日発売)
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  • 本 ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344027688

感想・レビュー・書評

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    • lacuoさん
      読みましたよー。
      とっても良かった。
      自由に生きるための思想を感じました。

      phaさんがブクログにいたとは!
      バタイユの経済学『...
      読みましたよー。
      とっても良かった。
      自由に生きるための思想を感じました。

      phaさんがブクログにいたとは!
      バタイユの経済学『呪われた部分』の書評を読んでて、phaさんが書かれた書評を見つけて、ビックリ。

      本棚を拝見したら、いくつか共通の本がありますね。

      中島らもさんが好きなんですね。
      鶴見済さんとか、私も大好きです。
      スマナサーラさんの本とか。

      私が知らなかった本もいっぱいあるので、これから、読んでみたいです。

      これからも、phaさんの本棚を参照させてもらいますね。
      2016/03/04
    • lacuoさん
      しないことリスト、すっげーおもしろかったです。
      片っ端からメモりながら読破しましたー。

      これは、「幸せに生きる方法」ですね。
      これ...
      しないことリスト、すっげーおもしろかったです。
      片っ端からメモりながら読破しましたー。

      これは、「幸せに生きる方法」ですね。
      これくらいラクに生きれたら、幸せだろうな。
      2016/04/21
  • 図書館・古本・散歩が趣味で、働きたくない所が共通しているし、内容的には共感できる。(ゲームには興味がないので、その代わり映画とかTVになるが)自分の生き方を文書化で整理してくれたという印象もある。が、決定的に違う所は「人との繋がり」で、それを持たない幸福論というのは著者的にはありえないようだ。
    「人との繋がり」は面倒なのに、著者はよくこんな面倒な活動をしているなと思う。実際、寄って来る人の中にはオカシナ人もいて拒絶する事もあるらしい。そりゃそうだろう。人をマネジメントするというのはスゴイ面倒だと思うのだが、それでも「人との繋がり」をキープしていかないと幸福なれないというのは、ジレンマかなと思う。
    京大での寮生活が著者の原点でありベースにあるから、集団生活への抵抗がないのだろうけど、自分には耐えられないな。

  • 居場所の作り方、仲間の集め方のコツ
    1 複数の場所に顔を出す
    2 合わない人とは棲み分けをする
    3 人の流動性を保つ
    4 ゆるさを保つ
    5 自分が主催者になる
    6 空間をキープする
    7 ようがなくても気軽に集まれるといい
    8 みんなで一緒にすることがあるといい
    9 人の悪口はほどほどにする
    10 滅びたらまた新しいのを作ればいい

    「家族の絆」なんてものは「お金持ち以外は家の中で大人しくしていなさい」というのと「女性は家の中で大人しくしていなさい」というのに支えられていただけ

    人生の時間軸を横に倒せ

    都会も田舎もどちらもそれぞれいいところと悪いところがある

    お金がたくさん動くことに関わると人間はいつも急かされるような気分になってしまう

    本来時間というのは人間を追いかけたりするものではなくて、それぞれの人が何かをするときに持っているそれぞれのペースのことだ


    気になるフレーズがたくさんあってまとめられないので、とりあえず抜き書き。

  • ゆるく生きていくヒントが得られました。
    phaさんの本はいいゆるさがあって、安心して読めます。

  • 筆者はなるべく働きたくないそうだけど、決して怠け者ではないし、完全なニートでもない。
    ギークハウスプロジェクトを立ち上げたり、和歌山県熊野地方の山の中に一軒家を借りて東京と行ったり来たりと楽しそうだ。
    ゆるいコミュニティを主催しながら、使えるものは全て使って生き延びていくような気がする。
    巻末の「ゆるく生きるためのブックガイド」に掲載されている本は24冊。読書家でもある。

  • 30代になり、当たり前に子供が出来ると思っていた頃から時間が経ち、だんだんと不安になっていた。
    でも、改めてなぜ子供が欲しいのかと考えた時、みんなが持ってるから、幸せの代名詞だからということだとだんだん気づいていた。
    本音をいえば、子供はもともと苦手なものだ。
    実際本当に必要なんだろうか。

    ただ、この感覚はいいのか悪いのかわからない部分があったけど、この本を読んで、人は遺伝子を残すだけの生き物ではないということや、文化を残すことにも同じだけ価値があること、何も残さなくったって自分が幸せで死んでいけたらそれで十分なんだという勇気をもらった。

    自分の幸せを感じる能力は日々の仕事で鈍くなっている。
    仕事ではなく、人生の幸せを今一度考えてみたい。

  • ふつうの人生を歩んでいる人が読めば、かなり視野を広げられると思われる1冊。

  • 2015年5月26日発売

    前回の著書『ニートの歩き方』より3年経って発売された本。『ニートの歩き方』はそれこそニート向けに書かれていたが、今回著者はもっと対象を幅広く意識して書かれたとのことだ。その対象というのは「真っ当な生き方をしているが苦しんでいる人」もしくは「真っ当な生き方しないといけないと苦しんでいる人」という感じだろう。まさに自分自身に向けて書かれた本のようだった。「変化の激しい時代でそれにあった生き方ができないでいる」そんな人が日本には沢山いる(私もその一人)から、著者の生き方に惹かれていくのだと感じた。そしてこの本にはその苦しみから解放されるための具体的な方法が丁寧に書かれている。

    著者は本著の中で本を読むことを勧めている。本によって得られた知識が今の時代がどういう時代なのか知ることができたのだろう。著者の感じる違和感を本が肯定してくれたように、私が本著を読んで自信を持てた。きっとミームが起きたのだろう。

    本著のような考え方をみんなが持てたらきっと楽しいし、成熟してしまった日本がさらに発展する方法だと思う。しかし本著で述べているように変化はすぐには起きない。でも確実にミームしながらゆっくりと変わって行くのだろう。だから自信を持って生きていいんだと思える1冊。

  • 1人暮らしが好きで、誰かと暮らすの無理という気持ちが大きかったけど、誰かとシェアしたほうが楽な部分があるのはわかるし、フィッシャーズが同じ階に集まって住んでいるみたいに、コミュニティを築くのはアリかなと思えてきた
    実際私も幼馴染の家や管理人さんのお世話になってきたし
    多拠点生活デフォはいいなぁ、最近田舎で思うことあったし
    人の入れ替わりがあるけど常に誰かいるコミュニティっていいな

  • 著者の考え方に共感できるところが多く、救われる言葉も沢山あった。度々人生や今後についてネガティブに考え込んでしまうことがあるけれど、このくらいゆるい気持ちで生きていてもいいんだなと少し楽になった。

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著者プロフィール

ファ 作家。

「2024年 『究極の学び場 京大吉田寮』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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