持たない幸福論 働きたくない、家族を作らない、お金に縛られない
- 幻冬舎 (2015年5月27日発売)
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感想 : 110件
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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784344027688
みんなの感想まとめ
人間関係や居場所の作り方についての新たな視点が得られる本で、特に「ゆるさ」を大切にする考え方が印象的です。読者は、複数の場所に顔を出し、合わない人とは距離を置くことで、より自分らしい人間関係を築くヒン...
感想・レビュー・書評
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書いた
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居場所の作り方、仲間の集め方のコツ
1 複数の場所に顔を出す
2 合わない人とは棲み分けをする
3 人の流動性を保つ
4 ゆるさを保つ
5 自分が主催者になる
6 空間をキープする
7 ようがなくても気軽に集まれるといい
8 みんなで一緒にすることがあるといい
9 人の悪口はほどほどにする
10 滅びたらまた新しいのを作ればいい
「家族の絆」なんてものは「お金持ち以外は家の中で大人しくしていなさい」というのと「女性は家の中で大人しくしていなさい」というのに支えられていただけ
人生の時間軸を横に倒せ
都会も田舎もどちらもそれぞれいいところと悪いところがある
お金がたくさん動くことに関わると人間はいつも急かされるような気分になってしまう
本来時間というのは人間を追いかけたりするものではなくて、それぞれの人が何かをするときに持っているそれぞれのペースのことだ
気になるフレーズがたくさんあってまとめられないので、とりあえず抜き書き。 -
ゆるく生きていくヒントが得られました。
phaさんの本はいいゆるさがあって、安心して読めます。 -
30代になり、当たり前に子供が出来ると思っていた頃から時間が経ち、だんだんと不安になっていた。
でも、改めてなぜ子供が欲しいのかと考えた時、みんなが持ってるから、幸せの代名詞だからということだとだんだん気づいていた。
本音をいえば、子供はもともと苦手なものだ。
実際本当に必要なんだろうか。
ただ、この感覚はいいのか悪いのかわからない部分があったけど、この本を読んで、人は遺伝子を残すだけの生き物ではないということや、文化を残すことにも同じだけ価値があること、何も残さなくったって自分が幸せで死んでいけたらそれで十分なんだという勇気をもらった。
自分の幸せを感じる能力は日々の仕事で鈍くなっている。
仕事ではなく、人生の幸せを今一度考えてみたい。 -
図書館・古本・散歩が趣味で、働きたくない所が共通しているし、内容的には共感できる。(ゲームには興味がないので、その代わり映画とかTVになるが)自分の生き方を文書化で整理してくれたという印象もある。が、決定的に違う所は「人との繋がり」で、それを持たない幸福論というのは著者的にはありえないようだ。
「人との繋がり」は面倒なのに、著者はよくこんな面倒な活動をしているなと思う。実際、寄って来る人の中にはオカシナ人もいて拒絶する事もあるらしい。そりゃそうだろう。人をマネジメントするというのはスゴイ面倒だと思うのだが、それでも「人との繋がり」をキープしていかないと幸福なれないというのは、ジレンマかなと思う。
京大での寮生活が著者の原点でありベースにあるから、集団生活への抵抗がないのだろうけど、自分には耐えられないな。 -
筆者はなるべく働きたくないそうだけど、決して怠け者ではないし、完全なニートでもない。
ギークハウスプロジェクトを立ち上げたり、和歌山県熊野地方の山の中に一軒家を借りて東京と行ったり来たりと楽しそうだ。
ゆるいコミュニティを主催しながら、使えるものは全て使って生き延びていくような気がする。
巻末の「ゆるく生きるためのブックガイド」に掲載されている本は24冊。読書家でもある。 -
ふつうの人生を歩んでいる人が読めば、かなり視野を広げられると思われる1冊。
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2015年5月26日発売
前回の著書『ニートの歩き方』より3年経って発売された本。『ニートの歩き方』はそれこそニート向けに書かれていたが、今回著者はもっと対象を幅広く意識して書かれたとのことだ。その対象というのは「真っ当な生き方をしているが苦しんでいる人」もしくは「真っ当な生き方しないといけないと苦しんでいる人」という感じだろう。まさに自分自身に向けて書かれた本のようだった。「変化の激しい時代でそれにあった生き方ができないでいる」そんな人が日本には沢山いる(私もその一人)から、著者の生き方に惹かれていくのだと感じた。そしてこの本にはその苦しみから解放されるための具体的な方法が丁寧に書かれている。
著者は本著の中で本を読むことを勧めている。本によって得られた知識が今の時代がどういう時代なのか知ることができたのだろう。著者の感じる違和感を本が肯定してくれたように、私が本著を読んで自信を持てた。きっとミームが起きたのだろう。
本著のような考え方をみんなが持てたらきっと楽しいし、成熟してしまった日本がさらに発展する方法だと思う。しかし本著で述べているように変化はすぐには起きない。でも確実にミームしながらゆっくりと変わって行くのだろう。だから自信を持って生きていいんだと思える1冊。 -
再読
この人は、コミュニケーションや人の輪に入るのが苦痛ってタイプじゃないからやっていけてるんじゃないかなあ。
最初にこれを読んだ時はまだ自分もそこそこネット好きだったけど、ネット嫌いになっちゃった今はどうすればいいんだろう。
ーーこの後の『パーティーが終わって、中年が始まる』の方が自分は共感できそう。
どんなシステムも一長一短だよね。
「生きるのがつらい人が多い時代だ」それと同時に「今は今までの歴史の中で一番なんでもできる自由な時代だ」
「まだまだ「普通」と見られるわけじゃないけど、「変な人だけど、まあそういう人もいるよね」くらいの感じに少しずつなりつつある。」
この本が出版されてからもう10年経ってるのか…。
コロナ後になって、世の中はさらに変わったりしたのかな?今また保守的な価値観に戻りつつある気もする…。
「「何かやらないと時間がもったいない!」とか言う人は、単に体力が余ってるだけなんじゃないか」「なんでもいいから動き回って体力を消耗させて、ちょっと何かをやった気分になれればそれで満足するものだ。」
自分も体力無いから、色々やらなきゃ/やりなさい!て言う人に対して、は?と思ってたけど、これ読んで納得した。
「宇宙から見ればどうでもいい」
「別に目まぐるしく大量に出版される新刊を追いかけなくても、ー略ーお金をかけずに面白い本をいくらでも読むことができる。図書館の大きな本棚の前に立つたびに僕はいつも、まだまだ読んでない面白い本がこの世界には無数にあってすごく豊かで嬉しいという気持ちと、「これは一生かけても全部読みきれないだろうな……」という悔しい気持ちとを二つ同時に感じて複雑な気分になる。」
いっぱい本ありすぎて読みきれない事実に、病みそうになるよね。
結局、自分の価値観をはっきりさせることが大事みたい。 -
もともとphaさんの『パーティが終わって、中年が始まる』が読みたくて、せっかくならそこに至る前の本も一緒に読みたいなと思って購入。
文章はすごく読みやすくて柔らかくて、本当にするすると読めたし、phaさんが普段からたくさん考えている人なんだろうなあというのが伝わってきた。
これが正解と強く勧めるわけではなく、僕はこう思う、こういう考えもありなんじゃないか、という、世の中の多数派とは異なったあり方をローテンションでトントンと置いて行ってくれる感じが、視界が狭まった時に読むと静かに勇気づけてくれる本だと思う。
私は最近まさに視界が狭まっていて、自分の感情と異なる価値観に縛られて苦しくなっていたから、これを読んでかなり心の荷が降りるような気持ちになった。
自分が最近人生で悩んでいたことと似たようなことを、すでに考え尽くしてくれた先人がいるんだなあと思いつつ、それを言語化して教えてもらえるのが本の良さだと改めて感じた。
ただ、読んでいるとこのゆるりとした生き方に過度に憧れた選択をしてしまいそうな怖さがあって、だからこそ、このあと『パーティが終わって、中年が始まる』を読めるのがすごく贅沢だなと思う。
多数派の生き方は、選んだ先の未来がある程度想像できる安心感がある。一方で、本作でも触れられていたように、生き方が多様化しはじめたのはまだ最近で、少し違う選択をした人たちの「その後」は、まだ十分に語られていない。
だからこそ、この考えで動いた著者が実際もう数年後どう感じてるのかが読めるのが楽しみ。
でも、この後がどうであれ、今作自体は生き方の視野とガチガチになった頭をふわっと少し広げてくれるような本だと思う。
読めてよかった。もう一冊読んだ上でまた感想もアップデートしたい。 -
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人生色んな選択肢があるなと思った
縛られずにのんびり過ごすこともできるのだと可能性を感じた
人は寂しがり屋なのはとても共感した
どこに依存するか色んなコミュニティーを作って分散させることが大事だと思った -
1人暮らしが好きで、誰かと暮らすの無理という気持ちが大きかったけど、誰かとシェアしたほうが楽な部分があるのはわかるし、フィッシャーズが同じ階に集まって住んでいるみたいに、コミュニティを築くのはアリかなと思えてきた
実際私も幼馴染の家や管理人さんのお世話になってきたし
多拠点生活デフォはいいなぁ、最近田舎で思うことあったし
人の入れ替わりがあるけど常に誰かいるコミュニティっていいな -
著者の考え方に共感できるところが多く、救われる言葉も沢山あった。度々人生や今後についてネガティブに考え込んでしまうことがあるけれど、このくらいゆるい気持ちで生きていてもいいんだなと少し楽になった。
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読みやすく簡単に書いてあるが、結局人付き合いが好きなひとの生き方で、私にはハードルが高い。
難しく考えずにゆるくやって行けばいいんだということはわかった。 -
自分の中でモヤモヤしていた事が解けた気分。共感出来る事が多く、今後の人生に於て参考にしたい。他人に惑わされず自分基準でシンプルに生きることの大切さを学んだ。今の時代、本当に情報が多過ぎて処理が追いつかず、常にオーバーフロー状態。追われる日々から脱出したい。「しないことリスト」も読んでみたいと思う。
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・生きるのにおいて大事なことは
「一人で孤立せずに社会や他人とのつながりを持ち続けること」
「自分が何を好きか、何をしているときに一番充実感や幸せを感じられるかを把握すること」
・お金をかけずに生活を楽しむコツは一度身に着ければ一生残る資産。読書と料理はおすすめ。
・お金をかけなくても生活を楽しむノウハウをある程度お金に余裕があるうちに身に着けておく
・自分が安心していられる場所を複数つくる、複数の場所に顔をだしておく。流動的にゆるい関係をたもつ。自分が主催してみる -
前にも読んだことあるこの著者。pha(ファ)さん。
京大卒元ニートでちょっとメディアには出てたりしてる人です。
今は軽く文書いたりブログの広告で軽く収入を得たりとゆるく生きてる人です。
結婚すること、家族を築くこと、就職してしっかり働く人を否定しているわけではなくてそれが幸せと感じるならすればいい。
要はどうしていることが幸せなのか、価値観や多様性を確認するための本だと思います。
最近僕もわかってきた気はしてます。
ちょっと稼ぎたくなったらいろいろばーと考えてまたちょっと疲れてこんなもんでいいかと思ったり、家で1人で映画観たり、F1観たり、ボクシング観たり、本読んだり、たまに誰か来たり、美容師なのでお客さんと毎日顔を合わせるので寂しさを感じることはないし、外にお酒を飲みにもよく行くので誰かと会うので寂しさはないです。
いい服を着ることに幸せを感じる人もそうじゃない人もいます。
みんな幸せはばらばらです。
ただこの本だけ読んで全部辞めちゃおうは違うと思います。
あくまでphaさんは京大卒で地頭もあるし、SNSやブログで発信力もある方なのでみんながみんなこんな風にはなると思いません。
あくまで自分の価値観見つけましょうという本です。 -
自分の居場所(コミュニティ)を自ら作る、という発想が新しい発見だった。私の居場所は会社と家庭でしかなく、不満をたらたら言いながらも、何となく居心地がよくて、それ以外の居場所の必要性を感じなかった。それに、会社も家庭もとても効率的で受身でいられて楽だったのだ。コミュニティーを主体的に作っていくなんて発想もなかったし、ただでさえ疲れていて精神的にハードルが高かったかもしれない。あえて言えば、出産後のママ友づくりがコミュニティを作る新しい挑戦だったかもしれない。
今の居場所にある程度満足はしているものの、会社での人間関係には悩みまくり、不満もある。居場所はあるが、自分の気持ちが尊重される場所ではないかもしれない。かといってすぐに会社を辞める決断はできない。経済的困窮に陥るかもしれないという危うい立場を受け入れられそうにない。とりあえず家庭以外の居場所がある、そのコミュニティを維持するためという目的で会社に行ってもいいかもしれない。 -
割と面白かった。
インターネット論の人って感じ
会社員なだけが選択しではないですよね -
読み手によって評価が二分する本だと思う。
あと最初に言っておきたいのがこの本は決してノマド的な生き方の指南をしているわけではないということ(レビューにそこを期待している人がいた)。
私も著者のような生き方を体現している一人で、そのような生き方をしようと思ってしたのではないことは確かなのだが、ゆえに共感できる部分が多かった。
営利企業に努めて働けるだけ働き、稼げるだけ稼ぐことをよしとする思想で育てられ、育ってきた人には理解不能でしょうし、ただの負け犬の遠吠えにしか聞こえないようなこともあると思います。
この本を一言で良い表すならば、「京大出身で読書好きな語彙力と知的バックグラウンドの豊富な人間が資本主義社会からはみ出た人生の送り方を個別具体的な例を上げて紹介する本」でしょうか。
よってこのような人生を送っている人は古今東西いたとは思いますが、わかりやすい表現で書籍化した例はそこまで多くはないと思います。
この本の良い点は著者の主観で進めていても、引用はしていなくてもその考え方には今まで存分に論点となってきた事象が含まれている点です。
例えば著者の考えにはマルクス主義も含まれていますが、実際マルクスの話はでてきません。でも資本論(その他資本論解説書など)を読むと、著者の考えに共通するものがあります。
おそらく資本論の類を読んだことがあるとは思うのですが、それを作品の中では引用していないのです。
このような部分は多少ありまして、「この話他の本で読んだことあるな」がそこそこありました。
よって「具体的に何をどう主張したいの?」という疑問にストレートに回答していく作りになっておらず、ダラダラと話が続くため最初に述べたとおり読み手を選びます。
が興味があれば読んでみても損はないと思います。
京大出身か、頭脳明晰か、といったものは多少は話題にはなると思いますが、この本が注目されるのは実際に年収100万くらいでも十分に自活しようと思えばできることを体現していることが最大の要因でしょう。
サークル、インターネットなどといった著者のいうお金以外の「ツール」を活用することで「協力」しながら生きていっているという事実がこの本に作品としての価値を与えているのだと思います。
個人的な意見として、著者の言うように現代も歴史の流れの一つであり、今後も十分に変わっていく、その転換期の最中なのだから、生き方、働き方も多様化してもいいのではないかな、と思います。
この本が好きな人におすすめの本
著者プロフィール
phaの作品

とっても良かった。
自由に生きるための思想を感じました。
phaさんがブクログにいたとは!
バタイユの経済学『...
とっても良かった。
自由に生きるための思想を感じました。
phaさんがブクログにいたとは!
バタイユの経済学『呪われた部分』の書評を読んでて、phaさんが書かれた書評を見つけて、ビックリ。
本棚を拝見したら、いくつか共通の本がありますね。
中島らもさんが好きなんですね。
鶴見済さんとか、私も大好きです。
スマナサーラさんの本とか。
私が知らなかった本もいっぱいあるので、これから、読んでみたいです。
これからも、phaさんの本棚を参照させてもらいますね。
片っ端からメモりながら読破しましたー。
これは、「幸せに生きる方法」ですね。
これ...
片っ端からメモりながら読破しましたー。
これは、「幸せに生きる方法」ですね。
これくらいラクに生きれたら、幸せだろうな。