最高知「古典」に学ぶ、成功の戦略 仕事と人生の武器になる48の発想術

  • 幻冬舎 (2015年6月11日発売)
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本 ・本 (216ページ) / ISBN・EAN: 9784344027749

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    ・死地に陥れて、然る後に生く
    絶体絶命の危機に陥って始めて本気で戦うという意味

    ・将に五危あり
    1.必死は殺され
    意味:決死の覚悟だけを持ち駆け引きを知らないでいるのは、殺される
    現代訳:自分の成績を上げることばかりに気を取られてはいけない。

    2.必死は虜にされ
    意味:生きることばかり考えて勇気に欠けているのは捕虜にされる
    現代訳:責任逃れに終始し自分の生き残りを図ってはいけない

    3.分速は侮られ
    意味:気短で怒りっぽいのは侮られる
    現代訳:理不尽に怒鳴り散らすパワハラはいけない

    4.廉潔は辱められ
    意味:利欲がなくて清廉なのは辱められる
    現代訳:清廉潔白で生真面目過ぎるのはいけない

    5.愛民は煩わさる
    意味:民や兵士を愛すると苦労する
    現代訳:部下をきちんと叱り、指導できないのはいけない

  • 今どきこんな本があるとは。ちょっと古典の知識のあるおじさんが語る牽強付会の本。

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著者プロフィール

1954年、兵庫県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。77年、第一勧業銀行(現・みずほ銀行)入行。人事、広報等を経て、築地支店長時代の2002年に『非情銀行』(新潮社)で作家デビュー。03年、49歳で同行を退職し、執筆生活に入る。その後、日本振興銀行の社長就任、破綻処理など波瀾万丈な50代を過ごす。現在は作家、コメンテーターとしても活躍。著書に『失格社員』(新潮文庫)、『ラストチャンス 再生請負人』(講談社文庫)、『我、弁明せず』『成り上がり』『怪物商人』『翼、ふたたび』(以上、PHP文芸文庫)、『50代の壁』(PHP文庫)など多数。

「2023年 『使える!貞観政要』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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