人魚の眠る家

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 3947
レビュー : 613
  • Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344028500

感想・レビュー・書評

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  • 読みたかった本がやっと借りれて、読めた。
    映画も見てみたい。
    本だけでもすんなり心に入ってくる内容。一気に全部読めた。
    映画では篠原涼子だけど、あたしのイメージでは竹内結子だったなぁ
    臓器移植
    語るのは難しいしよく分かってもいないけど、ほんと日本は遅れているなと思う
    ただ読んでいっても誰の気持ちも共感できる、どの人の気持ちにもなれる、深い話。
    あと、こんな風に気持ちを押しつけないでいい、誰の考えも尊重したらいいって風になったのは最近だなぁって。

  • 播磨はりま
    和昌
    生人
    星野
    祐也ゆうや
    川嶋
    真緒まお
    美晴みはる
    千鶴子ちづこ
    若葉わかば
    進藤
    榎田
    播磨み
    宗吾

  • 身内が同じような状態になったときに果たして脳死を受け入れられるのか…。死の定義について考えさせられる一冊だった。
    テーマが重く内容も途中までは重苦しいが、個人的には読後感は凄く良かった。

  • 先日バスをので、80代のおばあさんが60代の息子さんを連れていることを見えた。息子さんは知能障害があるみたいだ。ずっと大きい声で騒でいた。母親として辛いなぁって。今改めて考えたら、きっと自分の子を一所懸命に保護するのは、母親という人だろう。

  • ・母の偉大さ
    ・人の死とは
    ・価値観の違いを認める必要

    を感じた、考えさせられた一冊

  • 『この世には狂ってでも守らなきゃいけないものがある。
    そして子供のために狂えるのは母親だけなの。』

    この言葉にじん、と胸が熱くなった。
    一見恐ろしいまでに娘の生死に執着する母親のエゴのようにも思える話だが、終盤のこの台詞で、それが母性をもつ母親として当たり前の行動のように思えた。

    まさか自分の娘がこんなことになるなんて。
    そんな未来実際に起こることなのか想像もできないほど恐ろしい。
    だから私はきっと薫子の気持ちは本当にはわからない。
    だけど、瑞穂は本当に幸せな子だったはずだ。
    こんなにも母親から愛されて。そして薫子はやはり強い、理想の母親だとも思った。

    愛情、という不確かで形の見えないものはそれだけで救われることもあるけど、簡単に歪んでもしまう。
    親子の愛情というのはなによりも言葉にするのが難しいように思える。だからこそ尊い。
    人は誰しも母性を必要としていて、それがなければ生きられない存在なのだそうだ。
    その母性という形は人それぞれで、普通なんてものはない、と断言できると思う。
    どんな親子だって、どこか狂っていて、どこか変で、それでもちゃんと家族なのだ。
    薫子の行動は異常で、周りに迷惑だったかもしれない。だけど、その行動は母親としては正しかったのだと、この言葉でそれまでの苦しかった話が救われ、温かく受け入れることができると思えたのだった。

    また、脳死についてもじっくり考えさせられる話だった。脳死とは実際に起こっている症状で、空想のものではない。心臓が動いているのに目を覚まさない、まるで眠っているだけのように見えるその状態を死と受け入れるか、生と受け入れるかー。もし今どう思うかと聞かれても、やはり白黒つけるのは難しい問題だと思う。命とはこの世で何よりも大切なもので、人に決めつけられるものではないから。だからこそ、残された家族は辛い。そして実際この世界のどこかにこのような家族がいるのだと思うと、言葉にできないほどに辛かった。

    まるで謎が解けていくかのような伏線のはりかたに、終盤は夢中で読み進めた。さすが、東野圭吾。
    本当にいい作品だったので、ぜひ映画のほうも見てみようと思う。

  • 「この世には狂ってでも守らないといけないものがある」という帯の一文に惹かれて購入。
    あらすじを読み、ただ登場人物達がどんな結末にたどり着くのか気になったので読み進めたが、全員が誰かの幸せを願って行動しても、それは同じゴールには向かないんだなと改めて思わせる作品だった。個人的には読みやすかった。
    読了後、物語とは別に自分が狂ってでも守らなきゃならないものは何かを考えた。
    映画も良かったと思う。

  • 個人的にはただの自己満足ではなく、母にしかない繋がりはある。誰にもわかり得ない真実を見極め、やりきったと信じたい。
    しかし正直暗すぎる。つらすぎる。

  • 子を思う親の気持ちはわかるが、この作品に共感するのは少しむずかしい。

  • 「生と死の定義」・「移植手術の可否判断」など一貫して重いテーマで進んでいく。幻想的なプロローグはストーリーと好対照。

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著者プロフィール

東野圭吾(ひがしの けいご)
1958年大阪市生野区生まれ。大阪府立大学工学部電気工学科卒。大学在学中はアーチェリー部主将を務める。1981年に日本電装株式会社(現デンソー)にエンジニアとして入社し、勤務の傍ら推理小説を執筆する。1985年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞し、小説家としてのキャリアをスタート。2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木三十五賞を受賞。2013年『夢幻花』では第26回柴田錬三郎賞を受賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞受賞。現在、直木三十五賞選考委員を務めている。代表作としてガリレオ・新参者シリーズに加え、映画化された『手紙』『ラプラスの魔女』。ほかにもテレビドラマ・映画化された作品が多い。2018-19年の作品では、『人魚の眠る家』、『マスカレード・ホテル』、『ダイイング・アイ』、そして今後の映画化作として玉森裕太、吉岡里帆、染谷将太らの共演作『パラレルワールド・ラブストーリー』(2019年5月31日映画公開)がある。なお、中国で『ナミヤ雑貨店の奇蹟-再生-』が舞台化・映画化され、映画はジャッキー・チェンが西田敏行と同じ雑貨店店主役で出演する。2019年7月5日、「令和」初の最新書き下ろし長編ミステリー『希望の糸』を刊行。

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